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昔の映画感想

最近見た映画、ビデオの感想、まだ見ぬ映画ぜひ見てみたい

イントウ、ダークネス 先に見た方のコメントです。
非常事態に見舞われる惑星連邦軍戦艦USSケルヴィンの中で生を受けたジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)。この時彼の父は、自らが犠牲となり800人のクルーを救った。22年後、青年カークは、未だ将来を見出せずにいた。ある日、父の壮絶な最期を知る惑星連邦艦隊のパイク(ブルース・グリーンウッド)と出会い、艦隊に志願。3年後、緊急事態の発生で同期の仲間たちが出動していく中、謹慎中のために待機となるカークだったが、友人ボーンズ(カール・アーバン)の機転でUSSエンタープライズに潜り込む。そこには、サブ・リーダーとして搭乗しているバルカン人と地球人の混血、スポック(ザガリー・クイント)もいた。互いに相 容れない存在として、以来ことあるごとに対立してしまうが・・。


思いの外、スポックとカークの友情というか関わりに重きが置いてあって、人間ドラマとしてもすごく面白かったです。男同士の友情ものに弱い(大好き)私。予想外に感激と感動を味わいました♪ ちょっとストーリー展開に無理があるか?というところもあったんですが、そんなの気にならなくなっちゃうくらい面白かったです。




新しいスタッフ、どちらも若いねえーーー、でも雰囲気は似てるかな?いや、ちょっと無理あるかな?
テレビドラマの方のキャスト 
今回の映画のキャスト
ドラマの方のスポック(レナード・ニモイ)が出てきたのも、すっごく嬉しかった

スター・トレック初心者に最適の映画がある。 当初日本では「宇宙大作戦」と呼ばれた、スター・トレックの最初のシリーズ。ファンはTOS(The Original Series)と愛情を込めて呼ぶ。その登場人物と宇宙船の造形、魅力的なストーリーは、続くほかのシリーズでも何度となく語られている。特に、ジェームズ・T・カーク、ミスター・スポック、ドクター・マッコイの3人の存在は大きい。

今回公開される「スター・トレック」は、この3人の最初の出会いを中心に進む。

テレビシリーズでは、カークは最初から艦長(TOSでは船長)だ。スポックは最初から副長、マッコイは船医という立場。しかし、映画「スター・トレック」はその3人がまだそうなっていないときを描く。
 なぜカークは最初からキャプテンとしての資質があったのか。映画シリーズでは、「コバヤシ丸」というエピソードがある。宇宙艦隊の育生組織であるスターフリート・アカデミーにおける訓練プログラムに、コバヤシマル・シミュレーションというのが出てくるのだが、その経緯をどういう形でクリアしたのか、という部分は古いトレッキー(スター・トレックのファン)を満足させてくれるだろう。

TOSや続くシリーズでは描かれていなかった、カークの父親のストーリー。U.S.S.エンタープライズ号の前任の艦長であった*クリストファー・パイクからカークがどのような形で艦長を引き継いだのか。その謎がこの映画で解き明かされる。

また、人間とヴァルカン人との混血であるスポックが、まだ論理だけでは自分を抑えられない時期、そして母親とのエピソードも描かれているのだ。ちなみに母親役はウィノナ・ライダー。

若かりし頃のスポックを演じているのが、テレビシリーズ「HEROES」で悪役サイラーであるザッカリー・クイント。ちょっと鼻の下が長い特徴のある顔立ちで、眉で演技をするちょっとユニークな俳優なのだが、トレイラーで彼のスポックぶりをみて、「ああ、これはもうシリーズでいける」と確信した。

 もう彼以外のスポックはありえない。初代スポックのレナード・ニモイはよい後継者に恵まれた。

 新しいカークはたしかにカークだし、マッコイもまあまあ。ウフーラは美人すぎるけどそれはそれでよい。ヒカル・スールーは日本人でないのは残念だが、最初からフェンシングの見せ場があるし、演技に力がある。スコッティーも雰囲気がでている。宇宙へ旅立ったジェームズ・ドゥーアンも喜んでいることだろう

 SFXやクリーチャーはJ・J・エイブラムズっぽさがでて笑ってしまうところがあるのだが、トレッキーの気持ちを逆なでしたり、デザインセンスを大きく逸脱するところはなかったように思う。

 古いファンは安心してこの「スター・トレック」を見るといい。タイムライン、転送、復讐、といったスター・トレック特有のフックは見事に生かされている。新しい人は、ここからスタートして、TOSの名作をいくつかと、映画シリーズをみて、次世代のシリーズである「The Next Generation」(新スター・トレック)、最高傑作との呼び声も高い「Deep Space Nine」などをこれから見ていくことができる。なんとしあわせなことだろう。

宇宙……。それは人類に残された最後の開拓地である。そこには人類の想像を絶する 新しい文明、新しい生命が待ち受けているに違いない。これは宇宙船U.S.S.エンタープライズ号が人類最初の試みとして5年間の調査飛行に飛び立つ前の、驚異に満ちた物語である。

マンオブスティール 新しいスーパーマン、ちょっと濃い顔かな?でも家内は男前だ、と言っていた。そうかな?僕はもっと素直な感じが良いと思うけどなあーーー・。



■ ストーリー
あなたは知っているだろうか。史上最高のヒーローを。すべての戦うキャラクターの中で、圧倒的な人気を誇り続ける不動の男を。――それこそが、スーパーマンだ。ヒーローと名のつく男たちは大勢いても、ナンバーワンは、世界にスーパーマンしかいない。そんな最強ヒーローの誕生秘話が、この夏、初めて明かされる。これまで一度も描かれることのなかった核心のストーリー。新たなるスーパーマンの物語が、いよいよここからスタートする。

ひとりの心弱い青年が、いかにして最強のスーパーヒーローになったのか? ヒーロー以前の知られざる物語が、今回初めて描かれる。誰もが皆、はじめから勇者だったわけではない。無敵の能力をそなえながら弱い心を抱えた青年が、戦えない男から、本物の強さをまとった「マン・オブ・スティール=鋼の男」になるために乗り越えなければならなかった試練の道のりとは? 新スーパーマンは、「ダークナイト」「インセプション」のクリストファー・ノーランと、「300<スリーハンドレッド>」のザック・スナイダーという、二人の偉才に託された。ここから始まる新しい物語、それにふさわしく一新されたデザインと、斬新なアクション、目を見張る映像。まだ誰も見たことのないスーパーマンワールドで、新スーパーマンを演じるのは、美しすぎる英国人俳優ヘンリー・カビウル。ヒーロー誕生の歴史的瞬間を目撃せよ。
世界公開を直前に控え、本作でスーパーマン(クラーク・ケント)に抜擢されたヘンリー・カビルは、「本当に有名なキャラクターで、シンボルでもあるスーパーマンを演じられたのは非常に幸運です。役が決まった時の興奮は一生忘れられないと思います。大きなプレッシャーも感じましたが、成功を信じてがんばりました」と大役を務めた心のうちを明かした。

また、「今は公開を待っていますが、世界中で公開され、関係者が期待しているような成功を納めたら、やはり自分のまわりの世界が変わってしまうかもしれません。しかし、それは悪い意味ではなく、人生がもっと豊かになるのではないかと期待しています」と本作公開に向けてその成功への期待を語った。

そして最後に、「今まで観たことのないような圧倒的な映像と深いドラマを併せ持った、大変素晴らしい映画です。是非、スクリーンでご覧ください!」と、日本に向けてのメッセージを送っている。
ダビンチ.コード 疲れて遅くなったが、家内が借りてくれてたので見ました。

幕開けから、追いかけられる場面。
そして撃たれる。しかし、息がある間にいろんな細工をする。
しかし、そんな時間あるんかあーー。
血まみれで息も絶え絶えなのにーー。
いや、これは犯人がやったのか?でも話の内容からすると撃たれた本人が
メッセージを残すために、必死で表わしたもののよう?
ちょっとわからんーー。
突然入ってきた女性。
謎解きの連続、それを追いかける犯人を決め付けてる警部。
厳重な貸し金庫にしまってあるダビンチの秘密のメッセージ。
何年もの間、それを受け取りに来る人物を待っていた管理人が
実は敵?の仲間だった。
追われてる主人公を逃がす振りしてまた襲おうとしている。
旧友のはずの老人が出てくるが、これがまた一筋縄でいかないと
即分かる配役。
何だかうまくことが運びすぎる展開ーー。
で、最後はハッピーエンドーーかな?
キリストの根底を覆す内容をもしもーー、という仮定で進めていく展開。
史事に基づいた話なんだろうが、あくまでもしそうだったら、という仮定なんでしょうか?
で、これでどうなん?世界観が変わるのか?
その割には今は巷であまり騒がれてない。
世の中平和なのか?そんな事今さら言っても仕方ないじゃん!ってことかな?
不可解で、謎に包まれたかなり込み入った物語のような予告でしたが、
見るとすんなりと安心して見てられる。
もうちょっとハラハラする場面があってもよかったんじゃないかなあと思う。

後で家内に聞くと、世界中で上映禁止になった国もあるそうで、宗教色の強いところは、そうなんでしょうね。
インヴィンシブル栄光へのタッチダウン 不況であえぐ下町の労慟者達の唯一の楽しみは仲間と一緒に駐車場の敷地でフットボールのまねごとをすることぐらいでした。ホームのチーム、イーグルスは連敗続きで、新しい大学のコーチを迎え、新人を募集します。
パパーリ(マークヲルバーグ)は仕事が無いためバーの友人に雇ってもらい、何とか生活していましたが、奥さんは出て行ってしまい、一人身です。そのバーの甥っ子がやってきいますが、女の子でした。パパーリもその子もなんとなく気が合います。彼女も失恋したばかり、相手は妻帯者だったのです。

パパーリは皆の薦めもあってひそかに新人テストに応募し、見事に合格。黙っていてニュースで驚かせます。
しかし、なかなか、身体が小さく出番が回りません。プロテクターを軽量に替え、コーチの「ぶっ壊されるぞ」と言う助言も聞かず、快足で皆を圧倒します。
やっとのことで出番がきますが、ゴール寸前で足がすくみまた負けました。
「何やってんだ、みなの反対を押し切ってお前を起用したんだぞ!」と言うコーチ。
みなの期待に応えられず、自己嫌悪に陥ります。監督も同じくです。でもその奥さんがダメだったら、故郷に帰ってこれる、気楽になれるって思えばいいでしょう。
マークを選んだのも、あなたと同じ闘志を持ってるからでしょう、頑張って!」と前向きに励まします。
そう、監督と同い年の30歳で、本当なら選手生命ではかなり無理な年でした。

さあ、シーズン開幕戦、しかし、惜しくも初戦敗退します。
パパーリは以前の仲間の遊びフットボールに参加し、皆も良いのか、と驚きますが、楽しく雨の中、ドロンコになって楽しみます。
アパートに帰ると彼女が以前言われたこと、急だったから、その返事をしに来たの。
その唇をキスでふさぎます。
彼女も、じゃあ後で、聞いて。とアパートに入ります。

さて、第二戦目、皆の期待も限界です。、スポンサーもあきれています。

監督は言います。自分達のためじゃない、不況であえぐこの町の皆のために、唯一のその希望のために頑張るんだ、君らの実力は敵に勝っている、あとは情熱と気力だけだ、がんばれ!!。
お〜!!と皆も気合をいれます。

さて、試合は緊迫の接戦ですが、後、数分で引き分けエンドです。

監督の安全策をパパーリは寸前で変えます。
チーム、ゾロだ!                       よし、皆もチーム、ゾロだ!と
監督は何やってんっだ!あいつら、クソ、といいます。

しかしパパーリの奇策は果敢に敵を退け、単身走りぬいて、タムリミット寸前でタッチダウン!

皆の怒涛の歓声があがり、褒め称え、ドームは最高のムードで盛り上がります。

それからチームは連戦連勝し、監督も皆を最高峰のスーパーボールまで連れて行きます。
38番パパーリは最後までチームを引っ張り、ハッピーエンドです。

引退後は奥さん(バーの甥っ子である彼女)と二人の息子さんと余生を暮らしています。

爽やかな映画でした。
シャギードック 製薬会社の弁護をしている主人公、相手はその会社に放火した疑いの学校の先生。
彼の娘はその先生の教え子で、学校の仲間と先生を救うためのデモをしています。

仕事一本の彼は家庭を省みることがありません。
奥さんや家族とも疎遠になりつつあります。

製薬会社はチベットの奥にいる300年を生きている犬を拉致します。
遺伝子を研究して不老長寿の妙薬を開発するためです。
犬の体液をウイルス化して、さまざまの動物を変態させます。
死に掛けのコブラが元気になってワンと吼えて、ふさふさのシッポが生えます。

その犬は頭もよく、伊達に300年生きていません。
体液の入った注射器を盾に逃げ出します。
そして犬嫌いの彼の家に逃げ込みます。
その犬に噛まれた彼は体調の変化を不審に思います。
裁判中に窓の猫を見て追いかけたり、舌が異常に長くなったり、投げた棒に反応したりします。

いよいよ身体も完全に犬に変身します。
でも犬になったお陰で家庭の中がよく見えます。
息子の悩みや娘の反抗の理由、奥さんのイライラなど。

改心すると同時に、間違った裁判に訴えます。
上司に進言して、裁判の判事に戻り、元弁護していた会社の研究責任者に詰め寄ります。
研究員も彼に噛まれたために犬になりかけています。
それを利用して、帽を投げ、それ、取りに行け!と
研究員は喜んで即、反応します。
法定の皆は唖然とし、よく見ると尻尾も生えています。

様々の逆境をポジティブに考え、心の平常心を取り戻して心拍数をさげると人間に戻ることを
心得て、家族とも念願のハワイ旅行に行き、仕事も判事の最高峰になります。
最後の場面ではサーフィンで大波に乗るチベット300年犬が映ります。
彼の息子がお父さん、フリスビーしようと、投げると、任せろ!と飛びついて口で受けます。

犬の習性は抜けないんですね、でも目の前で犬から人間に戻る彼を見て、ああ、そうだったの!と
分かり合える家族の絆は強いものでした。
この胸いっぱいの愛を この胸いっぱいの愛を◇05年、"この胸いっぱいの愛を"製作委員会。伊藤英明、ミムラ。20年前にタイムスリップした青年が、あこがれの女性の命を救おうと奔走する。塩田明彦監督。百貨店に勤務する比呂志(伊藤)は出張で、小学生時代に住んでいた北九州の門司を訪れた。何もかも昔のままの故郷で一人の少年に出会うが、それは20年前の比呂志だった。自分がタイムスリップしたと知った比呂志は、同じ境遇の布川(勝地涼)と臼井(宮藤官九郎)に出会う。彼らはそれぞれ20年間、心に引っ掛かっていたことを確認するため街へ出て行く。やがて比呂志は20年前の自分と同居生活を始める。そんな中、比呂志はかつて命を救うことができなかった和美(ミムラ)と再会。今度こそ彼女を救おうと奔走する。というあらすじです。

子供のとき、マドンナ的な女性っていますね。
その人が若くして死んでしまう。志半ばで、それを現実から逃げ出して、最後も逢わずに終わったとしたら、そりゃあ、心残りでしょう。

と言うことで、主人公は幼い時の自分に逃げるな!、逢いに行くんだ。と忠告します。
その彼女も、彼(未来からきた彼)に最後に逢いたい、話がしたい。と
しかし、逢うとなぜ、私だけがこんな目に合うの?どうしてなの?と繰り返すばかり。そしてあんたが代わりに死ねばいいのよ。と、まあ、自暴自棄。

人のことはほっといてくれ、関係ないだろ!と言って、しばらくしてごめんーー、悪かった、と。
そして、生きたくても、生きられない人もいるんだ。
自分から命を捨ててどうなる、手術を受けて、頑張るんだ!と

その時、彼は自分がすでに死んでいて、飛行機事故のショックで、身体と心が過去に一時的にワープしているのに気付いていたのでした。

どうして私にそうまでして、生きろと言うの?

ーーーー、あなたがーー好きだからーー、今も昔もーー。

え?と思いますが何だか分かりません。

何とか、彼女を助けたい、とオーケストラの練習場へ行って、土下さして、「自分の命と引き換えに、助けたい人がいるんです、お願いします!」と頼みます。

さて、彼女とそのお父さんを当日のコンサートに招待します。
しずかに目を瞑って演奏を聴いている彼女。

演奏が終わり、指揮者がいいます。
ここに、まだ無名ですが、優れた一人のヴァイオリニストの女性がいます。
さあ、こちらへー。と

彼女にスポットライトがあたります。

突然のことに、驚いた彼女は後ろの彼をキッと睨みます。
なぜ、こんなお節介をするの!って言わんばかりに。

隣のお父さんの「誰のためでもない、初心に返って自分のために演奏すればいいんだよ」、という言葉に励まされ、意を決してすっくと立ちあがります。

さて、演奏という時、利き腕がしびれますが、思い直して、立派にヴァイオリンを弾きます。
奏者も皆追従して伴奏します。
見事に弾き終わり、会場拍手喝さいです。

しかし、彼女は場外へ走り去ります。

後を彼は追います。

こんなんじゃダメ、もっとうまくなりたい、もっと生きたい!と泣きじゃくります。

彼女をそっと抱きしめます。
後を追ってきた幼い自分もうなずきます。分かってるんでしょうね。

場面は変わり、現代へ。

町のビジョンに、飛行機事故で行方不明の4人が見つかった。と放映されます。

坂を杖を突いて上る中年の女性がいます。

そう、彼女でした。

一命を取り留めたが、麻痺は残り身障者として生きていました。

今日の事故の放送の写真で、やっと、あれは未来から来た彼だったんだ。と気付きます。

なぜ、自分だけが生きているのか?辛い毎日ですが、明日も前を向いて生きていこう。

そう、彼が、この胸いっぱいの愛で支えてくれてるからーーー。
花田少年史 田舎育ちの活発な男の子の物語。
決して高砂部屋の物語ではありません。
少年は小学校の頃にいたずらで親にしかられ飛び出してトラックの跳ね飛ばされ、意識なし。

奇跡的に生き返って、頭はなぜか毛が生えない。
後頭部には10針ほどの傷跡が残っています。
しかし、そこから見えないものや、あらぬ声が聞こえるようになります。
近所のおばあちゃんが残した子犬の面度をみてやって、とか。子供が先に事故で死んで悲しんで自閉症になったお母さんに元気出させて、とか無理難題を言ってきます。
でも、優しく正義感のある一路(名前)は幽霊の力もあって皆、解決していきます。

シリーズで24話だったかな?結構面白い。
DVDでは言わないが、漫画では、なぜ花田少年史なのかが分かる。
それは代々おじいちゃんもお父さんも小さい頃事故にあって、その能力が備わるのでした、しかし、ある程度大きくなると能力が無くなって、そのことすら忘れてしまうのでした。
ファイアーヲール シアトルの大銀行のセキュリティー部門の責任者であるハリソンフォードは、家族思いの優しい人でした。
ある日、早く帰ってピザを皆で食べようと予定していました。

が、ある訪問者があって、能力を買うので私のところへ来ないか?との誘いですが、考えとくと帰ろうとします。
が、突然その男が車に乗り込んできます。

そして車を出せ、と
家にはピザ屋を装った賊が家族を拉致します。
そして家に着き、セキュリティー取り扱い銀行の口座から100軒ずつ100万を引き出し、とある口座へ振り込め、と命令されます。

一時は家族を逃がそうと試みるが失敗し、窮地に陥ります。
ちょうど満悪く銀行は合併の話の最中でセキュリティーを触れる機会はほとんど無い。しかし知恵を絞り、ファックスの感光装置と娘のアイポッドを利用して端末から操作し、振込みます。

しかし、犯人は家族を返しそうにありません。
家に帰るともぬけの殻で手下が一人さあ、行こうと待っています。
が、これは生かしておくはずが無い、と隙を狙って、灰皿で殴って叩きのめします。

後、友人を頼りますが、そこへ友人が犯人と一緒に帰ってきます。
まんまと友人も融資話に騙されていて、そこで撃たれて死んでしまいます。

友人の留守番電話には奥さんからの、うそのメッセージで夫と別れて行くから待ってててね。と入っていました。

友人に妻をのっとられたハリソンが銀行口座から大金を盗んでそのまま永遠に消えるというストーリーになっていたのでした。
もちろん犯行に使われた銃もハリソンのものでした。

犯人の命令で首にした直属の部下の女性社員を頼ります。
そして一緒に、銀行へ行って隙を盗んで撮った携帯カメラのパソコンの映像を元に口座から取り戻し、電話して金を返してほしければ、家族を返せ、そうすれば明日の朝、銀行で現金を渡す、と迫ります。

が、ふと思い出した犬の首輪のGPSでの探知では、敵の車は遠方へ離れて行きます。

そこで追いかけて、湖のほとりの廃屋に向かいます。
仲間割れもあって功を奏し、からくも犯人を倒します。
家族も無事で、良かった良かったーー。

早いテンポで、緻密な構成、良い映画でした。
スピリット 今、残念なことになってる中村獅童とジェットリーの物語。
若い時は強ければいいと、幾多の試合に勝ち、自分に奢り、弟子の不祥事を鵜呑みにして、ある門下の統領を殺してしまう。
その息子がうらんで、あだ討ちして自分のお母さんと娘を殺されてしまう。
仕返しに行くと、その場でその息子は自害する。

ああ、何てことだーー、とフラフラと船に乗って、当ても無い放浪にでる。
が難破したのか、海にほうり出され、ある小さな村のおばあさんに助けられる。
盲目でもしっかりと生きている娘に、畑仕事や様々なことから人生を教えられる。
ようやっと、昔、お父さんが試合で相手に止めを刺さず、あえて負けた意味がわかり、人としての生き方を教えてくれたお母さんにも感謝します。

そしてふるさとに帰り墓参りをするが、国は乱れ、外国の力のままになり、国民は自信を失っている。
これではダメだーー。と友人にお金を借り、上海に試合に行く。
百戦錬磨の巨漢の白人をからくも倒し、その相手の命の危機にも手を貸し、助けます。
無骨な相手の巨漢も、ありがとう!ユア、チャンピオン!と手を上げます。
皆が英雄を押し上げ、友人は自分の店を売り払い、加勢にきます。
少しでも君の力になりたい。僕の店なんか君の志に比べれば小さなものだ!と融資してくれます。

友と一緒に体操会を創り、道徳と精神と身体の浄化を訴えます。
しかし、やっかんだ外人投資家は最後の試合で不公平な4対1とし、最後に毒を盛ります。
ウッ、と崩れますが、、もう、命が無い、ここで死ねたら本望だ。僕一人の状況ではない、皆が見守ってくれている、と続行します。

中村獅童も男らしく、正々堂々と戦います。
が、毒が回って最後の一突きを終えたリーは、はたと倒れます。
レフェリーがカウントを取ろうとしますが、獅童は待て!と止め、リーを抱えあげ、手を上げます。勝者だ、!と

国民や観衆は感動し、皆試合場になだれ込み、倒れたリーを泣きながら見守ります。
にっこり満足な笑顔を見せるリー。

場面はワープして懐かしい世話になった村で光を放ちながら演舞します。
それを心の目でその村の娘が見ています。涙が光ります。

自分の業で相手家族を奈落の底におとしめ、その業が自分にも返り、どん底のから暖かい愛情、友情で立ち直り、心改め成就する感動の物語でした。

良かったです。
ロード、オブ、ヲー ニコラス・ケイジが“死の商人”と呼ばれる武器商人にふんした衝撃のアクション映画。『ガタカ』のアンドリュー・ニコル監督が、世界中の紛争地域が抱える現状を、裏社会に生きる人物の視点から描いた。主人公の“武器商人ユーリー・オルロフ”は、実在する武器商人たちを徹底的にリサーチして作り上げられているため、武器商人の実態を垣間見ることが出来る貴重な作品。

ダウンタウンに住みしがない生活を送るユーリーは、いつも同じウクライナ出身の有名なトップモデルのポスターを眺めるくらいが、気休めの毎日でした。
が、ひょんなことから、銃の密売を始め、弟と組んで大規模な取引も物怖じせず、持ち前の才覚からどんどん発展していきます。
冷戦が終わって、叔父がロシアの軍備管理部長かな?をしている伝もあって、安く仕入れて賄賂も使い、各国の戦火のもとへ売りさばきます。アメリカ軍も現地で使った銃や未使用の武器も戦争が終わると持ち帰らず、その場に置き去りにします。それをただで持ち帰ってまた売りさばき、ついには億万長者になります。
あこがれのトップモデルもホテルを丸ごと貸しきって、コマーシャル撮影を計画し、キャンセルして二人っきりになって得意の話術も手伝って、奥さんにします。
その後も裏の顔は見せず、贅沢三昧をさせます。
しかし、裏で調べる諜報部員は奥さんの良心に付けこんで、にシッポをつかみ、摘発します。
奥さんも子供をつれて出て行ってしまい、両親からも絶縁され、天涯孤独になります。

しかし、ユーリーは言います。

もう少しするとドアをノックする音があって、君は呼ばれ、最高勲章をもらうだろう、でも僕は無罪放免さ、なぜなら、武器の密売を認めてるのは最終的には合衆国大統領なんだから。

唖然とする諜報員!
だが、その通りにことが運びます。

獏大な賄賂、献金が裏で流れ、それが政治家の資金源になっている。
そりゃあ、やめられません。

残虐な戦争も終わらないはずです。
考えさせられる映画でした。
でもこ気味良いテンポとケイジの演技力で楽しめるものです。
これはお奨めです。
シンデレラマン グラディエイターのラッセルクロウ主演です。
やはりこの俳優は朴訥な役柄が似合います。

時代はアメリカの大不況の時。
ボクサーだった主人公はつまらぬことで、ボクシングライセンスも剥奪され、たちまち貧乏生活、電気代も払えず、止められてしまいます。
仕事は週に1〜2回あれば良いほう、港の積み下ろしの作業です。
試合で骨折した右手を隠しての作業でした。
慈善基金にすずめの涙のお金をもらいますが、足りません。
元ボクシング協会に施しを頼みに行きます。
一生恩にきますからどうか、施しをお願いします。と
皆は多かれ少なかれカバンに入れてくれます。
ソッポをむく者もいました。
元トレナーは最後にたらずを補ってくれました。
電気代を支払って、親戚に預けていた子供を戻します。

しかし食べるものもありません。
自分は夢で腹いっぱいのステーキを食べて満足だから、と末娘に1枚のハムを分け与えます。
そんな生活が続きます。

そこへ元トレーナーが試合の話をもってきます。
世界チャンピオンの前座試合にランキング2位とやるんだ。どうだ?

でもオレはライセンスがない。
良いんだ、その場限りの試合だから最後の花道にもなるだろう。

しかし、
その試合に勝ってしまい、民衆は感動、皆応援します。
職場の同僚も必死です。
その同僚も組合い闘争いで事故で死んでしまいます。
悲しい時代でした。

アメリア国民の応援と期待でチャンプとの対戦が決まり、しぶしぶ協会もライセンスを戻します。

でも奥さんは侠気のチャンプとの試合に猛反対。
トレーナーのもとへ抗議に行きます。

開けてよ、自分達だけ裕福な暮らししてるんでしょう、私には夫しか頼るものが無いのよ。と

ドアを開けるとそこには家具も一つも無く、ただテーブルが1つあるのみ。
君の夫のトレーニング代に全て売ったんだよ。でも張ったりはかまさないとなめられてしまうからなーー。と

そんな皆の期待や教会に皆がお祈りを捧げてるんだよ、君のご主人の勝利に、という神父さんの言葉に、皆のためにもがんばろうとしているんだ。と分かり、試合場へ応援に行きます。

君の支えが無くっちゃ頑張れないよ。でも帰って家にいてくれ、必ず無事に帰るからと言います。

試合は予想に反して動きの良い主人公の主導で始まり、余裕をかましていた敵チャンプもだんだん焦ります。
しかし、空をきるだけ、しかし終盤にチャンプの必殺パンチでうなだれ、ああ、ダメだ!と思った瞬間さっと避けてボディーに一発、その後も最終まで持ちこたえ、判定。

長い間合いが続き、八百長じゃないか?と疑いますが、新チャンプ誕生!のレフェリーの声に群集はどよめきます。

苦しい不況の中、同じく最低の生活の中からチャンスを物にしてそれを自力で成功させた者に、皆応援し、夢を託したのでした。

グラディエイターとはまた違った感動がありました。


デア、フランキー 車で転々と住まいを移り住む奥さんとおばあさんと息子一人の家族。
お父さんは船乗りで数年に一度くらいしか帰ってきません。

息子はお父さんに手紙を書きます。
私書箱宛に。

即、返事が返ってきます。
それを楽しみに、息子はがんばっています。

しかし彼は耳が聞こえません。手話で話します。

ある日お父さんの船が港に入って来ると分かります。

困ったーーー、お母さんは考え、友人に代わりのお父さんを頼みます。
なぜ?
実は暴力亭主で息子の耳が聞こえないの、そのせいでした。

数日経って初めて会う男性がやってきます。
息子は港を見もって考えています。

やっとのことで帰ってくると、初めて会うお父さんが目の前にいます。

どうやって接すればいいか?
お互いに気を使っています。
でも息子は素直に抱きつきます。

戸惑う仮のお父さん、でも彼はちゃんと事前に内容を把握してお土産も買ってきています。
お魚の図鑑です。

わあ、ありがとう。でもこれは表情で声はでません。

それからあっちこっち散歩したり食事に行ったり、楽しく過ごします。
1日のみの契約でしたが、彼は明日も会いましょう。と

そんな!ダメよ!情が移ることを心配したお母さんはもう帰って!と

でも彼は明日、船で待ってるから必ず来てくれ、
たまには人を信用しろよ、と言います。

ーーーじゃあ、明日ーー。

再び、3人でデートします。
帰りの時間が迫ります。
帰り道に友人と会い、最後にバーに入ります。
田舎のバーで、催しがあったのか、息子の友達達もきて演奏しています。
息子の悪友が演奏してる同級の女の子をダンスに誘えるかどうか、賭けしようと言います。

それを見ていた仮のおとうさんは奥さんをダンスに誘い、一緒に楽しく踊ります。
でないと息子も彼女を誘えない、友達との賭けに負けるよーー。と

お互いにどこか、気になってほのかに惹かれあっています。
帰りの道で、どうして君たちのような人をご主人は捨てたんだい?と聞きます。

捨てたのは、こっちなのーー、あの子がああなったのもそのせいなの。と

そうかーー、と黙ります。

帰りには息子は寝てしまっています。
起きるまで居てやってーー、
そうだな、彼にお別れを言うよーー。

そっと起きた息子に、ぐっと来て涙ぐみながら、忘れるな、ずっと一緒だからなーー、そっと抱きしめます。

彼は帰り際に玄関で彼女と見つめ合い、そっとキスします。
彼女もそれを静かに受けます。
窓から息子は見送ります。

実のお父さんが今までの行いの因果か、もう余命幾ばくも無いことが分かり、悩んだ末、奥さんは会いに行きます。
が、最期に息子に会わせてくれ。と言いつつ、乱暴に暴れだし、やっぱり会わせられない、と思いそのまま帰ります。

息子にもお父さんは身体が悪かったの、それで死んだのよ、と言い、手紙ももうこれで終わりだろうと思います。

しかし、引越しの最後に郵便局によると、ありますよ。と

息子は仮のお父さんに手紙を。

え?なぜ?
彼女は内容を読んでハラハラと涙を流します。

そう、息子は全てを知っていたのでした。
そして仮想のお父さんにずっと手紙を書いていたのです。
お母さんが息子の心の中を見れるのが結一の心の繋がりと思ってしていたことも分かっていたのでした。

そして仮のお父さんに、楽しかった、でもお母さんから聞いたけど本当のお父さんは病気で亡くなったらしい、でもまた会いにきてね、親友より、書いてありました。
彼女は友人に聞きます。
あれは誰だったの?と

ああ、あれは私の弟よ、と

何も聞かない、現在も未来も過去もない、お互い干渉しない契約でした。
でも最後にデートした日のダンスの時、そっとお金はポケットに返してありました。

また違う演技を見せてくれたジェラルド、バトラーでした。
かっこいいです。
オペラ座の怪人 ジェラルド、バトラー主演。
彼は弁護士だったそうで、スカウトされて俳優になった。
若い時、ロックバンドもやっていたので、声量もあります。

さて、この物語。
昔から聞いたことはあるが、見たことも本を読んだことも無かった。

開幕は朽ち果てたオペラ座の物品のオークションから始まります。
そのシャンデリアを老人が落札します。
埃をかぶったシャンデリアが紐解かれると、みるみるその会場は数年前の活気のあるオペラ座の時代にワープします。

そのオペラ座の地下に住み、自分の言う事を聞かないと何らかの幣害を起こす怪人がいます。
顔の半分を白い能面のようなマスクで覆っていてだれもその素顔は見たことがありません。

でも彼の指示は的を得ていて、客の入りもその時は絶大で、オーナーもそれに従います。
舞台の鳳の高慢な主演女優が気に入らないファントムは、役を降ろさせます。
代わりに抜擢されたのは若い無名の下積みの女性。

フン、こんな小娘、大丈夫かーー?とオーナー。

しかし、1フレーズのはずの試し唄に、皆が聞きほれ陶酔して最後まで歌いきります。
確かに軽やかでいて且つ透き通るようで、厳かな奥深さーー。
さすが、ファントム(怪人)が薦めるだけあります。

彼は昔、顔に傷がある身寄りも無い孤児で、気の毒に思った座の女主人が地下に住まわせていたのでした。
毎日のように戯曲を聞くうちに、もともとの繊細な能力が発展して、聞き分ける力ができていたのでした。

この娘にいつしか恋をした彼は地下に誘います。
そこで唄の教授をします。

彼女も孤児でした。
お父さんが死に際にお前には唄の天使がついている。
困った時は必ず、その天使が救ってくれる。と聞いていたのでした。
自分がいきずまった時に必ず、地下から教えの歌が聞こえてくるので彼のことを天使と思っていたのでした。

ある日、彼の顔のマスクを何気なしに取ります。
そこには醜い反面がありました。
はっと気がついて、やはりわたしは夢をみていた。
現実には何も思っていなかった。と
彼女には求愛する若い大富豪がいました。
その方へ彼女の気持ちは傾きます。

怒ったファントムは彼の命を取るか、私と一緒になるか、どちらだ?と迫ります。

彼女は愛する富豪の彼を救うため、あなたの妻になります。と

ハッと気がついたファントムはその場から消えます。
本当に愛しているなら、彼女の幸せを考えるべきだ、と。

その数年後、彼女は病気で亡くなります。
富豪の彼もいつまでも彼女を想い、一生を独身ですごします。

彼女の命日には、なぜかたくさんの花が墓に飾られています。
ファントムもまた彼女のことを愛し、生前も死してからもなお、見守り想っていたのでした。
宇宙戦争 オープニングにミクロのバクテリアのうごめく姿が出る。
なんだこりゃあ?と前作を知らない僕は思う。
さて、トム、クルーズはしがないブルーカラーの三交代制の労働者。
愛想が尽きた奥さんとは離婚。
今日は息子と娘が会いにきます。
よく面倒見てやってね。と元奥さん。
分かった。
でも息子はぶっきらぼう、言うこと聞きません。
娘は体の弱い虚弱体質。ダコタ、ファニングです。
空を見上げるとにわかに曇って、雷が何度も同じ場所に落ち、起こらないはずの嵐が渦に向かって吸い込まれています。
普通は外に向かって突風が吹くはずなのですがーー。
停電になり車や機器はコイルが焼けて、皆ストップ状態。
しばらくすると、雷の落ちた窪みから突然ひび割れが、ビルや建物が崩れます。
その中から見たこともない奇怪な金属性の化け物が現れ、怪光線を放って見る見る人が蒸発してしまいます。
雷と共に降りてきて乗り込んだ太古の時代に地底深く埋め込んであった捕獲戦闘機だったのです。
慌ててトムは逃げます。
家に帰って、息子達に出かける支度をしろ。
どうして?何があったの?
説明してる暇はない、早くするんだ!
友人の自動車屋で車を拝借。
おいおい、それはお客さんの車だぞ、何してるんだ?と
お前も乗れ、急ぐんだ。
そこへ足の長い化け物が一閃、友人は消えてしまいます。
娘は半狂乱状態。
急いで群衆の中を車で逃げます。

世界最強の国、アメリカがほんの数分の間に壊滅状態。
軍隊も強力なバリアーに守られた宇宙の侵略者には歯が立ちません。
何度も危機を脱して逃げ惑い、最後には息子を離れ離れ、娘もそれに捕まってしまう。
トムは軍隊の手榴弾を手に、おい!こっちだ!とわざと捕まります。
皆も捕まって大きな籠状の入れ物の中です。
娘もいました。
ひとり二人と機械に吸い込まれ、粉々にされて、地上にばら撒かれます。宇宙人は地球の人間が増えるのを待って、それを肥料や食料にして、血を吸う植物で地上を埋め尽くそうとしていたのでした。
地上には真っ赤な根や枝を持つ怪奇な木々が立っています。
飲み込まれた時に手榴弾を仕掛けて、その機械は内部から爆破され、トムや皆は地上にまっさかさま。

ふと見あげると、敵戦闘機に鳥が多数止っています。
そう、何らかの理由でバリアーがとけていたのでした。
トムの一声で軍隊はバズーカー砲で応戦。
もろくも敵機は崩れ去ります。
全世界の敵機も不安定な動きで、ぐらぐらと崩れ去ります。
なぜか?それは出だしのシーンに映った微生物。
そう、宇宙人はウイルスにやられたのでした。
人間は多くの犠牲を払い、免疫性や進化をとげて地上に君臨している。
それは神が与えた試練でもあり、守護でもある。
地球は人間以外の何者にも侵略されない権利がある。
おぞましい情景や鬼気迫る迫力の映像、スリリングな展開。
しがない気の弱いお父さんが頑張る映画でした。
良かったです。
マダガスカル ニューヨークの動物園のシマウマがふっと外の世界が気になります。
この動物園は子供達や老人達の憩いの場所で、動物達も大人気。
動物達は様々のパフォーマンスでお客さんを楽しませます。
ライオンのアレックスやカバ、キリンも仲の良い友達です。
シマウマは脱走して電車に乗って隣町の動物園に行こうとします。
それを心配した仲間は皆探しに出かけます。

が、人間達は大パニック!
たちまち捕らえられて、自然に帰そうとアフリカに船で送られます。
が、頭の良いペンギン達の策略で方向転換、揺れた船からほおり出されます。
流れ着いたのは南の孤島、そこはキツネザルの楽園、しかし、ハイエナのみが天敵でした。
キツネザルはアレックス達を迎え入れ、その防御の盾にします。
が、肉食のアレックスはおなかがすいて、全てがステーキに見え、仲間に食いつきかけ、はっと気が付いた彼はもう、だめだーー。僕は別のところへ引っ越す。と
仲間を救うため、船を捜しに海に信号をおくります。
そこへ南極には何も無く吹雪と氷のみと知ったペンギンが帰ってきます。
そこでシマウマはアレックスを呼びに行きます。
でも、僕に近ずくな!君を傷つけたくないーー。
ほおっては置けないよ。

そこへハイエナの集団が、襲ってきます。
危機一髪にキリンやカバが助けますが、また元の木阿弥、もうダメって時に、ガオー!と咆哮が、アレックスが。
それは俺の獲物だ、皆下がれ!
もうダメ完全に狂ったのかーー?!
近ついてきて、そっと、さあ、演技だぞ!と
そう、アレックスは正気でした。
ハイエナを蹴散らして、皆を助け、手長サル達も楽園を確保でき、アレックスもペンギンの料理した魚の寿司をたべて元気を出し、皆で一緒にニューヨークへ帰ろう。と

しかし、ペンギンが
隊長、燃料が無いってこと言わなくていいですか?
いい、気持ちよく手を振って見おくってやれと
そこで終わりです。

きれいな映像と楽しい動物のダンス、これは素直に楽しめます。
疲れたときにはこんな楽天的なアニメが良いかもしれません。
コンスタンチン キアノリーブス主演、キアノはこのタイプの配役が的確ですね。
エクソシストの役です。名はコンスタンティン。

ならず者がキリストを処刑した時の矢じりを廃墟の地下から見つけます。
手に取った瞬間からパワーが満ち、不意に出た道路でぶつかった車は大破したが、本人は無傷、平原を通れば群れ牛がばたばたと倒れます。

場面は変わって、コンスタンティンが除霊する場面、田舎の娘に取り付いた悪霊を鏡に閉じ込めて、地面に叩きつけ地獄に送り返します。

しかし、コンスタンティンはいつもと違うものを感じます。

変死体の腕に十字の紋章があり、地獄の聖書を調べると、サタンの息子の紋章で、そのものがサタンの言いつけを破ってこの世に入り込もうと狙っているとのことでした。

彼は、幼い頃から魔物が見えたり、親も精神がおかしいと何度も医者通いさせて本人もおかしいのか?と思い込んでいました。
ある日それを苦にして自殺して2秒間ほど地獄へ行ったことがあり、その長さは地獄では一生ほどの長さでした。

が、自殺は神の目から見ると大罪、地獄行きは必然。
それを何とかしようとエクソシストをして罪をあながおうとしているのでした。

ある日双子の片割れの娘が悪夢に追い立てられ、自殺します。
お姉さんのほうは刑事で予知能力があり、犯人の動きも分かり、自分は無傷ですが、的確な銃の腕で何人も凶悪犯を殺傷してきました。

そのことに罪を感じ懺悔の毎日だったのです。
妹が自殺したなんて信じられません。ましてや聖書の教えのように地獄に行ったなどとは信じたくも無い。

ビルの屋上のモニターに飛び降りる時の記録があり、振り返って一言コンスタンティン、とつぶやきます。
その後何度見返しても、何も言いません。

お姉さんはコンスタンティンに会いに行きます。
今日は疲れてそんな話をする気もない、と帰そうとしますが、執拗に頼みコンスタンティンも、じゃあ、確認してみよう。

彼女の遺品と水に足をつけて、彼女の飼っていた猫の目を見つめ、地獄にワープします。
炎の中、亡者がうろうろしているな中に彼女の姿がーー。
やはり彼女は地獄に落ちてました。

戻った彼の体からはブスブスと煙が立ち、疲れきっています。
外で待っていた彼女はびっくりします。

そうこうするうちに悪霊の群集に襲われたり異変があったりで、彼女も納得して一緒に戦うことを誓います。

健全な肉体に宿るために彼女の体をサタンの息子は狙っていたのでした。

そこからは壮絶な悪霊や天使、半悪魔人間などとの死闘です。

彼は子供の頃からの喫煙で肺がほとんど癌化して余命幾ばくも無い。
血を吐きながら戦います。

死闘の末、堕天使の策略とわかり、自分の腕を切って、サタン(ルシファー)を呼びだします。

遅かったじゃないかーー。
お前を迎えに来るのは俺が直接と決めていたんだ。と

おまえの息子がこの世と地獄の均衡を破ろうとしている。
そんなはずは無い、と
じゃあ、隣の部屋を見てみるがいい。

ルシファーはガラスを破壊して隣の部屋へ。
そこでは堕天使がキリストを殺した矢じりで彼女の腹をさいてサタンの息子を取り出そうとしている場面でした。

サタンの登場するときは時間が止まるらしく、さっと彼女を避けて、息子をサタンは取り押さえ、堕天使の羽をもぎ取り、事を収めます。

さて、お前をどうしようか?このまま地獄へ連れて行くか?それとも生きながらえさすかーー?
僕は地獄で良いから、地獄の彼女の妹を天国へ送ってくれ、と、そうか、じゃあ、今送ってやろう。

さて、お前は地獄に一緒だな、と言った瞬間、天から光がさしコンスタンティンの体が上昇。

む、そうか、自己犠牲、それで。

そうは、させるか!お前は生かせてやる。
と胸に両腕を突っ込み、肺の悪い部分を取り去ります。

自己犠牲は神からすると最高の行いで天国へ召されるのでした。

それをサタンはとめて再びこの世の地獄を味あわせ、また地獄へ連れて行くことを決めたのでした。

でも健康体になり、この世の危機も救え、妹も天国に召され、全て万々歳。

テンポの速い展開で画面は暗いが、かなり面白い。
お奨めです!
キングコング フェイ、レイに憧れのある監督が造った大作。
思い入れがあってなんと3時間20分にも及ぶものになった。

時代は1900年前半かな?町並みもレトロな雰囲気。
第1次大戦の後の配給がある時です。
ささやかな楽しみに安舞台を見に民衆はあつまり、その一人の彼女はオーナーの夜逃げで職にあぶれます。
方や、才能はあるが、今だヒットに恵まれない監督。
解雇寸前で、同僚とフィルムと機材を持ってたまたま手に入れた謎の海図を頼りにドクロ島をめざします。

俳優とひょんなことで巡りあった彼女と脚本家を連れて、賄賂で船長を納得させて一路あるかないか分らない亡霊島へ出航します。

監督が警察に追われてると知った船長は、引き返そうとしますが、突然の霧にまき込まれ気がつくと岩場ばかりの絶壁の島に漂着します。

これは!?と監督達は乗りこみますが、現住民の攻撃に壊滅寸前、船長が助けます。
もうこりごりと帰ろうとしますが、彼女が生け贄に浚われ、救出に向かいます。

そこで見たものは、そんな!という巨大な怪物が、彼女を連れ去る場面でした。

キングコングは彼女をもてあそんで、興奮暴れ狂っていますが、気丈な彼女の態度にだんだん引かれていって、おとなしくなります。
岩場の最上段で,夕日を物憂げに眺めるコングに美しいという言葉を教えます。左胸に手をやってーー。
コングも好きにしたら良いよ,って感じで放任します。

圧巻だったのは、隙を見て逃げ出した彼女がティラノザウルス3匹に襲われ,もうダメだってところで、勇敢に戦い救うところ。
左手で彼女を掴んで右腕のみで格闘、噛みつかれて、はっと手を放し彼女は谷底にまっさかさま!
そこでも落ちてきたティラノに噛み付かれそうになり、少し離れたツタ上でコングは他のティラノと激戦、やっとの事でかけつけたコングが彼女を優しく手にとって巣で休みます。

そこへ脚本家が単身救いにやってきます。
怒ったコングは二人を追いかけ、待ち構えていた監督達にクロロホルムを投げつけられ、眠ってしまいます。

場面は変わってオペラ会場に世紀の怪物登場。

コングは超合金で縛られた見せ物です。
捕らわれの彼女登場でコングが興奮し、違う人物と分って激怒して鎖を引きちぎって、街中を暴れまわります。

そこへ彼女が現われーー、これがまた演出が素晴らしい。
雪の中なのにノースリーブの薄い白い舞台衣装。
逆光の中現われるのです。

コングも、目を疑いますが、おとなしくなって公園の凍った湖の上で滑って彼女とたわむれます。

束の間の幸せーー。

彼女はコングに本当の男の優しさを見たんでしょうか?
自分をかえりみず必死でティラノザウルスから救ってくれた無償の愛。
そっと見守る態度や物思いに浸る孤独感ーー。
島でも仲間は白骨化してただ一人、それに無理やり拉致されてニューヨークにまで連れてこられ、見世物にされ、かわいそうにーー。

そこへ軍隊の機銃攻撃!
コングは彼女を守ろうと一番高いエンパイヤーステートビルに上ります。
明けの朝日にしばしうっとりーー、左胸に手をやって眺めています。
そう、彼女が教えた美しい、って言葉でした。

そこへ2枚翼の戦闘機が数機。
コングは彼女を隠して最上段へ昇り標的になり、それでも数機は叩き落します。
必死で彼女は「やめて!」と脚もとで叫びます。
弾みで落ちそうになった彼女を救って最上段に残してコングは静かに下へ落ちて行きます。
最後まで彼女はコングの大きな手を放しませんでした。

軍隊や民衆は得意げにコングのそばで写真やフラシュを焚いて喜んでいます。コングに勝った!と。

興行師となった監督は「いいや,違う猛獣は美女に殺されたんだよーー。」と。
マイ、ボディーガード デンゼル、ワシントン主演。

毎夜,昔の仕事の罪の重さにうなされて,酒浸りの毎日。
でも行いはしっかりしています。

気晴らしにメキシコの元同僚に会いに行きます。
久々に会う真友に友も喜んで迎えてくれ、楽しい日を過ごします。

どうだ、ボディーガードの仕事をやってみないか?と友人。

しかし、もう現役離れて、アルコ−ルのかげんでうまく立ちまわれるか,自信が無い、プロ相手だと失敗もあるかもしれない。と

大丈夫だ、滅多なことが無い。

そう、彼は戦争、テロ対策等のプロフェッショナルだったのです。
しかし、友人共々仕事とはいえ大勢の人間を手にかけてきた過去に,神は俺達を許されるだろうかーー?と悩んでいたのでした。

しかし、思いなおして富豪の娘のガードを引きうけます。
毎日のように誘拐が数件ある国なのです。
そのほとんどが帰ってこない場合がほとんどーー。

かわいい小学生の娘さんでした。
なれないうちは仕事優先の為、そっけない対応したが、だんだんと情が移って話もするようになり仲良くなります。

ある日ピアノ教室に送っていった日にパトカーが2台回りにとまり、もう1台何度かつけられことのある車が横切ります。

ーーー、ふと予感のした彼は元に戻れ!と叫びますが、汚職警官と犯人でした。必死で応戦しますが、多勢に無勢、5人を撃ちますが、自分も瀕死、娘は誘拐されます。

病院で昏睡状態の中、友人が死んだら許さんぞ、と励まし、どうにか一命はとり止めます。

しかし、その間、犯人同士の仲間割れで主犯の弟が死に,娘も帰らぬ人となります。

彼は復讐を誓います。

一人一人と仕留めいき最後に、事の原因をつきとめます。
それは擬似誘拐で,娘も無事に帰ってくる筈の生命保険詐欺だったのです。
が、犯人達のミスもあって娘は犠牲になったのでした。
それを知った彼は富豪の主人に詰めより、彼は自害します。
富豪とは表向きでお父さんから受け継いだ時点で賭博の借金の山だったのでした。
あと、主犯のボイス(声しか皆知らないのでそう言われていたのでした)をその奥さんと弟を盾に追い詰めます。

そこで意外なことがーー。

娘とお前の命を交換しよう、との提案でした。

何だって?娘とはだれだ?彼女は死んだ!

いや,生きている、俺もプロだ、無駄な殺しはしない。

じゃあ、彼女の持っているクマのぬいぐるみの名を聞いて返事しろ!
彼女はクマに彼の名をつけていたのでした。

ooooだ。

ーーーー、生きていたのかーー。

奥さんを現場に向かわせ、犯人の弟を交換条件に連れていき、無事に娘を救いますが、自分は犯人の車の中で事切れます。

あとは協力してくれた新聞記者や正当な警官たちによってボイスも射殺され、悪と汚職警官の集団は壊滅します。

人生の最期に純粋な愛情にふれ、正義を行い、いままでの業を清算してこの世を去っていくのでした。

すばやいテンポの展開と常夏のメキシコの空気が伝わってきて迫力満点、ついのめり込んで見てしまいました、これはお奨めです!
サイドウェイ いまだ採用されず、しがない作家と間近に結婚する友人がカリフォルニアのワイナリーめぐりの旅に出ます。

サイドウエイ,人生の寄り道です。

生真面目な主人公と俳優であり遊び人の友人。
考えはまったく対照的。
彼はワインを心から愛する者、友人はアバンチュールが目的です。

いつも彼が立ち寄るレストランには密かに想いを寄せる人がいます。
しかし彼女は、とある大学教授の奥さんです。

しかし、友人は言います。
おい、彼女はお前に気がある,絶対間違い無い。
今だって今晩の予定はって誘ってるじゃないか、なのにどうして疲れてるからモーテルに帰って即、寝るなんて言うんだ,バカ!と

そんな事ない、ほっといてくれーー。と
そう、彼は売れない作家で奥さんにも愛想をつかれて離婚したばかりだったのです。そして彼女が再婚したとまで聞いていました。

友人はふと逢った日系人と仲良くなり、その彼女がたまたま想いを寄せてる彼女の友達で、一緒に食事して日系の彼女の家で泊まることになります。

ワインを飲みもって談議します。
知的な彼女も満足そうで、至福の時でした。

で、ワインに興味を持ったのはどうして?
夫がワイン通だったの、でも分ったの。
何が?
年を追うごとに夫は本物じゃ無い、私の方が本物だってーー。

ハハハ、そうなのー。
で、今まででお気に入りのワインは
サッシカイア’86ね。

そりゃあ、たまらないね、はまって当然だねーー。

ワインを知れば,知るほど、そのワインのブドウはどんな環境で育ったんだろう?とかそれを造ってる人はどんな想いで造ってるんだろうとか、ワインは何十年も熟成するけど、その頃には造った人はもういない場合だってあるだろうし、さまざまな変化をとげて昇華するものなのね、素晴らしいわ♪と。

そのうち友人達の秘め事の声が聞こえてきます。
さりげなく彼女もそっと手に手をおきますが、彼は話をそらせます。

トイレにたって一人、ああ、俺はダメなやつだーー。と
でもキッチンに帰って彼女に思いきってキスしますが、そうは彼女も簡単には許しません。

今日は帰るわ、楽しかった。
じゃあ、僕の作品でも読んでみるかい?

え、本当、嬉しいわ、じゃあ、お借りするわね。と別れます。

でも何度目かの食事後にそっと彼女の家に泊まります。

が、数日後、友人が彼女の友達に遊びの気持ちで接したと分って激怒します。

もっと早く言おうとおもったんだが言いおくれたんだよーー。

友人も怒った彼女の友人にボコボコにされて鼻の骨も折れて悲惨な状態です。
友人の帰る言い訳に車も樹にぶつけられてボコボコ状態。
交通事故に見せかけるためでした。

それからというもの,音沙汰なしーー。

友人の結婚式にも出ますが、元奥さんの楽しそうな光景もみて、祝福はしますが、うちひしがれ心はボロボロです。

とっておきのシュバルブラン゜61をドーナツ屋で紙コップでがぶ飲みしてしまいます。
彼女に今丁度飲みごろでピーク、これから下り坂の貴重なワインよ、と言われた逸品でした。でもその後の味も素晴らしいものよ。と

気落ちして家に帰ると1通の留守番電話がーー。

あなたの作品を読んでいたので、遅くなったの、あなたの作品は繊細で情があって素晴らしく楽しかったわ、でも最後のお父さんがその後どうなったのか?ってよく分らないのは気になったわーー、作品はあなたの人生そのものなのね、苦労したのねーー。私はちかく他の洲に移るかもしれないわ、その前に機会があったら逢いにきて。と

車を飛ばして,彼女の待つ家のドアをたたきます。
そう,彼女は夫と別れて一人暮らしだったのでした。

小心者で、生真面目、なかなか世間には認められないが、最愛の人には分ってもらい、この先良いようになるのかな?と思わせる終わり方でした。

でも本業は学校の先生なのです。
何も収入が無いわけじゃないんですね。

憂さ晴らしにワイナリーで何度もお代わりするが、断わられて、皆がテイスティング後に捨てたピッチャーの溜まったワインを頭からかぶるシーンや友人の不倫の後始末におっかないおっちゃんの家に忍び込んだりさまざまなシーンがあっておもしろおかしく人生のサイドウェイを描いてありました。

ほのぼのとみる映画ですね。
レイ レイ、チャールズ。
去年亡くなったジャズの巨匠の物語。

幼い時に、目の前で弟が洗濯オケの前でふざけて頭からはまり、溺れて死んでしまいそれがジレンマでずっと付きまわります。
助けてやれなかった自分を責め苛んでいました。

そのうち目から涙が溢れて盲目の状態になり、お母さんは手助けせずただ見守りますが、もうこれ以上は自分では教えられない、と聾唖学校へ入れます。

行きたくない、お母さんと一緒に居たい。という息子に、誰の世話にもならず、自分で生きていくには、勉強しなければダメなの、自分の脚で立って頑張るの、約束して。と

分った、僕頑張るよ。と

目が見えない分,聴覚は鋭く、耳が目のかわりになるようになり、レストランの外のハチドリの心臓の鼓動さえ、聞き取れるようになります。

しがないバンドのピアニストから、引きたててくれるレコード会社に世話になり、どんどん自作のジャズで有名になり、最愛の妻も娶ります。

が、以前からの妄想に悩まされ、ヤクに走ります。
みつけた奥さんは泣いて懇願しますが、やめません。

垂れこみで警察につかまり、更正する事を誓い自力で治します。

出身地のジョージア洲は以前に黒人差別に抗議して出演拒否した為、帰る事すら許されてなかったが、その更正を聞いて洲知事も黒人差別に対する業績に感謝状を贈り帰州することをみとめられます。

盲目ですが、その美声と名声に女性問題もあり,ヤクの常用もあったが、妄想と自作自演の孤独の苦しみから逃れるためでした。

更正の終期の虚ろな状態の時、夢に亡くなったお母さんと弟が出てきて、言いつけを守ってよく頑張ったね、でもこれからは自分を責めないで良いのよ、と。弟もお兄ちゃんは悪くないよ、と言います。

それから妄想からも抜け出して、最期まで、ジャズの発展に、黒人のための施設、基金に尽くして頑張りぬきました。

波乱万丈の人生ですが、成功した本物のドキュメントは迫力がありました。
これはお奨めです。
パニッシャー CIAの諜報部員の主人公は犯人の逆恨みから家族や親戚全員を殺されてしまいます。
自分も瀕死の状態にされ、からくも生き残ったが、心は放心状態。

復讐を誓います。

ちょっと行きすぎじゃ無いかと思うくらい、相手の身内を貶めて仲間割れもさせ、奥さんも次男も殺させます。

最後は悪の主犯と対決。
その前に多数の手下との攻防、強靭な肉体と緻密な作戦できり抜け、作戦を遂行します。
CIA自体は何も応援しません、ただ一人の行動です。

ひょんなことから仲良くなったアパートの住人も手助けしてくれますが、かばう為、痛めつけられます。

すまなかったと慰め、一人敵地に向かいます。

全てを遂行して、その友人友人達に,敵から奪った札束をお詫びにおいてつぎの仕事に向かいます。

もちろん誰の命令でもなく、法で裁けない悪の組織に立ち向かっていく決意をしたのでした。
バットマン、ビギンズ なぜバットマンとなったのか?
その答えを教えてくれるものです。

小さな頃、幼なじみと鬼ごっこしてて庭の古井戸に落ちてしまいます。

その横穴から蝙蝠の群衆が物音に驚き飛び出してきます。
何万もの群衆です。

その強烈な恐怖体験と、突然の暴漢による両親の死亡。

その二つの想いに毎夜,魘されます。

有り余る私財に自由もあリ,手に入らないものはありません。
でも最愛の両親はもう帰ってきません。

犯人は裁判で無罪になろうとするとき、彼は復讐をしようとしますが、他に復讐しようとする者がいて拳銃で撃たれて死んでしまいます。

仇もなくなって、後は犯罪にのみ執着します。

各国を旅して、盗みをはたらき、監獄送りとなり、そこで人生の師匠に出会います。

監獄をでて、師が導くヒマラヤの山頂に向かいます。
そこで、身体と精神を鍛え上げます。

が、そこは悪を滅ぼすテロリスト集団でした。
どうにもならない街ごと破壊しようとする極端な軍団でした。

でも普通の良人もすんでします。
彼はその集団に入らされるはずでしたが断わります。

その反動で基地は破壊され、師匠を危機一髪救います。

故郷にもどり自分の会社に復帰しますが、お払い箱の部署にまわされます。
しかし、そこは彼にとって宝の山でした。

衝撃に耐える防御服や電気を通すとピシっとはる素材、これはバットマンのマントになります。バットマンカーとなる戦車のような4WD装甲車。ミサイルも装備しています。
それを自分なりに加工してあのコスチュームをつくり、マスクは強度の高いモデルを中国に依頼して数万部作ります。

ブラックのこうもりのコスチュ−ムにブラックの装甲車で犯罪者にたち向かいます。

死んだはずの師匠がゴッサムシティーを破壊しようと、やってきます。
上水道に幻覚を起こす麻薬を流していました。
気化して初めて効果を発する毒薬です。

それに立ち向かい単身で戦います。火器は使いません。
素手のみ、あとはワイヤー銃と蝙蝠型の手裏剣のみ。

ワイヤーを巧みに使い、空中を駆け巡り敵を一人一人と倒し、都市の中心部に向かう蒸気発生装置の乗ったモノレールの上でもと師匠との対決。

もう間に合わんぞ!という元師匠。
だれもその装置を止めるとは言っていない。

そう、バットマンカーを信頼置ける警察官に託していたのでした。
ミサイルで寸前にモノレールのレ−ルを破壊して阻止します。

バットマンは得意の飛行術で脱出します。

さて、その後の新しい敵はーー、そうトランプのジョーカーを渡されます。

じゃあ,調べてみよう。と夜の闇に消えます。

ビルディングの頂上に立つバットマン。
空にはバットマークが映し出されています。
ナイン、デイズ アンソニー、ポプキンスとクリス、ロックの異色の共演。

CIAのクリスロックの兄弟が捜査の途中に被弾して倒れます。
そのままでは、捜査が続行不可能。

そこで、生まれた時に離れ離れになってる双子のロックを捜して、捜査官にさせようとします。
無くなった兄弟の替わりなのです。
幸い、敵は死んだ事を知りませんでした。

その時、ロックの彼女が彼を見限って他の洲へ行ってしまうか、どうかの瀬戸際でした。

臨時の高収入に話にのりますが、あまりの危険さに一度は逃げ出します。

でも核爆弾の捜査で、その爆弾が彼女のいる洲にあると聞き、思い直します。

取引の段階で敵の仲間割れがあり、その隙にどうにか爆弾は押さえますが、しつような追跡に取り返されてしまいます。

でもロックの角膜のデーターガ必要なため、彼女が誘拐され、ロックも捕らわれの身になります。

場所移動の作戦か?ロックに目隠しして移動します。
CIAのトップはその車を追いかけ捕獲しますが、オトリでした。

その以前に気ずいたアンソニーは部下と二人で元のビルに戻ります。

間一髪、網膜スキャンの終わったロックが撃たれる寸前に救います。

が、爆弾は起動中、でも彼女を捜さなきゃ!
だめだ、先にこれを止めろ!とアンソニー。

仕方なく、もう一人の部下に彼女の捜索はまかせて、暗号を思い出そうとします。
しがない安売りチケット売りと賭けのチェスで鍛えた記憶力は抜群、一度見た暗号を次々思い出します。

まて!と、そこへ彼女に銃を突き付けた敵が現れ、ストップ!
もう数秒しかありません。
さて、そこからはどうなったか?ーーーー。

しかし、この映画の素晴らしさは映像の視覚的アングルの抜群さ!
スピーディーな展開!
スリルとサスペンス、そしてちょっぴりコメディー、ベースのスパイものの基盤、全てにおいて完成されている。

これは本当にお奨めです!!

さすが、アンソニーが主演の映画です。下手なものには出ないですよね。
シュレック2 幸せに新婚生活を送っていたシュレックと王女のもとに、王様から一度会ってみたいと伝達係がやってきます。

いやがるシュレックでしたが、王女の頼みもあって、長旅の末やっと着きます。

一目見た王様はびっくりして、けんもほろろの状態です。
しかしお妃様は二人を宥めようとします。

そんな仲の悪さをみた王女は悲しみに打ちひしがれます。

シュレックもなんとか王様と仲直りをしようと、誘われた狩りに出かけますが、道に迷って森の中で困惑してしまいます。

そうだ、魔法使いの薬を飲めば、王女の気持ちにこたえられるかな?と思い、その城に向かいます。

しかし、魔法使いは自分の息子を王女の婿にしたかったのでした。
王様にもその根回しをしてあります。

その気がないのを察したシュレックは、こっそりと幸せになる薬を持って帰ります。もちろん簡単にはいきませんでしたが、やっとのことで手に入れたのでした。

さて飲んだ時点では何の変化もありません。
しかし睡魔が襲ってきて、一緒だった親友のロバといっしょに森の中の小屋で眠ってしまいます。

目がさめるとどうでしょう。
ロバは立派な白馬に、彼はたくましい青年に変わっていました。

同時に王女も元の美しい女性に戻っていました。

さあ、いくぞ、と城に乗り込みますが、魔女の企みで、邪魔が入り、王女と離され、牢屋に入れられてしまいます。

城では王女とシュレックになりすました魔女の息子と大舞踏会が行われ、12時までにキスすると王女もその男を永遠に愛するという魔法がかかっているのでした。

舞踏会の実況中継の合間に映ったならず者の捕獲場面を見ていたシュレックの親友のピノキオとクッキーマンは急いで彼達を助けに行きます。

そしてクッキーマンの巨大版をこれまた親友のクッキー屋さんに頼んで焼いてもらって、防御してある城にのり込みます。

巨大クッキーマンはミルクで溶けてしまいますが、わずかな隙を狙ってのりこみ、間一髪王女のもとへたどり着きます。

でも後一息の所で間に合わず、魔女の息子は王女とキスしてしまいます。
王女は王様に飲まされた惚れ薬の入った紅茶を飲んでいたのでした。

ああ、間に合わなかったーーー、うっとりする王女、と思いきや、顔を変えてその息子を蹴っ飛ばします。

そう、魔女の言いつけに背いて、王様は薬を入れてなかったのでした。

苛立った魔女はシュレックら二人に向かって、元の姿に戻る魔法をかけようとしますが、王様が身を挺して防ぎます。

なんと王様は醜いひきカエルだったのでした。
魔女に人間にしてもらった引け目もあったし、王女にはマトモな男と結婚してほしかったのでした。
でも本当の幸せは姿形ではありませんでした。
それに気がついたのでした。

すまんーー、こんな姿でーー、と言う王様に、お妃様は、「いいえ、今日の貴方は今までのどんな貴方より立派でしたわ」とそっと頬ずりします。

12時の鐘が鳴ります。タイムリミットです。
シュレックは王女に聞きます。
君はどうしたい?この姿で良いのかい?君の好きなようにしたら良いんだヨと。

いいえ、私は元のままのシュレックが好き、だから以前のように一緒に森ですごしましょう。と言います。

宙に浮いた二人と白馬は元の怪物二人とロバに戻ります。

でも皆はそれを祝福し、舞踏会は再開されます。

とめでたし、めでたしでした。

でもどちらもハンサムと美女になれたのに、そして白馬も、もったいないなあーー。
サンダーバード こちらも特撮と実写版のリアルな映像と昔のままの音楽、タッタカタ〜ン、タタッタ、タッタカタッタ〜ン♪ってカック良いねえ♪

内容は、サンダーバードに救われ損ねた某富豪が復讐をする,というお話。

まず、サンダーバード1号に発信機代わりの粘着物質を付着させ、秘密基地をつきとめます。

そしてサンダーバード5号(宇宙ステイション)にミサイルを撃ちこみ、皆を宇宙に誘い出し、留守になった基地に乗り込んで、通信を麻痺させます。

身動き取れなくなった基地からサンダーバード2号を奪ってイギリスの銀行を地下から襲います。

基地にたまたま休みで帰ってきていた、末っ子と博士の息子とお手伝いの娘とで、何とか阻止しようと試みますが、捕まってしまいます。

ペネロープのその危機を察知して助けに来ますが、冷凍庫に閉じ込められたしまいます。

何とか脱出して、麻痺した回線を復帰して宇宙ステイションも助け、お父さんや兄弟も助けます。

そして1号機で先に現場に向かいます。

そこではモノレールがジェットモグラで破壊され、河に落ちていました。

まず、人命救助が先と潜水艇で助けます。
でもアンカーがうまく引っ掛けられません。
お手伝いの娘が水に飛び込み、引っ掛け無事に救出します。

さて、銀行の地下に飛びこんで、遅れてきたお父さんたちも駆けつけますが、超能力を持つ敵に念動力でふっとばされ、末っ子ももう少しでジェットモグラの回転翼で粉々にされかけますが、お手伝いの娘も念動力を持っていて、救われます。

逆さになった敵を、見殺しにせず、僕らの任務は人命救助だ!と引き上げます。

お父さんにもやっと認められて、自分達自らの力で勝ち取った成果だ、お兄さん達と頑張るんだよ、とバッジをもらいます。

さあ、今日も世界各地から救助の要請があります。
立派に兄弟でサンダーバード1,2,3号に乗って出かけます。

素直に見られる勧善懲悪の楽しい秀作でした。
ニモ ディズニーのアニメ、ニモ。
家内が以前借りたが、見られなかったので再度借りてきました。
数少ない熱帯魚、かくれ00だったっけ?
名前失念ーー。

彼女と新しいイソギンチャクのお家を見つけて、卵も数多く産んで、後は子供が孵化するのを楽しみに二人で待っていました。
環境の良い場所で、魚の学校も近く,エサ場も沢山あります。

が、ふと上を見上げると、肉食魚がじっと二人を見つめていました。

母の愛は強し、夫の言うのも聞かず、卵を守ろうと巣のほうへ泳ぎます。

が、狂暴なその魚はあっという間に、お父さん魚を振りはたき、気がつくと、巣には卵も無く、彼女の姿も見えません。

悲しみに打ちひしがれていると、巣の中に1つだけ輝く卵が残っていました。

ああ、なんてこと,父さんだよーー、きっとお前を大事に育てるからなーーと心に誓います。

大きくなったニモ(彼女が付けた名前でした)を学校に初めて連れていきます。

マンタの先生が海底の見学に連れていきます。
が、心配で付いて見に行きます。

あまりの過保護さに嫌気がさしたニモはお父さんの言う事に逆らって、海面近くまで、逃げていきます。

ニモ、危ないから帰っておいで!

と、そこにダイバーが現れ、ニモを捕まえてしまいます。

ボートを必死で追いかけますが、間に合うはずもありません。

でも、青い魚の天然がチョット入った彼女にも会い、一緒に旅に出ます。

途中恐ろしいサメの集団にも襲われますが、それは肉食を止めて、お友達になろうとする良いサメでした。

海亀に,海流を教えてもらって、アメリアまで一気に流されていきます。

目的地の港の近くの歯医者さんの水槽に入れられていました。

その中で一緒になった熱帯魚達に逃亡の手助けをしてもらって、ニモはからくも排水溝から海に出ます。

諦めかけてたお父さんとも再会して、3人、いや3尾で一緒に故郷に帰ります。

アメリカにつくまでの道中にクラゲの群衆の中に迷い込んで、瀕死の状態になったり、散々な目に会いながら、子供を思う親の心がヒシヒシと伝わってきたり、水槽の中での、脱出のために、勇気を振るってニモが浄化層の中に入ってモーターを小石で停めたり、ニモの脱出のピンチに、古株の魚が身を呈して助けたり様々な友情の場面にちょっぴり感動したり、ほのぼのとした気分で楽しめました。

秀作でした。
デイ、アフター、ツモロー 地球温暖化のため、世界各国で天変地異が起こります。

大きな岩石ほどの雹が降ってきたり、温度が急に1箇所でマイナス100度以上にまで下がって、燃料が凍り、探索ヘリが墜落したりーー。

氷河期の気象研究をしていた若い教授が国家の特殊機関に呼ばれます。

今の仮説ではどうにも説明がつかない。
君の研究をもっと計算して結果を出してくれ、と

研究員達は必死で計算します。

が、何と言う事、あと6週間で地球の北半球が分厚い雲に覆われてしまう。と何度やり直しても出てしまう。

大変だ、一刻の猶予もない、と合衆国幹部に通達しますが、聞き入れません。

そうこするうちに、大竜巻が各地で起こり、大津波がニューヨークを襲います。
一瞬のうちに飲みこまれ、大多数の人間が飲みこまれてしまいます。

これは地球温暖化のために北極の氷が溶け、海流が南に流れ出し、暖かい南からの暖流を遮断してしまう為に、気流までが変化して、台風の目のような巨大な乱気流が発生し、その目の中は一瞬にしてマイナス100度以下に下がって全ての物を凍らせてしまう凄い現象が起こるのでした。

教授の息子はニューヨークの真っ只中にいました。
携帯電話は混乱し連絡がつきません、旧式のコイン投入式の電話は回線から電気を取っているためにからくも使え、教授に連絡し、そこから出ないで何とか暖をとってやりすごせ、必ず迎えに行くから。と

息子達は、図書館に逃げ込んでいたのでした。
が、他の人間は言うことを聞かず、外ヘ、南へ逃げようとします。

仕方なく残った数名は本を燃やして暖をとります。

が、同級生の女性が急に熱を出します。

洪水の中で切った脚から菌が入り、ペニシリンを打たないと死んでしまいます。

洪水で流れてきたタンカーに薬を取りに行きます。
動物園から逃げ出した狼に襲われそうになったりしながら、からくも逃れ、巨大台風の目の中に入ってしまって、凍りつく寸前に飛びこんで無事に帰ります。

教授達も必死で60kの距離を氷の上を歩行して助けに行きます。
ヤットの事でついた時は図書館は氷の下に埋っていました。

もうダメだったかーー、と諦めかけて中に入り捜索します。

ず〜っと奥の扉の隙間から光が漏れています。

まさかーー、そっと開けるとそこには息子達がどうにか生き延びていました。

父さん、と叫びます。

数日経ち、ヘリが迎えにきます。

有人人工衛生からみた地球はほとんど雲に覆われ、地上が見えません。

が、それがある日突然薄くなってきます。

そう、世界中のスモッグや粉塵がストップしたため、地球の空気が驚くほど澄んで来たのでした。

地球が自浄作用で元の状態にもどそうとしていたのでした。

人工衛星から見た地球の表面は今までに見たこと無いくらい澄んだ空気となっていました。

無限大に地球の燃料を使いすぎた結果に起こった現象だったのです。

数ヶ月の恐怖の日々でした。.
トロイ アキレスもすごいし、敵のトロイの王子ヘクトルもすばらしい。

体格こそ、さほどにないが自分より大きな武者に勇敢に立ち向かい、決闘で逃げ出した弟をも見捨てずに助けた大らかな心に感服。

ギリシャ軍は王の弟の王女を奪われた復讐のために攻めてきたのでした。

無骨なだけかと思いきや、繊細な気持ちで捕虜の神の巫女に接するアキレス。
その素直な心に身体を許す彼女。
良いねえ、ほんの束の間の戦時のロマンス。

勇敢なアキレスの心の中も今まで殺してきた戦死の亡霊に夜な夜な悩まされている。
その心を和ませてくれるのはやはり愛しかないんですね。
(ちょっと恥ずかしいーーーこの表現)

くだらない王のために戦うことに嫌気がさし、帰ろうとしたアキレスが皆の為、劣勢の戦いの中に戻ってくる。

が、敵の王子との決闘にあっさりと負けてしまう。

え〜!?そんな!と皆が目を見張る。
なんと、従兄弟が皆を先導して参加したのでした。

戦うな!と命じたアキレスに背いて戦って無残に命を落としたのでした。

冷静沈着なトロイのヘクトルは、優勢にもかかわらず、負けることを予期して王女や子供を密かに逃がそうとします。

理由はどうであれ、アキレスの怒りはおさまりません。

トロイの門の前にアキレスが一人で現れ、ヘクトルに戦いを挑みます。
理性あるヘクトルもただ一人で立ち向かいます。
しかし、明らかにアキレスの優位、果敢に戦うが無駄死でした。
夜中に老人がアキレスに会見にきます。
息子を返してくれとトロイの王が密かに出向いてきたのでした。

12日間の休戦を約束して別れ、従兄弟の巫女も返します。

場面は変わってトロイの木馬が出てきます。
オリンポスのアポロンの怒りに触れて疫病で多数が死に、エーゲ海に逃げ帰ったが、帰途の無事を祈ってポセイドンに捧げた貢物でしょう、と城内に持ち込みます。

後はいつもの歴史の通り、トロイの皆は皆殺しに近い壊滅状態です。

王も死に、王子とお妃達は、逃げます。

アキレスは暴徒と仮した兵士から恋した巫女の彼女を守ろうと必死で探します。

やっとの事でみつけて、間一髪救い出しますが、王子の矢で踵、そう、唯一の弱点のアキレス腱を射ぬかれ、力尽きます。

やめて〜〜!と彼女の声は空しく群衆の声にかき消されます。
再三の矢を胸に受け、瀕死のアキレスーー。

彼女の顔をそっと手のひらで挟んで、大丈夫だーー、君は王子達と一緒に逃げろ。

いやです、ここにいます。

だめだ、さあ、早く行くんだーー。と

見送って、息絶えます。

人間いつかは死ぬ、いつ死んでも悔いは無い、黄泉の国で皆が待っている。

壮大な火葬で皆がアキレスを追悼します。

わが友よ、君と一緒に戦えたことを誇りに想う。と
ジョニー、イングリッシュ イギリスの諜報部員のイングリッシュ(ビーン)はエリザベス女王から王位を奪おうとする大富豪のマルコビッチの陰謀を阻止しようとがんばります。

最初の場面がかっこいい?と言うか敵の陣地に潜入して、ドーベルマン2匹に襲われますが、プピ〜、プピ〜のオモチャを投げつけるとそっちへ行ってしまったり、なぜか警報も鳴らないのに銃2丁を向けられ、双方にグイっと押して倒してしまったり、ありえない!
美女とキスのシーンで目がさめる。
夢でした。

王冠の警護を担当し、突然照明が消え、何者かが、通路を横切る。
とっさに、そばにあったシャンパンボトルでガ〜ンと殴る。
が、ボーイでした。
あわてて、そばのドアに入り、一人芝居で格闘シーンを演じる。手ごわい奴だったが、退治しました。ご安心を。

さあ、これが王冠です、無事に守りました。と見ると
アリ〜!?無い。

そこへ女王が会見、ダメダメ任務失敗ーー。
地下から穴を掘って盗まれてました。

名誉挽回と今度は大型の輸送機を用意してパラシュートで部下といっしょに敵のビルに到着。

中に入ると、老人が点滴を受けている。
血を抜かれたーー。
かわいそうに、残虐なやつだ。さ、脱出しろ。
そこへ医師が入ってくる。

お前も奴の手先だな。そこの看護婦まがいも手を上げろ!

しかし、ふと窓の外を見ると向かいのビルの窓から部下が手をふっている。

あ!間違った!と気付き、今のは非常時のための訓練だ、皆優秀だった。と
結局、玄関から侵入。
はじめからそうしろよ!

さて、そこで王位継承の段取りのシュミレ−ションの場面を目撃、法王の偽者のマスク作成や、偽者のお尻におまぬけな刺青など目撃。

そこへのりこんで、シュミレーションのCDを奪う。

が、数々の失敗で任務からはずされる。
しかしインターポールの女性スパイに励まされ再度作戦実行。

敵のアジトに潜入、よりによってトイレのマンホールからーー。
彼女はそばのはしごから難なく侵入。

で、何で!どこから入ったの?
ク、クッサ〜!!ウンコマミレ!
引っ張っていってシャワーの洗礼!
さむ〜〜!!

さあ、敵の中に突入直前、エレベーターの中、マイクのスイッチを知らずに押してしまい、全て大声で作戦をぶっちゃけてしまう。

で、何のことなく、あっさり捕まってしまう。

縛られ穴倉に閉じ込められ、さてこんな時はある原住民がやってたことがある。

唄で同調して鍵を開けるんだ。
そんなバカな!
ハエ〜、ホエ〜、と唄う、ガチャ!
ア、開いた!バコ!いて!
後を追って部下が潜入してきたのでした。
やっぱりトイレの排水溝からやってきた。

かっこいいアストンマーチンの中がウンコ臭まみれ!

さて、王冠授与式に司教とすりかわって、認証の時にガバッと
帽子をぬぎ、こんなやつはウソッパチだ!

この法王も偽者だ!
さあ、化けの皮を剥いでやる!と顔の皮を引っ張るがむけない!
じゃあ、この尻にタトウがある。と
司教のマントを剥ぐってパンツをぬがせ、−−と無い!刺青が?

うぇ〜い、最後の動かぬ証拠のCDロムがある。
部下に流せ!と命令。

しかし、写ったのはアホげなビーンがパンツで風呂場で唄う姿ばかり!

ビーン呆然!
そう、ロムを間違っていたのでした。

ひっとらえろ!
慌てて逃げてロープに捕まって、王冠を奪います。
が、撃たれて王冠をおとす、が反動で王座の上に落ちて、すり替わって、王冠がスポっと頭に!

この者をひったてい!
で、全世界がオオ〜〜!とどよめき、王位に着きます。
といっても任務です、もちろんエリザベス女王にお返しします。

忙しく次の任務にーー。

の前に、よく見た007の最後の場面。どこかの岬。
例のインターポールの彼女とアストンマーチンの中で、スイッチ入れると、シャンパンが自動的にグラスにそそがれる。
雰囲気満点♪
さて、これからキスー−。
って時に、肘でもう一つのボタンを!

アレ〜〜、彼女は椅子ごと車外にジェット噴射で放出!

ああ、残念ーー。でオチマイーー。

アホらしくて、滑稽でなんとも笑えました。

こんなのも、たまには良いですね。
ミッシング トミリー、ジョーンズ主演。

今までに無い演出で、ふとしたことからインディアンになったトミリーが故郷に帰ってきます。

捨ててきた奥さんや娘が気になっていたのですが、病気を診てもらおうと寄った牧場に実の娘がいたのでした。

彼氏とその従者と一緒に暮らしていて、以前の夫の娘が二人います。

ある日、娘と彼が出かけて帰ってきません。
気になって後を追いかけ、捜すと森の中に彼の生首が木にぶら下がって、従者は無残にも同じく殺されていました。

必死で娘の名を呼ぶと下の娘がフラフラと出てきました。
穴倉の中に隠れて難を逃れたのでした。

彼の死にうち拉がれているまもありません。
インディアンに長女が浚われたのでした。

町の保安官に助けを求めても、騎兵隊に頼んでも後数週間待ってください。とのことでした。

あっちこっちの娘が浚われていました。

仕方なく、恨みに思うインディアンになったお父さんに救いを求めます。

トミリーも孫のことですから、気になっていました。

3人で後を追います。
途中で旧友にもあって、その息子の花嫁も浚われていました。
その息子も一緒に後を追います。

しかし、買い戻す交渉に応じず、トミリーは集団にズタズタにされ、旧友は果敢に戦いますが、惨殺されてしまいます。

もうダメだ、諦めて帰れ、その方が次女も無事だし、そうしろ!と言いますが、娘はそんな事はできない。と

そうだろうな、とまた4人で奇襲をかけて、娘たちを救い出します。

山の頂上に逃げ込み、一夜をあかそうとしますが、真夜中に敵のインディアンの魔術師がよじ昇ってきて、また逆に奇襲にあい、娘の間一髪の危機に身体ごとぶつかり魔術師といっしょに谷底に落ちてしまいます。

そんなーーー、やっと親子4人で一緒に幸せに暮らそう、と思っていた矢先でしたが、無残にも打ち砕かれてしまいます。

人生の最後の最後に今までの自分の無責任な行動の決着をつけていったのでした。

リアルで暖かみもあり、見応えありましたヨ。
これはお奨めです。
武士 チャン、ツイイ主演かな?
いや、主演は3人ほどかな?

重要人を護送に失敗した若き将軍は、出くわした蒙古軍に捕らわれていた王女を救い出す事を企てます。
面目も立って勇に凱旋するためでした。

辛くも救い出しますが、今度は追われる側にまわります。
その中で重要人が死に際に奴隷を開放して人間に戻してやってくださいと頼んだ男がいました。

無口で、冴えない奴隷だと思っていたら、これが、かなりの使い手でした。
はじめて見た時から、王女もはっとしたものを感じたようでした。
再三の敵の攻撃から身を呈して王女を守ります。
いつしかお互いに意識するようになりますが、将軍も同じく淡いものを感じています。

三度目の不意の対戦で将軍の部隊は壊滅状態、最後に逃げ込んだ廃城の中で、王女を巡って皆が口論をします。

何でこうなったんだ!これもこの疫病神のせいだ!と王女に罵声を浴びせます。

翌日たまりかねた王女は門の外ヘ出ていきます。

が、元奴隷の男はそれを連れ戻し、敵の中に突っ込みます。

が、多勢に無勢ではたまらず、捕らえられてしまいます。

彼をオトリに王女を差し出せと言いますが、皆は見て見ぬ振り。これは仕方が無いーー。

敵の将軍はそれを理由にこっちに付かないか?
おまえのような猛者が必要なのだ。と告げますが、総攻撃の中、城に走ってやはり王女や皆をを助けます。

が、間一髪の敵将軍の槍から王女を守るため、その身で受け瀕死の状態。

倒れていたこちらの将軍が最後の力を振り絞って敵将軍と相打ちとなり、僅か数名を残して終戦です。

何も言わず、黙して影になり王女を守った元奴隷の彼は、カッコ良かった。
男の中の男って感じです。

本当は気が弱くそれを悟られないように強気一辺倒だったが、最期は男らしく散った将軍も良かった。

チャン、ツイイの王女役もわがままなところや王女としての立場と若い心の葛藤など見応えありました。
リクルート コリン、ファレル主演。

コンピュターの画期的なソフトの開発にたけた若者が、突然CIAから誘いがあった。

彼のお父さんは元CIAの諜報部員で謎の死をとげ、原因も何にも分からずじまいだった。

ダスティー、ホフマン演じるCIAの講師が言葉巧に誘います。

大企業にも誘われてた彼ですが、やはりお父さんのことが知りたくて、セミナーを受けに行きます。

きびしい訓練にも、持って生まれた天性の感と運動能力で乗り越えます。

訓練で一緒になった女性ともほのかなロマンスがあり、最後の試験に街にでて数時間でどこかの女性を軟派してくるように告げられますが、突如暴漢に襲われ彼女もろとも拉致され、CIAとのことで拷問を受けます。

これはテストなんだろう?と問いますが、どうみても本当の拉致の様で、最後までがんばりますが、連れの彼女が失禁して可愛そうだったぜ、と聞いた時に、崩れます。

そこでシャッターが開き、そこはCIAの本部内でした。

身も心もズタズタで試験不合格と言い渡され、アパートに戻って酒浸りで泥酔状態。

数日後の朝、ドアが誰かの手によって開こうとします。

気が付いて、取り押さえますが、ホフマンでした。

迎えに来た、君は合格だ。

なぜ?帰されたんっじゃなかったのか?と

君ほど長くあの拷問に耐えた者はいない。
これはカモフラージュで、例の彼女が2重スパイなんだ、その大元を調べてほしい。と

しばらく考えて、もう一度やってみる決心をします。

うまく彼女に取り入って恋人のように装い、仕事場のPCの遍歴を調べるとやはり重要情報を少しずつコ−ヒーポットの底にしこんで持ち出していました。

帰る彼女を追いかけ、車を止めて銃を向けます。

やめて!いったいどうしたの?
君はスパイだろう、証拠も挙がっている。そのカードを渡せ!と取り上げ、もう見ていない振りをするから、どこへでも消えろ!と言います。
本当に好きなっていたし、心情は複雑です。

が、彼女は、私はCIAに合格したの、これも貴方を使って本当の反逆者を捜すためのオトリなのよ、と。

うそだ!そんなはずは無い!
僕は元同僚の者まで、君が密かにブツを渡した犯人と確信し、追いかけてる最中に撃ってきたから、撃ち殺してしまったんだ。と

え〜!彼を撃ったの?何てことをーー。

ーーー、分からなくなって、ホフマンに会い、本当はどうなんだ?と問い詰めます。

あれは空砲で血のりの付く塗料だ、さあ、その銃で私を撃ってみろ。

もみ合ってる最中に発砲、窓ガラスが割れます。

あ、やはり!

目を盗んで即座に仕組んでいた自らのノートパソコンで一部始終の会話の全てをネットに開放していました。
CIAにも即流れています。

しばらくして、CIAの部隊が現場に集結し、観念したホフマンは銃も下ろさず発砲し、集中砲火を受け倒れます。

なんと全てがどんでん返しの連続、構成もさすが、一流のスタッフですね、テンポが速く、ハラハラさせられる映画でした。
タイムライン 英仏戦争の歴史を揺がすタイムスリップ。と題してある。

中世フランスの遺跡後から、リーダーの教授の筆跡が見つかる。
助けてくれ!と
なぜ?

そこへタイムマシンの開発社から迎えがくる。
実はなんらかの失敗で教授は1、357年の百年戦争の末期にトラベルしていたのでした。

ワープによって身体へのダメージの危険もある。
細分子化されて、今度再生した時に細胞組織に亀裂が生じるかもしれないのです。

しかし、世話になった弟子達は勇気をもってワープに挑みます。
着いたところは戦争シーンの真っ只中、650年の知恵をもって挑みます。

そのなかで、教授の右腕のマレクはフランス軍の司令官アルノーの妹、クレアに出会います。

なぜか、ハッと運命的なひらめきを感じます。

エッ、君はあのクレア嬢なのか?と
そしてその率直な素直さや、優しさにお互い惹かれ合います。
捕虜に取られたクレアを歴史ではみずから処刑され、フランス軍を勝利へと導いたことになっています。

が、それを破って彼は救い出します。

え〜!じゃあ歴史が変わってしまうじゃないか?

タイムリミットの6時間前寸前に皆生き残ったものは現代へワープしますが、彼は残ります。

そして遺跡のなかにあった夫婦の棺をみると化石と化した男性の側は右耳がありません。
そう、クレア嬢を救出する時に失ったのものでした。

そして棺にはマレクとクレア、そしてその時に同行したが、敵の手にかかって無くなった友人の二人の名が載っていました。
彼は自分達の息子に友人の名前を付けていたのでした。

何度も歴史の中を行ったり来たりしてるんでしょうか?
でないとそう言う話は辻褄があわないですね。

主役はワイルドスピードのポールヲーカーですが、マレクとクレア嬢が主役のようでした。
クレオパトラ 大昔(大袈裟かな)に見たエリザベス、テーラーのそれは,子供心にも深く印象に残っています。
壮大なスペクタル編、そしてなんて綺麗な人♪って思いましたね。

さて今回の映画は、ひょっとしたらテレビ映画かもしれません。
日本には入ってこなかったのかな?
今話題のモニカ、ベルリッチ主演なんですがーーー。

シーザーとのローマとエジプトの建築技術の言い争いで、突貫工事でエジプトの砂漠の中に宮殿を建ててみせる。と彼女は豪語します。
それもわずか3ヶ月で。

それをまかされた建築家はたまったものじゃありません。
できなければ、ワニの餌になってしまいます。

あ〜あ、ぼくの命運もこれまでかーーと、がくっくり。

しかし、ふとガリア(フランス)に魔法使いの親戚がいることを思い出します。
じゃあ、1ヶ月かかるけど、行ってくるわ!と下の者にまかせて出かけます。

そこには、魔法の煎じ薬にドップリつかった怪力太っちょとスーパーマリオのような口髭の男と魔法使いがいます。

どうか、僕の命を助けてください。と懇願しますが、魔法を他国で使うわけにはいかんのじゃーー。と断わられます。

じゃあ、仕方ない、僕は帰って死刑になりますーー。と

かわいそうに思った男どもが魔法使いに頼んで、旅行もたまには良いかも?とエジプトに来てくれる事になります。

現地では奴隷が鞭打たれて、重労働を強いらています。
ところがどっこい鞭はデモンストレ−ションで、皆を鼓舞する演技で、仕事が辛い、休みが少ないとストを起す始末。

何じゃ?こりゃ?
そう全域パロディーでした。

魔法使いの薬で全員怪力になり、あっというまに完成ま近。
ダンスしもって組み立ててしまいます。

それをやっかんだクレオパトラの側近がシーザーに告げ口してローマ軍が石の砲弾で破壊します。

こりゃあ、たまったものじゃ無い!とマリオ版のおっちゃんが薬飲んで、超特急でクレオパトラの元へ駆けつけます。

怒ったクレオパトラはシーザーに噛みつきます。

気の弱い優柔普段のシーザーはフニャフニャと言い訳しますが、一喝、「オダマリ!!」のクレオパトラの一声に「はい、わかりました。」と。
(妙に素直?)

めでたく完成した宮殿の屋上で、いい眺めね♪寝室は100以上あるのよ。ゆっくり楽しみましょう♪とシーザーにのしかかって情熱的なキスの嵐!
あれ〜〜、となされるがままのシーザー。

途中何度も海賊が出てきては、マリオ達にコテンパンにやられたり、マリオと側近の女性とのロマンスがあったり、モニカ(クレオパトラ)の衣装がやけに露出が多くて、ホホホーーーとなったりマンガでの表現があったりして完全パロディーで楽しめました。

こんな役もこなすんですね、さすが、名女優です。
ティアーズ、オブ、ザ、サン ブルース、ウィルスとモニカ、ベルリッチの競演です。

内戦の続く戦地の小さな教会で、負傷した村人の診療をしている女医モニカと同行した数人に危機が迫っていると救出命令を受けたブルースは、少数精鋭の部下数名と出発します。
任務遂行して帰ってきたばかりでした。

敵の監視網を巧にかいくぐり迎えに行ったが、モニカは村人を放っては帰れません、と拒否します。

しかし、狂気の反乱軍はそこまで迫っています。

捕まれば、女、子供はどんな仕打ちを受けるか、分かっているんですか?とブルースは詰め寄りますが、彼女は頑として聞き入れません。

仕方がないーー、待ってください、上官に聞いてみます。
それでは歩ける者20名だけですよ、と言います。

ありがとう、皆に用意させます。
友人の女性は神父さん夫婦に懇願され残りました。

ヘリの着陸地点まで数10キロを敵の目をかいくぐりながら歩いて移動です。

着陸地点に着いた一団はまず彼女を乗せます。
が、一緒の村人全員残されたままでした。

騙したのね、この卑怯者!と彼女はブルースに激怒します。

こうでもしないと、あなたは同意しないでしょう。と
上官の命令は絶対服従だった、ヘリにはもともと数名しか乗れないのでした。

やり場も無くブルースは罵声をあびながら部下と黙しています。

帰還中にある村が反乱軍に皆殺しにされた無残な現場を目撃します。

たまりかねたブルースは怒りと心の葛藤し、引き返そう、と決断します。
命令違反だと問いかける部下もいましたが、聞き入れません。

ありがとう、と彼女は安堵します。

途中現地を見ると教会は焼け野原、残った者、全員なぶり殺しでした。
女は犯され、子供も皆ーーー情け容赦のない反乱軍の狂気の実態を目にします。

いや〜〜!、そんな〜−−!と叫ぶモニカ。

が、悲しんでる間はありません、早く国境まで徒歩で移動しないと危ない。
ヘリは軍の事情でもう来ません。
子供と老人のみヘリに収容し見送ります。

しかし、反乱軍はこちらの行動が予測できるかのように正確に追ってきます。

そう、村人の中に発信器をもっている者がいたのでした。
家族が捕らえられ脅されていたのでした。
この国の一人残った王子もいたので敵はそれを知って追ってきたのでした。

必死で急ぐ彼らですが、とある村が反乱軍に皆殺しにされかけているのを見たブルースらは、ほっておく訳にいかず、残こり少ない村人を命がけで助けます。

同じ国民同士なのに見せしめのため殺されていたのでした。
女は乱暴され、子供に乳を飲ませられないように乳房を切り取られていました。
子孫ができないようにするためだった。
もちろん男どもは有無も言わさず惨殺です。

あらゆる修羅場を見てきた軍の精鋭達も、あまりのむごたらしさに涙します。

時間のかかった分、反乱軍はそこまで接近していました。

必死で応戦しますが、多勢に無勢では、だんだんと追い詰められ、一人二人と部下が敵の銃弾に倒れます。
ふと見るとモニカも背中に爆弾の欠片が刺さって倒れています。

ちくしょう〜!
足や腕に銃弾を受け傷だらけのブルースは、それでも彼女をかついで、目の前の国境まで最後の力をふりしぼり走ります。

もうダメかーーとの時、やっと無線連絡がつき、軍の指令で、ジェット機が2機、敵の集団にミサイルを発射します。
一網打尽で全滅!

部下二人とモニカ、ブルースはからくも助かり、村人はほとんど無事でした。

ありがとう、貴方のおかげです。

いいえ、私は任務を遂行しただけです。

今日の貴方は本当に良いことをされました。

良い事をここ何年もした事が無かったようなーーー。
ただ命令のみで動いて指示に従うのみ、無情にも見殺しも何度もしてきたーーー。

救出ヘリの中、モニカは疲れ果てたブルースをそっと抱きしめます。

戦争の無残さ、残酷さを如実に描き、軍の精鋭としての優秀な働きのみならず、良心にも目覚めた戦士の勇敢な戦いぶりは圧巻!

ロマンなど欠片もないが、戦う男の生き様と女性の献身的な包容力に超感動した秀作でした。

あ!姫路には来なかったけど、モニカ、ベルリッチのクレオパトラってのがあるそうですね。

’’イタリアの宝石’’と言われる彼女がクレオパトラかあーーー、さぞかし美しいでしょうねえ、気品もあってもの静かで包容力のある感じがたまらないのです。

良いなあーー♪大好きな女優さんなのです。
ラストサムライ 西部開拓の騎兵隊の大尉だったネイサン(トム、クルーズ)はさまざまなインディアンとの戦いに疲れ、しがないライフル販売の前座的な仕事をしています。
多くの死を見てきた妄想から逃げるため、アルコール中毒になっていました。
そこへ日本に行かないか?
日本の軍隊の教育に君を抜擢したい。と

明治維新のさなか、まだまだ西洋文化になじめず、日本古来の伝統を固守しようとする残党も多い。
新に開通した鉄道を襲う集団もあります。

そのなかでも、とある村人の団結は固い。

ネイサンの止めるのも聞かず、ひ弱でまだまだ不慣れなにわか軍隊で対抗しようとしますが、哀れ、100戦練磨のサムライ騎馬隊に完敗して、ネイサンも捕らわれてしまいます。

その頭領はネイサンを生かして連れて帰ることを命じます。

頭領の命で自分の夫を殺された未亡人(小雪さん)が面倒を見ます。
なれない西洋人の獣のような体臭と亡き夫の仇との念に葛藤しながらも手厚く介抱します。
おかげで彼はアルコール中毒からも立ち直ります。

おだやかなな心に戻ってネイサンは村を散策します。
皆、素朴な規則正しい生活をしている様をみて心和みます。

頭領はネイサンに、敵の素性を知るためお前を生かした。
そしてお前に英語を教えてほしい。
自由にしてよい、と大らかに見守ります。
心の広い大きな男だと見こんでいたのでした。

剣術の練習に励んだり、日本語を子供に教えてもらったりして、アメリカでの荒んだ自分の心が洗われていくのが手にとるようにわかる毎日でした。

ある宴の夜、官僚の仕向けた忍者が、忍び寄ります。
フト、屋根を見上げたネイサンはハッと気ずき、頭領に危険を伝えます。
束の間の楽しい宴は一転して醜羅場と化します。
皆必死で応戦して部族を守ります。
ネイサンも鍛えた剣術で応戦し、頭領や子供たちを守りぬきました。

頭領とネイサンの心の絆はがっちりと結ばれます。

当時、明治天皇もまだまだ若く、官僚の言いなりでした。
御許に招かれた頭領一団は堂々と東京にのりこみ天皇に相向かい、どうか日本古来の伝統の証しのこの太刀をお受け取りください。
死ねと命ぜられればこの命捧げます。と訴えますが、心そこにあらずの天皇は下を向いたままです。

捕らわれの身となった頭領を助けにネイサンは単独向かいますが、5人の刺客に襲われますが、気がつくと丸腰でした。

が、日頃の鍛錬の賜物か、相手の剣を瞬時に奪い心を無にした剣は一瞬にして刺客を倒してしまいます。

仲間の加勢もあって無事頭領を奪還しますが、頭領の子息は敵に打たれ、別れを惜しみながらも最後まで身を呈して皆を逃がします。
そんなサムライの生き様を背中に感じながらネイサンは皆とその場を去ります。

クライマックスは反逆集団として天皇配下の軍隊との一騎打ちです。

皆、覚悟を決め、最新兵器を持った軍隊と槍や矢、騎馬隊で立ち向かいます。
兵器にたよった優越性を逆手に取り、おびき寄せ、火攻めにし、騎馬隊も投入して一気に優位に立ちますが、残った兵隊も数少なくなっていました。心を決めた皆は、捨て身の正面突撃!

見たこともない強力な機関銃の標的となり皆殺し寸前にも攻撃を止めようとしない上官を無視して、サムライ出身の下士官は打ちかたヤメ!!と叫びます。
瀕死の頭領は、ネイサンに介錯をたのみ見事な最期をとげます。

軍の上官以外は皆、ひざまずき頭を垂れ黙祷します。

場面は変わって、天皇陛下の元で、アメリカと同盟を結ぶところです。

そこへ傷をおったネイサンが天皇に会見に来ます。

彼の腕には頭領の太刀が抱かれ、「どうか、これは頭領の命、日本の魂です。日本古来の伝統も大事にして下さい。死ねと言われれば、この場で自害致します」、と。

それまで心あらずだった天皇はクッと表情を変え、官僚の止めるのも、ものともせず「この条約は私の意に反するものです。無かった事とします。」と
しつこく止めようとする官僚に、「お前の財産を剥奪し、民に分ける、そしてお前にはこの太刀をやる!」と。

そう、天皇は官僚が私財私欲をこらしていたのをお見通しだったのです。
太刀をやる、とは自害しろとのことでしょう。

そしてネイサンに「頭領の最期の様子を聞かせてくれ。」と

「いいえ、生き様をお話します。」と

天皇はニッコリと微笑みます。

その後、大尉の所在は定かでは無く、傷がもとで亡くなったとか、アメリカに帰ったのか、また、もっとも心の安らぐ場所に戻ったのか?

たぶん、村に帰って彼女(小雪さん)と末永く幸せに暮らしたんだろう。とーーー。

皆討ち死にかな?と思いましたが、主役は残る。
そして幸せに暮らす。ってところがアメリカナイズされたような希望があって良かったし、日本の伝統や文化を余すところなくちりばめて、表現してるのが好感が持てました。

さすが、トム、クルーズですね。
小雪さんとの淡いロマンスも見所です。
プレジデント? だったっけ?
深夜遅くやってた。
1度見たけど。
早く寝なければ、と思いつつ、また見てしまった。

マイケルダグラスが主演です
女性の方は、ゆくゆくファーストレディーになる方ですが、凄い!

自信があるのか?

大統領の補佐に雇われたその日に、政策に甘い大統領をさんざんに批評します。
それを彼は傍で聞いていました。

気が付いてビックリしてしまう彼女、シドロモドロ‐‐‐。

自分にそんなにストレートな忠告をする女性は初めてでした。
一目で気に入ってしまいます。

変わってたからか?インパクトが強かったのか?
一目ぼれ状態で〜す。

大統領の控えめな、かつ巧妙?なお誘いの言葉にストレートに答えて
ベッドルームで、それもホワイトハウスの!
白いワイシャツ1枚で、どう?ってなカッコで、彼の目の前に現われ、自分からキスを!

オオ!!やっぱりアメリカの女性は積極的なのか?
初心な大統領もタジタジです。

(実は、いや、どうでもいいけど、僕もそれくらい積極的な女性でないとダメダメなんですー‐‐。自分からは‐‐‐)

でも、想い、想われ、晩餐会の場でもフランス大統領の奨めでダンスをします。
それも全員の視線の中で。

彼は言います。
皆の視線は僕じゃなく、君に注がれている。
大統領が一緒してる女性はいったい誰なんだってネーー。

でも、お互い平気で、その空間を楽しみます。

選挙前の他候補の執拗な女性関係に対する卑劣なこき下ろし、約束した彼女のエネルギー環境問題に対する課題にも答えられそうにありません。

彼女もガックリしてケンカ別れのようになって出ていこうとします。

こんな形で君を失いたくない。
今の現状では仕方が無いんだ。何とか分かってほしい。と頼みますが、逆上した心に聞く耳はありません。

大統領は敵陣のそんな下劣な発言にも、「ホワイトハウスはノーコメント」をと、信念を通し続けます 。

なにも反撃しない彼に、国民は失望している。
支持率も下がりっぱなし、と、まわりのブレーンも必死で何とか反撃の発言をと頼みます。

だが、記者の待つ、壇上で言います。

彼(敵の候補)が言いたいのは、くだらない2つだけ、私の個人的な女性問題と、その姿勢に対してのみのコメント。
そんな物はなにも産まない。アメリカに何も、もたらさない。
ましてや具体的な政策すら、欠片も無い。

彼女は立派な女性で、環境問題にも真摯に取り組んでいる。
私も独身だ、何も責められるやましい所はないし、それを恥じる気持ちなど欠片も無い。
(彼の奥さんは3年前に病で亡くなっていたのです。)

君の言っているばかげたくだらない謳い文句はここに幕を下ろす。

そして、エネルギー環境問題を正式に議題に取り上げ、無意味な犯罪法案は当面取り消す事を宣言します。
私は合衆国大統領だ!。と

大統領の名演説に関係者全員唖然と息を呑み、一言も発せられません。
部下の皆も感動します。

自室に戻った彼は、防弾ガラスでないゴク普通の車を用意してくれ、私は彼女にいい訳もするし、何でも、あの手この手で説得してくる。と単独で出かけようとします。

一人の男として、逢いに行こうとしたのでした。

が、そこへ「ラジオで聞いたわ、知らず知らずにここへ戻ってきてしまったわ」と彼女が帰ってきます。

良かったねえ!
でもこれが本当なら、巨大国家の最高司令官の立場なら、そんな勝手な行動は許されんだろうなあ‐‐‐。

でもトップの忙しさ、尋常な精神力では1日と持たないだろうなあ。
全て、全責任は彼にあるんだから。
マジェスティック ジム、キャリー主演、マスクの時と大違いのまじめな役柄です。

事故で海に車ごと流され、たどり着いた町、ローソンには、そっくりの容姿の息子を待つ映画館経営のお父さんがいた。

その息子は戦争で戦死したのかどうか行方不明です。
そこへ偶然、昔の彼女も帰ってきます。

事故のショックで記憶喪失になったピーターは、何が何かわからず、自分もその息子ルークだと思いこみます。

戦争でほとんど若者がいなく、年寄りばかりの町です。

皆、親切に接してくれて、もともとハリウッドの脚本家だったピーターは映画の仕事に親しみます。

ある日、映画の一こまを眺めていて、つぎのセリフが浮かびます。そしてまた次から次へとー―‐、そして完全に自分の記憶がよみがえります。

ルークのお父さんもその時同時に危篤状態になり、真実を伝えられずに、そのままこの世を去ります。

彼女とも別れます。

そこへもとの町からの共産党員かという裁判にかりだされ、ハリウッドに戻りますが、、そこで、彼女から渡された手紙の内容を思い出します。

それはルークが戦地から彼女に宛てた切ない内容でした。
「もし、僕が帰ってこなくても、何年か経ってよく晴れた日にそよ風が君のホホをなぜたら、それは僕だと思って、いつも君のことを想っている、愛しているよ。」と書いてありました。

実際のピーターは合理主義者で、戦争も避けてすぎた人物でした。
死にたくないがために、でも、彼女が別れ際に言った「ルークなら戦うわ、無実の罪なら堂々とね」ということばを思い出します。

そして、言います。

「純情な若者が多数犠牲になって守ったアメリカはこんなじゃない、ルーク達はもっと大らかであたたかいアメリカを思い、故郷の仲間達のために死んでいった。」と、そして裁判官の止めるのも聞かず退場します。

場違いな内容でしたが、聴衆は感動し拍手の渦です。
陪審員も英雄となった彼を罰することはできず、うまく取りつくって閉廷します。

当然無罪でした。

電報を打って、ローソンへ帰ります。
君に、預かった物(ルークの手紙と合衆国憲法の本)を駅長さんに預けに帰ります、そのまま帰るからーーと。

しかし駅に着くと、町中の皆が大歓迎で迎えてくれます。
裁判は放映されていたのでした。
もちろん彼女とも再会し、仲良く一緒に暮らすことになります。

「おい、もし僕が死んで、性格は違えども、うりふたつのが、記憶喪失でやってきて、改心して、いい男になったら、どうだ?」と言うと、「いややわ!そんなおんなじ者2度も入らんわ!」だと―――。

ははは、そりゃそうでしょう。
でも即答するか?ほんまに!
ビューティフル、マインド ラッセル、クロウの映画は良いねえ。

男らしい映画もこんな変人ぽいのもこなす。

ジョン、ナッシュ、数学理論学者で、子供の頃から、部屋に閉じこもって、数字とニラメッコしてるオタクでした。

大学でも授業に出ず、独自の理論を研究していた。

生徒であるステキな女性とお付き合いします。
でも普通の表現ができません。
あくまで理論的なお話が主です。

でも初めてのデートで夜空をながめて何でも良いから言葉を言ってごらん。と

彼女が「え〜っとじゃあ、傘、」って言います。

背中にまわってそっと手を取りそのまま夜空の星を傘状になぞります。

良いねえ、ロマンチックじゃないか!♪
シャンパーニュを飲みながら楽しい夕べを過ごします。

何回目かの湖畔のほとりのデート時に、言います。

「僕はやっぱりロマンチックな言葉は言えない。
こんな場合、数回のプラトニックなデートを重ねて、セックスにまで持っていくけど、できるなら僕は省いて君とそうしたいと思う。」と、
「そして僕をひっぱたく?」と聞きます。

彼女は優しく彼にキスします。
「どう、良い事あった?」ってネ。
ク〜!たまらんなあ〜〜(^^)。
結婚しますが、そんな幸せな生活も長く続きません。

ノイローゼだったのです。
ペンタゴンでロシアの暗号を解いてから、別の団体に依頼されて国家機密である敵の暗号解きに没頭します。
腕にはコードが埋めこまれ、管理されてます。
そしてとある廃墟の豪邸のポストに回答の封書を入れます。

ある時は敵の刺客にねらわれ、からくも逃げ切ります。
がそれからいつも追われ、狙われているとの妄想を見ます。

友人だとおもっていたのも幻覚でした。
ず〜っと付きまといます。

精神病院に入れられて、インシュリン治療され、身も心もボロボロになります。
何とか退院して奥さんと子供の3人暮らしですが、何もできずうちに、こもりぱなし、奥さんを愛せないと薬も内緒で止めてしまいます。
すると、また妄想が--、家の傍の小屋がまた妄想の部屋になり数字の用紙がはりめぐらされ、おぞましい光景です。

奥さんが見つけ、子供もお風呂で溺れかけ、もうダメと再入院させようとしますが、どうか、少しだけ時間をくれ、ナンとか自分でするからーー。と

奥さんも実家に帰らせます。
が帰っていなかった。

私は奇跡を信じます。
そう、これが真実よ、と自分の頬、胸に彼の手を当てさせます。

そして何十年と支え続けます。
大学にも少しずつ復帰して、研究熱心な生徒も集まってきます。

ある日、ノーベル賞の使いが来ます。
ストックホルムの受賞会場で言います。

学者としての最大の発見、それは愛という方程式、君が僕の答、君がすべての答です。と奥さんの方に向いて言います。

一緒に挫けず支え続けてきた奥さんの愛があったからこそ、今の彼がある。

本来なら病院に入れられ、そのまま野垂れ死にだったでしょう。

すごい映画でした。  感動した! 良かった!
ぜひ見て下さいネ。

今も教授は教壇に立ち、ブリンストンに住んでおられるそうです。
情事 モニカ、ベルリッチの 情事 を見た。

家内が僕に借りてきた。
でも、なじぇ?こんなの借りてきたの?

う〜ん、ハテ?‐‐‐、確かに僕はこの女優さん、好きだけど‐‐。

でも、なかなかと言うか?
なんと言うか?ちょっと‐‐‐‐?
いや、まあ、こんなもんでしょう。世の中って‐‐‐。

でもス、スバライOOOでした。ハハハハ、Hねえー‐‐。オホンーー。

でも僕が一番いいと思うのは、やっぱり品のある雰囲気、空気かな?

こんな人と一緒なら、死んでも良いかな‐‐、何つって‐‐、ははは。

内容は、事故死したご主人が借金まみれで、外には女性がいたのでした。
保険も解約してあって、資産も担保に入っていました。
借金を返すメドもありません。

そこで、女の武器って言うのか、4年間、私を自由にして良いとの景品での懸賞(1億円)をかけて20名集めます。
きちんと法的な書類も作ってあります。

集まってきたのは皆、元主人の友人ばかりでした。
それぞれに政治力があり、資産家ばかりです。

モニカの色香に寄ってきます。
でも中には、理由が不純だと突っぱねる人物もいたり、若い子で、本当に好きだからと寄ってきた者が、実は懸賞金目当てだったりして、モニカはがっかりします。

哀れな人、と縁を切ります。

そこへどこからか密告があり、警察の調べが入り、弁護士や集まった資産家もたちまち窮地に‐‐‐。

でも機転のきくモニカは皆主人の友人が娘の高等教育費と生活を援助してやろうとの好意なのです、と。
調べの中で、懸賞の景品とは何だ?との問いに、ここに居る弁護士さんの持ってる船です。と言います。

そうですか、なるほど、そう記録しておきましょう。と警察官も善意でそう認めてくれました。

財界のお偉いさんばかりが、リストに上がっていたので、見逃すことになっていたのでしょう。

まんまとモニカは何億もの小切手を手にします。

飛行場で旅行に出るモニカ親子に、警察官は、一つ聞きたいんですが、と

それは、誰が密告したんでしょうか?と。

さあ、誰でしょうね?−−−。と振り返ってニッコリ微笑むモニカが何とも言えなかった。

たぶん本人だったんでしょうね。

ハア〜、ちょっと‐‐‐。
でも何だか、マレーナのような不幸な終わり方でなかったので、気分はちょっと良かったかな?

餌食となった資産家にとっては痛くも痒くも無い金額だったでしょうし、モニカ親子も安泰に暮らせるだろうし、良かったね!と言いたいかな?

でも本当の、いや真実の愛って何でしょうね?
その人に見合った生活力も必要だし、好きや惚れただけではやっぱりダメなのかな?

なんだか、チョッピリ空しかった‐‐‐。
映画の中のモニカも、本当は空しかったんだろうなあ‐‐。

でもあれだけの器量で、小さな女の子が一人いるくらいなら、焦らなくてもいくらでも引きうけてくれる人はいると思うけど、そこはやっぱり映画かな?

アトム今昔‐‐。 世論の反対を押し切って、アトムの最後は太陽に突っ込んで核爆発して死んだことになっている。

手塚先生は、その後、連載でアトム今昔物語として、太陽に突っ込んで爆発したアトムをバッタ型の宇宙人が再生して地球に送り返した。と書いておられる。

しかし、タイムトラベルしてしまい、昭和の初めに行ってしまいます。

お茶の水博士もまだ青年で、もちろん普通の青年です。
そのお父さんもいます。
それから何十年放浪の旅をして2.000年近くなりますが、いよいよ原子エネルギーが切れて、野原にバッタリと行き倒れてしまいます。

そして、数年後、お父さんが、交通事故で死んだ息子を蘇らせるために、アトムを造ります。

しかし目を覚ましません。
なぜだ?どうしてだ?と嘆きます。

なぜなら、タイムパラドクス!
同じ時代に同じアトムが二人存在することになるからです。

どこからともなく妖精のような小さな女性が、朽ち果てたアトムを爆破します。

さあ、アトムよ、生まれ変わりなさい!と‐‐‐。

そして、アトムは目覚まします。

何度も、何度も時を超えて、繰り返してるんでしょうか?

手塚先生は永遠にアトムを存続させるために‐‐‐‐。
バニラ、スカイ トムクルーズのバニラ、スカイ見ました。

しかし、最初はどうなっとんじゃあ?ってのが堂々巡り!
ホントにわからなかった。

相続で富と栄誉を持ったトムは、大企業を数軒もつ若き実業家です。
なんでもすべて手に入ります。

可愛い彼女もいます。
その上に親友の彼女をも手に入れようとします。

しかし、元彼女の運転する愛車マスタングに乗ったのが運の尽き!
錯乱状態の彼女は無謀運転、あげくのはて、ハイウエイの下に落下して、
彼女は死んでしまい、生き残った自分は二目と見れないぶ男に、身体も折れ曲がったままの状態、整形してもあまり変わらない、激しい頭痛に悩まされる毎日。

何日も経って思い直して、彼女に会いに行きます。
そしてデートしようという事になります。

が行ったパーティー会場には、元彼がいっしょです。
やっぱり監視付きでした。
そして酔いつぶれ、帰りに送っていきますが、彼女は一人で帰る。と

彼の方も愛想を尽かして離れます。
しばらく経って、後を追いかけますが、彼女と彼の抱き合ってる妄想が襲ってきて、その場に崩れ落ち、朝まで眠ってしまう。

起きると彼女がさあ、一緒に暮らしましょう。って、え、あいつと一緒じゃなかったの?

何が?一人で帰ったわよ、って

それからうそのような幸せがー‐‐。
再度の整形も成功して元の顔に戻ります。

何もかもが、うまく戻ったようでした。

が、そこで場面が変わり、刑務所の中、合成のシリコンのマスクをかぶって、精神科医の問診を受けています。

訳のわからぬ押し問答ばかり続きます。

フラッシュバックのように過去がよみがえり、彼女が元の彼女になったり、訳がわからなくなり、ベットの上で枕を顔に押し付け殺してしまいます。

よく見るとその胸には覚えのあるほくろが‐‐‐?!
ああ、本当の彼女を殺してしまった。

なんだか、どんでん返しの繰り返し、
しかし、本当はあのパーティー会場の帰りに崩れた後、数か月の間、落ち込んで、自宅に閉じこもり、たまたま映っていたテレビで、死んで冷凍になり、その間の思考回路を操作してもらう企業の契約書にサインしていたのでした。

その後、睡眠薬で自殺、その後はすべて自分の作り上げた夢の繰り返しだったのです。

あれから150年経って、彼女も、もうこの世にはいません。
自分もすでに死んでいます。

意志のみがコンピュターの中でのみ夢を見ていたのでした。

精神科医も彼女も、蘇った自分の顔も、彼女を殺した事もすべて自作の夢だったのです。
昔小さい頃、何かでみた理想の女性を彼女に当てはめていたのでした。
明るく献身的な女性です。

夢の監視員から、自分の死後、会社は自分を手厚く称えてくれて、親友も3日3晩弔いの宴をしてくれた本当の親友だった。と聞きます。

彼女がまた現われ、生まれ変わって、猫になって逢おうと言います。

最後はその自分と決別するため高層ビルの屋上から飛び降ります。

これでもう大丈夫よ。と彼女の声が聞こえます。

何だか、空しいような複雑な気分のビデオでした。

あ〜、返って疲れた‐‐‐。
トリプルX エクストリーム、スポーツのカリスマ的存在の札付きの悪がシークレットエージェントに抜擢される。

今まで派遣されたエージェントはことごとくテロリストに処刑されてきた。
悪には悪をと免罪のかわりに無理やり派遣される。

だが、根っからの悪ではなく、心優しく男気があります。
使うだけ使った研究員を毒ガスで平気で殺してしまうボスに怒りを顕わにします。

組織から抜け出たいとおもっているエレーナ(アーシア、アルジェント)を救うために、命令にも背いて敵地に残ります。

オートバイでの空中殺法や、雪崩をおこしてその雪崩と競争するようにその衝撃で敵のレーダーを破壊したり、所々色気もあったり、スキンヘッドですが、目が優しそうでセリフがまたやや太めの声で気が利いてて、いいねえ!
体形もマッチョまでいかないけど、大きくて締まってます。

最後は命令されてもいないのに、やっと命をかけられる出来事に遭えたと決死の覚悟で、毒ガスのミサイルを積んだ130kmではしるジェットボートに、お気に入りの旧式だがモンスターポンティアックから飛び移ります。

そして危機一髪で指令機器を外して運河に潜行させて自分モロとも爆破します。

もう死んでしまった。とエレーナも嘆きます。

しかし、からくも生き延びていました。

エレーナと南の島で休暇を過ごします。
この彼女がまたキュートで陰りがあって、良いですねえ。

ワイルド、スピードのヴィン、ディーゼル主演で、男からみてもカックイイ!!ほとんどスタント無しだそうだ。

う〜ん、惚れちゃいそう!やっぱり男気のあるのは良いねえ!
フロッグ、プリンス 女と見ると、手当り次第に手をつけてしまうフシダラな王子がいました。

しかし決して無理やりじゃなく、魅力もあったのです。剣術も強く、正義感もあってよくもてたのでした。

でもそれがもとで国のための政略結婚の日にまで、ひょんなことで暴漢から助けたその村の行きずりの娘と関係してしまい、その国の王は怒って、結婚は取りやめになり、裁判で家来ともどもカエルに変えられてしまいます。

その王女は純粋無垢なすばらしい娘でした。
王女の悲しげな顔は忘れられません。

そのまま500年も経ってしまいます。
その呪いを解くには女性とキスして永遠の結婚を誓わねばなりません。

最初にキスされたのは、中年すぎの女優マーゴでした。
監督とのデートの途中に見つけられ、この見にくいカエルにもキスできるほど、貴方を想っている。との経緯だったのです。

ポイっと池に捨てられ、やっと人間に変わります。

やった〜!!と喜びますが、5日以内にその女性と結婚の約束をしないとまたカエルに戻ってしまう。

でも本当は道路にほりだされた時に助けてくれた馬車に乗った若い女性ケイトに恋していたのでした。

その女性は昔のあの王女の生まれ変わりだったみたいで、そっくりの姿だったのです。

「恋は回数じゃない、思い出なんだ、真実の愛てのは?」とケイトに聞きます。

ケイトは「それは白髪になって歯が抜けてみすぼらしくなっても、それを見ている夫も年老いて、見詰め合って君と一緒にくらせて幸せだ。君は私の女王だ!」って感じかなあ、と理想を伝えます。

お互いに運命めいたものを感じますが、女優マーゴと結婚しないとまたカエルに戻ってしまう。

家来のためもあって仕方なく結婚の誓いを‐‐。

しかし、やっぱりダメだ、君も僕もお互いに愛していない。

いいのよ、どうせ結婚なんて、愛なんて信じてないから。

いけない、それは君に相応しい相手を選んでないからだ。

僕はケイトを愛している。
と振り返って、ケイトに言います。

「きみの瞳を見ると、そこにはいつも私の姿が見える。
心が叫んだ。
この人こそ、私の女王だ!
君を愛せて幸せだった。
君と歩めぬ人生ならカエルのほうがましだ。」と告げます。

「嬉しいわ」と‐‐‐。

しかし残念ながらカエルに戻ってしまいます。

「信じてあげなくて、ごめんなさい。信じることがこわかったの。」

「いや、良いんだよ。」

いとおしく手の平で包んで、そっとキスします。

すると、どうでしょう。みごとに呪いが解けて本当にもとの人間に戻ります。

乙女の真実の愛が必要だっだのです。

という夢物語みたいですが、考えさせられる良いビデオでした。

メメント 最後のシーンから始まり、10分ごとに後戻り、それも少しダブりもって。

主人公はガイピアースです。

10分で今の記憶が消えてしまう。

真夜中に奥さんが暴漢に襲われ、助けようとするが殺され、自分も頭を殴られて、その時の打撃で記憶のカイバが壊されたのでしょう。

起こったことすべてをメモに書きとめ、ポラロイドにとってその裏にコメントを書く。

絶対の真実は体にタトウーにして残しておきます。

バックしていく行程はフラッシュバックのように描かれ、かなり迫真の映像です。

同じ境遇の彼氏を殺された女性はマトリックスの女優さんです。
でも彼氏を殺したのは忘れてしまうとは言え、まんまとだまされたガイピアースだったのです。

家内が見てるのを途中、所どころ見ただけですが、見応えありました。
ビーンズ、トーク ジャックと豆の木って童話があります。

親孝行なジャックはある日、生活の糧である牛を売りに行きます。

途中で出会った老人に魔法の豆と牛を交換してしまいます。
怒ったお母さん、でも豆の木は天までとどき、お話の通り黄金のハープと金の卵を産むガチョウを手に入れ二人幸せに暮らします。と言うお話は皆さんご存知ですね。

ところが、現代にジャックの400年後の子孫がいました。
もちろん大富豪でお城に住んでいます。

でもさびしい一人暮しでした。

主人公はマシューモディーンです。まじめな大企業の発展を優先する実業家です。

だがある日、キュートな女性と食事します。
そして貴方は大勢の民を苦しめ、死なせました。と告げられます。

何の事だ?
そこから自分のカルマの謎解きにのめり込みます。

400年も生き続けている叔母さんに会います。

貴方の運命はこのペンダントにあるのよ。
さあ、もってお行き、そしてジャック家の呪いを開放しておくれ!と。

深い森の中でペンダントの中の豆を植えます。
疲れきって眠り込んでしまいます。

目が覚めると天に通じる大木が目の前に---、

童話とはまったく違う真実がそこにはあった。としたら---、
どうでしょう?

すごく面白い映画(ビデオ)でした。

ぜひ、内容は見て下さい。

キュートな女性との間柄も気になりま〜す。よ!!
ムーラン、ルージュ 女優であり、娼婦のサティーン(ニコールキッドマン)、と貧乏作家、クリスチャン(ユアン、マクレガー)のミュージカル。

初めて本当に愛し合った2人でしたが、出資者の公爵に、逆らえずサティーンは諦めます。

公爵のクリスチャンを殺すという言葉に屈したのでした。

余命幾ばくもないサティーンは2人で逃げようと言ったクリスチャンに、もう愛してないと告げます。

「私はインドの日陰の花、そして選んだの、マハラジャを--。」と

しかし、クリスチャンは諦めきれません。

舞台の裏方へ忍び込みます。

舞台裏で本当はどうなんだ!と詰めよりますが、その時舞台が開きます。

そこでクリスチャンはもうわかった。
今までの勘定を払う。やっと目がさめた。

公爵にくれてやる。とその場を立ち去ろうとします。

そこで舞台仲間の一人が機転をきかせて「この世で一番素晴らしいことは誰かを愛し、その人からも愛される事だ〜!!」と叫びます。

はっと我に返ったサティーンは戻ってきてと唄いかけます。

ああ、やっぱり真実はあった。とクリスチャンは戻ります。

そのまま舞台はハッピーエンドに転換します。
皆も応援して、ジャマしようとする公爵の手から2人を守ります。

しかし、エンドの幕と同時に疲れ果て命尽きようとするサティーンー--。

私の分も生きてね--貴方には才能があるわ。
約束して--私はずっと貴方といっしょにいられるからーーー。
と励まし、そっと息をひきとります。

可愛そうな結末だけど、でも良かったね。

真の心を通じ合えて、一瞬の物語、愛の物語--ー。The end

ジ〜ン----ときてしまった。

いいねえ、良かった。
なんとも爽やかな作品だった。

お互いに信じあい、想い合う心はたとえ身体が滅ぼうとも永遠だから----。
ウィンド、トーカーズ
太平洋戦争のサイパン島陥落の最期のものだった。

ニコラスケイジは通信員のナバホを守る役目をまかされた隊員だった。

暗号を敵から守る重要な役目を背負わされていた。
ダメな時はその暗号員も殺さねばならないつらい役目だった。

しかし、前戦地でつまらない沼地を死守せよとの命令を頑なに守って、撤退しようと懇願した部下を全員戦死させ、自分だけ生き残ったあわれな英雄でした。

左耳は内耳をやられ、つねに目まいと平衡感覚がみだれ、鎮痛剤を離せない体だった。

何度も窮地を持ち前の機転をきかせて、仲間を守り、どんどん進撃していきますが、日本人居りゅう地で、安心していたところを日本軍に襲われ、もう一人のナバホ人が連れ去られそうだったので、やむなく手榴弾で敵兵もろとも爆破します。

それをもう一人のナバホ人が恨み、守らねばならないのに、身勝手で危険な行動をします。

そうこうする内に敵兵に囲まれ、窮地に落ちますが、からくも連絡がついた空軍が最後の敵陣地を爆撃して、サイパンを陥落します。

しかし、もうだれも死なせない、絶対に無事に帰らせると誓った、ケイジは自らを犠牲にしてナバホ人を助けますが、とうとう息を引き取ります。

聖母マリアに、皆の無事のお祈りを捧げながら---、

場面は変わってアリゾナの渓谷の頂上で生還したナバホが自分の妻と息子の前で追悼の儀式をします。

そしてケイジの話を私がする時は大切な真友だと思いなさい。と言いきかせます。

戦争の無意味さ、残酷さ、空しさをリアルに教えてくれる、さすがジョンウー監督と思わせる傑作でした。

事実をリアルに再現したフルアクションと束の間の休息の風景にカモメが出てくるのは、ジョンウー監督の映画の特徴でしょうね。
ミッションUでは鳩でした。

日本の子供に痛み止めをやりながら、日本語で話かけるケイジの優しさや、ナバホ人に友人を殺したのは悪かった、決してそうしたくはなかったんだ、と死に際に謝る素顔にはちょっとホロっとしました。
チル、ファクター ビデオを見ました。

無人島で生物兵器の研究の最後の日に、あのベトナム戦争に使われた枯葉剤の実験をします。

止める軍の大佐のいう事も聞かず博士はスイッチを入れます。

ところがデーターの見間違いで半径800mが実際には8kmだったのです。
島全体を覆い尽くす破壊力でした。

部下が外にいます。

慌ててスイッチを切りますが、もう時すでに遅し、必死に逃げる部下たちは一瞬にして皮膚がただれ、中心部にいた者は消滅してしまいます。

軍法会議で大佐は懲役刑で階級も給料もすべて剥奪され、事件は闇から闇へ葬り去られます。

刑を終え出てきた大佐は人間が変わってしまってました。

研究所へ仲間と乗り込んで枯葉剤を奪おうとしますが、瀕死の体で博士は持ち出し、街のバーのウェイターに頼みます。

ちょうど居合わせたアイスクリーム屋の冷凍車で運ぶように、なぜなら50度を越えると自然に爆発してしまうのです。

アイスクリーム屋は会社に恨みをもって車ごと盗んできた盗賊でした。
が、事の大事さに仕方なく、文句いいながらもいっしょに運びます。

気がついた追っ手が追いかけてきます。

非情な元大佐はいく手のタンクローリーを爆破して峠道をくづれさせ、止めようとしますが、ギリギリすり抜け何とかやり過ごします。
でも次のカーブで自家用車とぶつかり横転します。

自家用車に付いていたボートで断崖絶壁を滑り降り河へ逃げます。
氷河が源流で0度以下のため何とか爆発は免れます。

しかし車を調達に行った先で先回りされ、相棒は捕まりダムまで来いと言われとうとう奪われます。
が、おとりだったのです。
中身は入れ替えてありました。

必死で逃げ、トンネルに入って逃げ切った時に追跡してた敵ワゴンを軍のヘリコプターが爆破して助かった。
と思いきや、爆破されながらもトンネルに滑り込んだ大佐は生きてました。

枯葉剤は奪われますが、辛くも逃げ切り、トンネルをミサイルで封鎖して中で爆発して最悪の危機は免れました。

が、極秘事項のため、大活躍した二人には何の報酬も名誉もありません。

若い看護婦さんが英雄ねえ、すごいわね。って言ってくれただけでした。

そこで、演技で、ああ、めまいがーー、やっぱり撃たれた足が痛むとか言って救急車に運ばれて、看護婦さんとのスキンシップのみの褒美でした。

あっぱれ、なんの報酬もなく、危険を顧みずがんばった無欲な2人に拍手でした。

タイムマシン
1800年後半の話です。

大学の教授が友達に紹介された彼女に結婚の申し込みをしようとしたとき、強盗に会います。

お金や手袋、時計を渡しますが、婚約指輪は彼女が拒否します。彼女を守ろうとした矢先にはずみで撃たれて彼女は死んでしまいます。

教授(ガイピアース)は過去を取り戻そうとします。

家の研究室に閉じこもり4年がかりでタイムマシンを完成させます。

過去に戻って、彼女を事故のあった公園から急いで街に連れ出します。

が、彼女のほしがったバラの花束を買っている間に、音に驚いた馬車が暴走して転倒、その下敷きになって彼女は死んでしまいます。

なぜ?過去は変えられないのか?
この時代には答えがない、と遠い未来にワープします。

宇宙にも行ける時代、でもまだタイムマシンはありません。

すごいねえ!1800年代にタイムマシンがあるなんて?!

またずーっと未来に旅します。
到着と同時に月が爆発して地上は壊滅寸前でした。

慌てて、再度ワープ。
その時の衝撃で気を失って、80万年先まで行ってしまいます。

そこでは、渓谷の断崖絶壁に張り付くような籠状の家に皆住んでいます。
日が暮れると皆おとなしく眠り、夜があけると働きます。

その夜、恐ろしい夢を見ます。
化け物が襲ってくる夢です。
皆も同じ夢を見ます。

さて翌日タイムマシンの無事を確認に行って、そこで夢に出てきた地底人に襲われます。

助けてくれた女性も連れ去られます。
でも皆は抵抗も救おうともしません。

なぜだ?どうして戦かわないんだ?と聞きますが、無言です。

彼女の弟を説得して地底人の居場所へ救いに行きます。
が捕まってしまいます。

連れ去られた人間はみな食料だったのです。

でも彼女は繁殖用で無事でした。
そこには地底人の頭脳となる人種がいました。

彼は教授の過去からすべて知っていました。
そして彼女の死から逃れられず、タイムマシンを作った。
しかし、細部は変えられても、死は変えられない。と言い、過去へ戻れと言います。

しかし、必死に抵抗して動きかけたタイムマシンから振り切り、化け物は分解して無くなってしまいます。

またそこから何億年の未来に行って様子を見ますが、緑も無くなってもっと荒れた時代になってました。

そこでまた過去に戻り、タイムマシンに細工をして爆発させ、地底人を壊滅させます。

そして少しでも未来を良きものに変えてやろうとがんばるのです。

過去の悲劇はとりもどせないが、最良の未来は造れる、という神の御意志なのかな?と思わせる最後でした。

元の時代がダブって映しだされ、彼がいなくなってもう二週間だ、でも彼には居心地の良い場所が見つかったんだろう。と友達がつぶやく場面で終わりでした。

なんとも現実になりそうな超空想的世界の話で、あっという間の2時間でした。
これまた良い映画でしたよ。

トータルファイアーズ 先行オールナイト見ました。

イスラエルで原爆の不発弾がみつかります。

オーストリアのナチス信望テロ集団がそれを買います。

同時期にチェチェンで爆発が起こりロシアが仕掛けたと情報が流れます。

テロと手を組んだロシア軍の反体制グループが勝手に起こした行動です。

それを聞いたアメリカは抗議します。

しかし、統率がなってないと思われるのを嫌いロシアの新大統領は自分の命令で行ったと報道します。

それを聞いたアメリカ側はますます怒りに燃えます。

その頃テロ集団はアメリカに原爆を極秘に送り込み、大統領がフットボール観戦に来ているボルチモアで起爆します。
危機一髪、情報を聞いたCIA長官は急いでその場を離れます。
中心地から離れたものの爆風と衝撃で車ごと吹き飛ばされますが、大統領はかすり傷で済みました。

長官はしばらくしてなくなります。

捜査の片腕の歴史研究家でありCIAの捜査官(ベン、アフレック)が最期に立ち会います。

ボルチモアの病院の医者である彼女の安否も気にかかりますが、そんな余裕はありません。

大統領のブレーン達はロシア先制攻撃を推し進めようとします。

ロシアの新大統領は冷静に事を見据えていました。

でもアメリカの第1回目の軍事基地攻撃に我慢しましたが次の攻撃機飛来に対抗してアメリカの空母を1隻撃沈させます。

いよいよ最終戦争突入寸前です。

爆発した原爆のデーターから昔CIAがイスラエルに渡した物とわかります。

ベンはそれを伝えるためにペンタゴンに乗り込み、亡くなった長官のIDカードを使って入り込み、大統領に直訴しようとしますが、無理でした。

軍の上官に詰めよりロシアの大統領に直訴のメールを送ります。

各部署に独立性を持たせてあるため、出来る芸当でしょう。

原爆はアメリカ製のもので、ロシアは濡れ衣を着せられ、アメリカはまんまとテロに騙されている、とロシア大統領に攻撃ストップを頼みます。
恐怖が連鎖反応でーーとここで途切れてしまいます。

しばらくしてロシアから攻撃中止の連絡がアメリカ側に入り、秒読み段階だったミサイル発射を大統領は中止させます。

場面は変わってロシアで核削減の調印式、ホワイトハウスで両大統領の演説があり、それを遠方から聞いているベンとその彼女にロシアの年老いた諜報部員が近寄り、長官とは旧知の仲だった。

もう彼と話せないのは寂しいことだ。と伝えます。
でもまた何かあったら君に連絡するよとーー。
光栄です、と答えます。

亡くなった長官がよく言っていた裏口を開けておくという事。

それは極限の選択の場面で、敵同士だが本音をかたれる真実の伝達者がいるということでした。

テロの首班格はお互いの国の責任で、闇から闇へ暗殺され、世界はまた平和をとり戻します。

サーティーンズデイとは違った、諜報部員の緻密かつ迅速な水面下の地道な活躍が描かれ、現実の核爆発の状況の描写は少し押さえ気味であまり生生しくなかったけど、手に汗握る速いテンポのすごい作品でした。

最後にロシアの諜報部員がベンの彼女に婚約のささやかなお祝いだといって小さな包みを渡します。

何故、それを知ってるんですか?今朝決めたばかりなのにーーー?

ニコッとほほえんでジ、エンドでした。

すべてお見通しだよ!ってなんだか恐いくらいに精通している情報網で守られてるんだ。と印象ずける終わり方でした。

でもハッピーエンドで良かったです。
千と千尋の神隠し 残務処理しもって千と千尋を見た。

う〜ん、なかなか見応えがあった。

男前のハクが昔、千尋があやまってはまっておぼれたところを助けてくれた川の神、え〜、右早見琥珀主かな?

お〜!カッコええ名前!

ははは、そんなことしか感動がないのか?

好みとしてはボーイッシュなリンが良いかな?
何ちゃって--ー。

でも結構良い映画だった。

無償の愛がすべて、皆が応援してくれる。

良いねえ、欲深いのや打算はすべて最後はダメになる。

これは真理だな。
ジョー満月の島へ行く 1.990年の映画、  ジョー満月の島へ行く。

若いトム、ハンクスとメグ、ライアンの共演です。

うだつの上がらない会社員が医者から脳に雲がかかっている。あと6ヶ月しかもたない。と言われる。

会社もやめ、ボ〜ッとした女子社員(メグライアン)をさそって夕食に行きます。

音楽も演奏してもらい、いいムードになります。
が、半年の命と聞いて帰ってしまう。

ある日、リッチそうな老人がアパートに来ます。
そして医者から聞いた。
君はもう余命幾ばくも無いから、最後に男らしく死なないか?

それまでの経費は全て私がもつ。

ゴールドカードでリムジンを呼び、高級なスーツにジャングル用の衣服、防水のボストンバックも4つ買います。

空港にハデな女性(メグライアン)が来ます。
いわくありげな過去を引きずっている女性であの老人の娘でした。

さて翌日、ベイサイドへ行くと腹違いの娘が迎えに来ています。
これまたメグライアン(3役)素直な感じの女性で島までジョーを送り届ける役目なのです。

航海中に台風にあい、船は雷で沈み、彼女を助けて2人でボストンバックの上で漂流します。

気絶している彼女の為自分は1滴も水を飲まず、ある夜朦朧とした意識のなかで巨大なお月さんが海から昇ってきます。

そのときわが命をお与えくださった大いなる神に感謝を捧げます。

翌日、メグが目覚め、目的の島の住民に助けられます。

さて祝宴の後ジョーは約束の怒り狂う火山を静めるため、飛び込もうとしますが、やっと初めて好きになったのにもう死んでしまうの?やめて!とメグがいいます。

でも、もう決めたんだ。
男らしく死なせてくれ。
じゃあ、私と結婚して、そして私もいっしょに行くわ、って。

奇跡が起こって、火山が2人を跳ね返します。

島はそのまま噴火して沈んでしまいます。

またまた浮き上がってきたボストンバックのいかだで、2人は漂流します。
脳の病気も老人の主治医のウソとわかります。
そして2人っきりでー--。

そして、2人は幸せに暮らしました。とサー--。

なんだか夢物語みたいな話でしたが、若いトムハンクスのほうが今より良いと僕は思います。

3役をこなしたメグも若くて可愛かったです。

ひさびさにメルヘンのようなホワ〜っと見られる映画でした。良かったですよ。
ナチュラル 84年の映画、ナチュラル。

ロバートレッドフォード主演の野球映画です。

高校卒業したてのルーキーが、運動選手をカタキと狙う女殺人鬼に撃たれて、16年間を無駄にします。

35歳すぎて、スカウトの目にとまり、大リーグ最下位のチームに入ります。

素性を言わないロバートに不信を抱く監督はなかなかつかってくれません。

俺は野球が好きなんだ。野球をしにやってきたんだ。と訴えます。

試し打ちの打撃力や守備力を見て、チームの皆はびっくりします。
チームも盛り上がってBクラスからAクラスに昇格します。

しかし、ギャングの情婦のキムベイシンガーの色香にほだされメロメロになって、三振の山です。
チームもまたどんどん落ちていきます。

そこへ幼なじみの彼女(グレングローズ、百一匹ワンちゃんの悪役の女優さん)がスタジアムに応援にきます。
お互いの愛のパワーでしょうか?

何故か大いなる力がみなぎります。
ホームラン!スランプから抜けだします。
観客席を見上げて、ああ、彼女だったのか?と気がつきます。

彼女には子供がいました。
そうか、結婚してたのか?とちょっとがっかりします。

やっと調子をとりもどしかけたころにパーティー会場で例の情婦に毒物を飲ませられます。

急きょ入院、検査の結果では胃の中に昔のピストルの弾がのこっていて胃がボロボロでした。

運動はもうできない。もし試合に出たら死ぬぞ、と医者に言われます。

傷の痛みに耐えながらがんばりますが、三振ばかりです。

最後の打席の前に幼なじみの彼女が手紙を渡します。

息子はあなたの子供なのよ。って書いてありました。

さあ、勇気100倍になったロバートは痛みに負けず、打ち返します。
が、手作りの愛用のバットは真っ二つに割れます。不吉な予感、仕方なく新しいバットをマスコットボーイ?に頼みます。

持ってきたバットを見て、ああ、そうか、よし!!と思い直します。
彼に作ってやった手作りのバットでした。

最後の打球は場外に近いライトに激突、連鎖反応で花火のように、まるで祝福しているようでした。

真実の愛が人を向上させ、打算のある欲情は人を堕落させるってことを教えてくれた話でもあり、欲の無い真に野球に情熱を燃やす男気のある映画でした。

人生はふたつある。
それは学ぶ人生とその後を生きる人生よ。って過去の不運を嘆くロバートを励ます幼なじみの彼女の言葉が印象的でした。
ドラキュリア 昼食の間、少しの間ですが、家の者がビデオでドラキュリアを見ていたのでチラッとだけ見た。

代々ドラキュラが再生しないよう地下金庫にしまって封印してあるのを泥棒が財宝と思い開けてしまう。

蘇ったドラキュリアはこの世の退廃した様子をみて良い時代だと喜び、仲間を増やしていきます。

守っていた老人はドラキュリアを昔、捕まえた時に突き抜けた槍が自分にも刺さってドラキュリアの血が混ざって永遠の命を得て、何百年と生き続けてきたのでした。

その娘にもドラキュリアの血が引き継がれていて、娘が目的でドラキュアは蘇ったのでした。

しかし老人も殺され、世話になった老人を父と慕う青年が後を追ってきて引き継ぎ、娘を守りますが、ついに娘も噛まれ同化してしまいます。
青年の血を吸えと言われ吸います。

でも実際は自分の唇をかんでそう見せかけていただけで、備わった特殊能力を使ってドラクリュリアに対抗します。青年も応援します。

なぜ聖書や銀貨、十字架を嫌うか?それはキリストを裏切って、数枚の銀貨をもらい、後悔して首を吊ろうとしたがロープが切れ、死に切れず、皆からさんざん非難され続けた人物がキリストは死ぬ事すら許してくれなかったと恨んで、憎悪の化身と化したものでした。

そうあのユダだったのです。

しかし、許しをこうた事はあったのかと娘は聞きます。

なに!!そんなこと、そうに決まっている。ーーーと思い込んでいたのでした。

機転を利かせて娘はドラキュアの首にキリストの像に繋がったロープを掛け屋上から一緒に飛び降り首釣り状態にし、キリストはそんなに悩まなくても、死ななくても良いんだよ。と許されたのよ。と言い、ああそうだったのか。と納得して娘の呪縛も解いてやり、自分はちょうど昇ってきた朝の太陽に焼かれ燃えてしまいます。

やっと浄化できたのです。

人間に戻った娘はお父さんの意思をついでドラキュリアの灰を守っていく決心をします。と言う物語でした。

ほんの終わりの10分程見ただけですが、俳優さんもTV俳優さんだそうですが、スマートな現代風の役柄でした。

見応えありましたよ。
スターヲーズEP2
アミダラ女王とアナキンスカイヲーカーの再会、アナキンは
若さゆえか正直にアミダラにずっと思い続けていた。と言いますが、彼女はそんな目で見つめないで、とか無理、堕落しかない、とかはぐらかし、アナキンもそのたびそうだ、君は正しいと思い直します。

でもこの思いをどうすればいい、どうしようもない。
あなたが決めてくれ、あなたの言うとおりにする。と言うとまたまたはぐらかし、たしかに女王という立場、高潔でなければいけないジェダイという立場、格の違い、でも2人とも若い、そんなの無理!でしょう。

結局、人知れずだれにも祝福されず、密かに2人だけの式をあげます。それしか方法はないよなあ。

でも良いか、心の通じあってる二人ならそれで幸せでしょう。そうでなかったら、きっと後悔するでしょう。なぜ、自分の本当の気持ちをおさえこんでしまったのか?ってね。

でもいつの世も女性ははぐらかし、男はそのたびまどわされ、それも駆け引きで楽しいけど、辛いものでもあるねえ。
天使のくれた時間 スコーピオンキング結局見なかった。

昔はスペース物好きだったけど、なんとなく最近はあまり見る気にならない。

男気のある武勇伝みたいな方がすきかな?
グラディエイターは良かったなあ。

ちょっと暗いけど、後味がなんともやりとおしたって、感じが良かった。

恋愛物もあまり見ない。見る気にならない。
感動が少ないのかな?

でもニコラスケイジの天使のくれた時間だったっけ、それこそ、話がうますぎるやろ、てな感じだったけど、スマートで良かったなあ。仕事を優先して恋人と別れ、その恋人もトップクラスの人間になっていて、自分も大会社の社長になって、また再会する話、そんなうまい話ないやろ。てな感じですけど、でもあれは良かった。

若い頃と感覚がかなり変わってきたみたい。
クローン もし、自分、もしくは連れ合いがいつのまにか、クローンにすりかえられていたら?

それも記憶や細胞組織、心まですべてまったく同じだとしたら、別に性格が変った訳じゃない。

しかし、身体のどこかに核爆弾が仕込まれ、自分の意志とは関係なしに遠隔操作で都市の2つ分くらいを壊滅できる身体になってるとしたら−−ー?

どちらも入れ替わったと言う覚えなどひとかけらも無いー−−。

どうなんでしょう?自分や妻が疑われ、抹殺されそうになったとしたら、必死で釈明、抵抗、それでもだめなら逃避しようとするでしょう。

でも明らかな証拠、偽物だという確証を突きつけられ、目の前で有無も言わず妻が射殺され、自分までもが偽物だと分かったらとしたら、どんな態度、行動をとるでしょ?

ウ〜ン、なんとも言えない物語だった。

それはクローン(IMPOSTOR)と言う近未来の物語でした。
マレーナ 以前から気になっていたビデオを見た。

それは   「マレーナ」 

ヒールを履きなれた爪先立てた素足がストッキングをそっとはく 場面から始まり、美しすぎるが故の悲劇を暗示します。

シチリアのある町である少年が人もうらやむ美人に恋します。でも歳も幼くまだ近寄ることすらできません。

そっといつも遠くから見守っています。でも今はやりのストーカーではありません。
マレ−ナの夫が戦死したと知らされ、余計に町の人々は悪い噂を立て、男どもはあわよくばお近ずきになろうと狙います。仕事もままならず、たちまち食べる事にも困ったマレーナは娼婦になることを決意します。生きる為には仕方なかったのです。

敵兵のドイツ兵をも相手にします。やがて戦争も終わり、町の女どもはマレーナを引っぱりだし殴る蹴るし、髪まで切ってしまいます。

男どもはただ何もせず、見ているだけです。それを見守るしかない少年は心痛めます。
皆の前で半裸にされ傷だらけのマレーナは人知れず追われるように疎開してしまいます。

少年だけがそっと悲しげに見送ります。

マレーナの好きだったレコードも海に投げ捨て忘れようとします。

数ヶ月後、戦死したはずの夫がかえってきます。片腕でした。
夫は皆にマレーナは何処へ行ったのかと問いますが皆知らぬぞんぜぬ。そして娼婦になって落ちぶれたといいます。

ガックリときた夫に少年は窓から手紙を投げ入れます。

「町の皆は奥さんの事を悪く言いますが、奥さんが本当に愛していたのは貴方だけです。生きる為に仕方なくとった行為なのです。最後に見たのは〇〇行きの列車でした。」と--。

数年経ってマレーナと主人が町に帰ってきます。皆はまたおなじようにマレーナをおどろきと軽蔑の目で見つめます。

勇気を出して一人、市場に買い物に来たマレーナに散々虐めた女どもはケロっと愛想を振り撒きます。マレーナもなにげない振りで挨拶を返します。

帰り道、買い物袋を落とし、オレンジがコロコロと転げます。

少年はさっとかけ寄り拾ってマレーナに渡します。

最初で最後の唯一の会話です。

ありがとう。って言うマレーナ。分かれ際に少年が「お幸せに」ってマレーナの背中に言います。

えっ?ってマレーナは振り向きます。

しかしマレーナには何故少年がそう言ってくれるのかなど分かるはずもありません。

少年の長く淡い恋はその時点で終わります。

想いを振り切るように自転車をこぎます。

大人になって何人かの女性と恋仲になりますが、別れる時女性は皆わたしを忘れないで、って言ったそうです。
が、自分の心の中にある本当の愛を抱いた女性は唯一マレーナ一人だったのです。

完全なプラトニックラブかな?相手も全然気が付かない、悲しい真実の愛ですが、本当にその人の事を愛すると、感情の方が欲望を上回ってしまい、すくんでしまうのか手は出せないものです。愛するが故に--ー。

何だか切ない、儚い物語ですが、なぜかホッとする場面もあったり、良かったです。お勧めかな?

僕はこんなの好きですね。

この女優さんは普段もおしとやかで、ユーモアにはそっとユーモアで返し、頭もよく素晴らしい女性だそうです。

マトリックスUに出演するとも聞いています。

なんだか伏せ目がちな上品なお顔と容姿が頭に焼き付いて映像の世界の女性に恋してしまいそうー--。
アトム 長女が、アトムしてるよ、って。

アア、懐かしい!40年前なんですね。
40歳の方はまだ生まれてなかったのか?
そうだったのか--。

僕が幼稚園行く前だったのかー--。

最後は太陽が肥大してそれを静めるため、核爆弾をつんでロケットで行きますが、途中隕石にぶつかって、軌道が外れそうになって、アトムが爆弾を誘導して、一緒に爆発して終わりだった。

そうだったのか、知らなかった。ずーっとハッピーなのかと思ったが、可愛そうなくらい人間に尽くして、疲れ果てたアトムを手塚さんは、大半の日本の子供の反対を押し切って、ストップさせたそうです。

う〜ん!なかなか辛かったでしょうね。

でも良かった。あの頃は、日本は平和だったなあ。
ゲームもなにも無かったけど、風呂敷のマントつけておもちゃの刀さしてよく近所の悪がきと隣りの屋根の上を走り回って、オバちゃんが文句言いに来てたけど、なぜか両親からは、怒られたこと無かった。

懐かしい--ー。無邪気なあの頃がー--。

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