| ちょっと思った事、印象に残ったこと(3ページ) |
| 7/20 | 葡萄の成熟には分析的成熟と生理的成熟があります。 過去のデーターにもとずき、4週間前からサンプリングし、収穫のタイミングを図ります。カリフォルニアのピノの場合、糖度24度(潜在アルコール度数13%)酸度7g/L(酒石酸換算)で収穫、スパークリングワイン用には酸度重視で糖度18度(同10%)酸度9g/Lで早期収穫される。 これを分析的成熟と言います。(ワイン醸造上の適熟) 後者は果皮や種子の変色、顆粒内部の構造の変化、フェノールの変化によって観察されるフレーバー(香味成分)の成熟の事で果実としての完熟。 前者はやや固いミネラルを感じるワインに、後者は熟れて果実味いっぱいのワインになります。 カリフォルニアの24度に対し、ブルゴーニュは20度(同11%)の適熟 分析的成熟と生理的成熟が一致した時、偉大なワインが生まれると 言われています。 カリフォルニアの生理的成熟に感動したドミニック、ラフォンは98年にヴォルネーの畑の一部を辛抱強く待って、試験的に完熟醸造しましたが、 AOCの上限(14度)を越えてしまい、ヴォルネーとして売ることができず、 ブローカーに売却してしまったが、目のさめるようなワインだったそうです。 |
| 7/19 | 自然酵母による発酵では、発酵初期に100種類以上の酵母が複雑に 関与し、培養酵母では2ー3時間で発酵が始まるが1週間もかかることがしばしば、培養酵母ではクリーンな香味のワインになるが、自然酵母は厚みがあり複雑なワインになります。 辛口白ワインには対敵の貴腐菌もブルゴーニュの秀逸な白ワインにはこの微妙なニュアンスがあり、コント、ラフォンやルロワでは意図的に貴腐葡萄を取り除かず、ロバートモンダビも最上級のリザーブ、シャルドネに3%ほど加え 複雑味を出すそうです。 |
| 7/9 | ドメーヌ、モルドレのコートデュロー?(1650円)ですが、やっぱり若いと思っていたら、3時間以上空気にさらしていても、全く衰える様子もなくかえっておいしくなってきました。やはり評価が高いのはパワーがあるものです。 シュバルブランのピエール、リュルトンの造るお手頃マージョッセも、輸入元の話では、軽めと聞いていたけど、なんとオークの香りも程よく、しっかりした物でした。 やはり開けてみないと、わからないものです。 |
| 7/5 | あるお客さんにカリフォルニアのアンジェリキュウベという樹齢100年のジンファンデルから造ったワインを一口頂きました。97年です。 ジンファンデル80%、プティシラー10%、カリニャン10%で、味わいはまさに濃縮ブルーベリーのようで、かなり甘い余韻と紫系の香り、タンニンはあるけどあまり感じない。余韻も長いです。 一度飲んでみたかったけど、機会がなかったので、良かったです。 |