印象に残った事、思った事を書いてみました。 (2 ぺージ)
| 6/25 | コルトン,シャルルマーニュはこの世でもっとも劇的なシャルドネ、コルトンの丘の神がかった立地のおかげで強い果実味がのる。 しかしそのせいで劇的というのではなく、テロワールの味わいも強く、肩を並べるのはシャブリグランクリュ、シュバリエモンラッシェ、ル.モンラッシェだけ、だがテロワールのみのせいではない。 独特の触感、重厚さに気圧されるほどなのにじっさいにはちっとも重くない。ひと口ふくむごとに広がる味わいの小宇宙は探りつくすことができない。 ミネラルの風味はありあまるというより、おそいかかってくるようだ。 シャルドネを飲むのではなく、テロワールそのものを飲む思いがする。 しかし熟成には8〜10年の歳月がいるそうで、しかし若くしてもとろけるような味わいで、合わす料理はオマールの濃厚で繊細な味わいは生涯かわらぬ伴侶ではなかろうか。(マットクレイマーより) |
| 6/22 | ラルー.ビーズ.ルロワさんが言われるには、ロマネコンティーの畑の良さがわかるのに20年かかったそうです。 ワインのインパクトや力強さからいくとラターシュのほうが優れていたり、不作の年もはずれる事が少ないそうで、ロマネコンティーは一口に言うと「完璧な球体」のようなワインですべてを包み込む力を持っているそうです。 長命さでもコンティーは素晴らしく長いそうです。 近年までテロワールやワインの純粋さを出す為、樽ごとの瓶詰めをするためどうしてもバリエーションの違いから苦情も多かったそうで最近はタンクにブレンドしてから瓶詰めするそうで、採算の面からか不作の年も数量は減るものの製品化するようで、あれって言う作品もあるようです。 しかし他のレベルからすると雲泥の差があることはまちがいないようです。末端のエシェゾーとグランエシェゾーでは倍程の違いがあると言われています。 どれも高価で並のワインとはかけ離れていますが、そのリスクを払っても一度は飲んでみる価値があるものだと言われています。 |
| 6/20 | クロヴジョのワインとヴジョのワインをどう区別したら良いのか? ヴジョ村の75%をグランクリュが占めている。(村名はヴジュという小川に由来する)町もヴジョタンという村人がたった197名いるだけ。 広さ100ジュルノーの石垣で囲まれた畑、シトー会修道士のえらんだ場所のよしあしは永遠にわからないそうで、クロ、ヴジョの畑はブルゴーニュ的でなくボルドー的なもの。 と言いますのはシトー派の修道士らが熟練の極みともいえるブレンド技術を持って管理してきたことにあるようで、まさにラフィットロートシルドが広大な葡萄畑から樽ごとの分析、選択、ブレンドをへて名のとおりのワインになるようなものだそうです。 品質面から三分割され、斜面上段は極上のワイン、中段はちょっと落ち、下段はぐっと落ちる。下段は水はけが悪い。修道士達は品質の差にあわせて3通りに仕込み分けたそうで50Haの畑を15の「クリマ」すなわちドヴァン.ラ.メゾン、ミュジニ.メロ、ド.ラ.コンボットなどにわけて区別していたそうです。 現在は所有者が多く、狭いため別々にワインを醸造は難しく、よその区画を足したりひとまとめに合法的にクロドヴジョとなりドメーヌもの、ネゴシアンものになる。 ラターシュ、ミュジニーのような判然とする特徴はなく、ミュジニーのように心をうばいさる事はない、しかし余韻の長さはまさしくそのもの、円満無欠なワインといえるそうで、特徴が突出することなく、優れたブルゴーニュの特質どうしが融合したワインだそうです。 |
| 6/17 | 当店のあるお客さんが行き付けのドクターの紹介で神戸のxxx屋というフレンチレストランで深夜はワインバーの店で86年のシャトーラフィットを飲んだそうです. ビンテージチャート20点の満点年でパーカーの評価も99点のパーフェクトワイン. 味も今までのワインを白紙にするおいしさだったそうです。 ドクターの行き付けの店だったそうで、ドクターにも同じワインをその店が送ったそうですので、そのドクターの顔で、ほぼ原価で出されたのか?プリムールで買ったのか? かなり、お値打価格だったそうです。 しかし13年ほどストックしておくには、かなり余裕があるのか? 86年のラフルールペトリウスもお手頃だったそうです。 すごい店があるんですね。 有名レストランでは優に10〜15万近くするんではと思います。 |
| 6/9 | 夜中の1:30過ぎに田崎さんとカイヤさんの隠岐の島探訪というのをしてました。 奥さんと娘さんはフランスで単身赴任みたいなもので、年に数回程わずかの時間フランスで会うだけで、よく寂しくないもんだなと思いますが、カイヤさんも主人と別居状態で、気を使ってか?あんなに笑う田崎さんは初めてでした。 真剣な顔は時折見ますが、ほとんど怒った事などないんではと思います。 隠岐の島のそば粉100%のお蕎麦をトビウオの出汁で頂き、それには日本のマスカットベリーAを少し冷やして、またはソーダーで割ってスプリッアーにしたり(蕎麦の土っぽさにタンニン控えめで魚の出汁が生臭くならないように)、地元の奥さん連中に大好評でした。 隠岐の島酒造の社長宅では地場の郷土料理を頂き、隠岐誉の古酒やや甘口の酒が出てました。 似てるタイプでトカイアスズ3プニョットを合わせてみたり、お礼に田崎さんが野菜料理を造り、ソムリエの正装に着替え、カリフォルニアのヒュメブラン(ソーヴィニョンブラン)がハーブや野菜の香り合いますよ、と出てきたり、キャベツの丸ごと姿造り(ちょっと電子レンジで火を通し、手製のハーブドレッシングをかけて頂く。 昔、オバケのQ太郎が造るダイコンの姿造り(そのまんま)なんてのがありましたが、意外でした。 和気あいあいとした中、最後は二人がブイからあやまって海に落ちたり(わざと)、スタッフもみな一緒に飛びこんで楽しい撮影風景で、使ったワインも決して高くなく素朴な物でキチンと構成され、さすが田崎さんと感心しました。 |
| 6/8 | コートドールの収穫量について、1973年以前、たとえばシャンベルタンという特級畑では収穫制限が30hl/haだったが、抜け道はあるもので、ちゃっかりした生産者は45hl/ha造り、30hl分をシャンベルタンとして売りに出し、残り15hlをジブレシャンベルタンとして売り出し、内容としてはまったく変らない物で、シャンベルタンの買い手は高い税金分を支払った事になります。 なぜなら豊作の年などは質の良い葡萄が多く取れるのは当たり前で、利き酒鑑定官はネゴシアンや農林省の担当官、同地区の別醸造家等で、あんたのワインだけ蒸留酒(アペラシオンに値しないワインは火にくべる)に回せなんて言えないので、そのまま通ってしまう。 74年以降は限定的等級上昇制が適用され鑑評会の結果次第で基準量を上回って良い(2割増し)とされた。 83年には基準量その物が増え、シャンベルタンでは30から35hlに、ヴォーヌロマネの特級畑、モンラッシェでは30から40hlに引き上げられ、2割増しの下駄をはかせれば48hlにもなります。 ただの村名ワインなのに美味いのはこんな訳があったみたいです。(マットクレイマー、ブルゴーニュがわかる)より |
| 6/3 | デカンタージュする機会はたまにありますが、大量に空気にふれるので、40分以上たつとタンニンが酸化し、隠れていた酸がめだってくる場合があるようです。 抜栓のみなら充分1〜2時間持つワインも弱いみたいです。 ましてや繊細なブルゴーニュ、又は年代物は避けた方が良いみたいです。 でもたまに出来の良い健全な葡萄で造られた偉大なローヌやボルドー物(かなりタニックな物)は2時間経ってもまだまだ堅く、どんどん香りが湧き出てくる物もありびっくりした物もありました。 こまめに味をみて様子を見てみるのが最善策のようです。 |