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印象に残った事、思った事を書いてみました。  (ページ1)
5/20 造り手又は所有者が替わって造りが微妙に変化してワインその物が変わっても数年たつとその個性が収まってほぼ同じような味わいになるそうです。
それが土地のテロワールだそうです。
ブルゴーニュなど、単一品種で造るワインに顕著に表れるそうです。
5/18 ムートンのアートラベルの代償(代金)は、その作者のワイン5ケースと、あとは本人の希望のビンテージ5ケースと決まっているそうです。

1本が3万円として計3.600.000-高いか安いかは、主観で判断するものなのか?
作者が逝去されてる場合は著作権の継承者に送られるそうです。
作品選びはやはり当世の有名どころがターゲットだそうで、有能でも新人は対象外、しかし新なカテゴリーのワインが創造できそうな場合、その可能性は無限大だそうです。

対象的な思想を持つ造り手がミスター、メルローと言われているペトリウス、ドミナスの総帥クリスチャン、ムエックスです。(クリスマスの日に生まれたそうです)
現代のワインの動向はアルコ−ル発酵、ヴァクテリア発酵、熟成の300%を新樽で醸すグランヴァンが多く、まるで化粧すれば、良い女性になれると思っている愚かな行為に類似するような傾向を愁っていました。

ラベルも古めかしいラベルのまま、先祖代々から宣伝活動をしないのがモットーで、人から人へ口伝えで広がっていくものと言う考え、ワインの内容とラベルの両立は有り得ないし、芸術家の絵画をラベルにするのは冒涜にも等しい。(ちょっと表現が的確でないかも)

シャトーも、まるで小屋に等しいような質素な物ですが、それがまた石と砂で宇宙を表現する日本の庭園のような感覚があり、日本の文化を日本人以上に理解されている紳士だそうです。
5/17 格付けでなく、味に誠実でありたいと昔の名を貫いた無冠のムルソー、クロ、デュ、ラ、バール(ムルソーには特級格付けはない)のドメーヌ、コント、デ、ラフォンの当主ドミニック、ラフォン。

ジェストと言う有機栽培の運営委員会の委員長を務め、100以上の優良なドメーヌが参加しているそうで、40%の家畜の堆肥、40%が木材の屑、残りが葡萄のかすなどで形成され、土壌を分析し、見合った肥料の配分を決めているそうで、将来的には木材を葡萄の木を使う予定だそうで、有機栽培はワインの為だけでなく、人間の健康、地球の環境問題として重要なことだから、近代農業は化学の力を駆使するものと考えられがちだが、むしろ過去の農業で、自然を尊重し、自然の、土壌の持続なくしては作物は育たない。

ワイン造りについては、ワインは芸術と言えるだろう。しかし音楽や美術とは同じものではない。
芸術には破壊と革命がつきものだが、ワイン造りには進歩しか必要なく、予測もつかない冒険は断じて許されない、芸術家は時として自分の喜びのために創作する。
ワインの造り手は人と喜びを分かち合うために働く。
だから誇りをもって「職人」と言える。私が今思うことは、ただひとつ。人生の様々な美しいものを大切にしたい。そうすれば私の造るワインも良いものになるだろう。
先代の言う「常により良く」というのはワイン造りにたいしてであって、生き方ではない、そんな事を考えていたら、決して満足しない人間になる。
素晴らしい生き方とは『常に現状に満足する。
感謝の気持ちをもって生きる』ことではないかと、まあ、こちらの方が難しい生き方だろうが
。とのことでした。
5/16 95年のシャトーカントメルル(数本の内1本)がコルクが悪かったのか、にじんでまして一番したのワインのラベルが茶色く染まってしまってました。
こりゃーだめかな?と思い、開けてみましたが、なんと十分おいしい!!
熟成感とバランスの良さは95年の出来の良さか?
アシェエットガイドにもカントメルルの95年は飲んでも良いし、置くこともできる,とありました。
少しの液漏れはあまり影響ないみたいです。

それとインターネットでふと見たのですが、出来の悪い年(軽めの年)にはあえて酸度を上げて造るそうで、保存性を持たすためなんでしょうね。
5/7 ミシュランの3星パリのレストラン、タイユヴァンの2代目オーナージャン、クロードヴァリナ氏の伝説のひとつにシュールレアリズムの巨匠、サルヴァドール.ダリの来店の逸話、ダリはペットの虎を連れてきたそうです。
衆人が驚愕するなか、ジャン、クロードは虎の様子を観察し、猫並みにおとなしかったのでほっておいたそうです。
後日談としては、あの虎はダリの猛妻では、と憶測も飛んだそうです。
人にたいする繊細な気遣い、舞台裏での容赦のない厳しさは相当なもので、日本のタイユバン.ロブションに彼(顧問)がくると、ソムリエや給仕長の顔が緊張する。
彼がいるだけで休憩中も張り詰めた空気が流れるらしいです。

ワインは私にとって造り手、。
聖書には「キリストはブドウの樹で、人はその枝。神が栽培者である。」人をブドウに喩えてある、良いワインは造り手の顔が見えます。との事です。

ワインは人なり。飲む時もしかり、ワインは一人で飲むものではありません。
いっしょに飲む人は勿論、見知らぬ同じ趣味を持つ人の事も考えないとおいしく味わえないでしょう。
良い劇を見たら、色々な人に感動を伝えたくなる。
良いワインにめぐり合うと喜びを分かち合いたくなるでしょう。とのことでした。
4/30 「ワイン畑の住人達」と言う本を読んでます。
ワインにたずさわる有名人の生の声を書きしるした物ですが、本音をのぞかせている興味深いものです。

ロバートパーカーjrの章では初来日のインタビューで、土地のテロワールを無視したあまりに凝縮すぎたワインが多くなってきた事に責任を感じているようなコメントがあり、皆意外に思ったそうです。

来日最後の日に中華とボルドーでもてなしの会があって、筆者はこの取り合わせはいかがです?と聞いたら、大変おいしい!!との答えに驚いたそうです。
あまりのミスマッチに顰蹙の弁があると思っていたのに、唖然とし、自分の器量のなさに今も後悔しているとのことで、パーカーさんはワインも料理も素直に楽しめばいいんだ。と言いたかったんでしょう。

他、シャトーミュザールのオシャールさん、ヒュージョンソン、ルイ、ロデレールの社長、シャプティーエの兄弟、ムートンのオーナーなど、なかなか素顔をあらわさないトップの話で、皆一同にワインラヴァーで、心根のいい方ばかりのようです。
4/24 ワインの酸味について、95年の南部ブルゴーニュ、酸味が強いので、取り替えて下さいと、連絡があり、他の酸味の少ない穏やかなワインと交換しましたが、フルーティーなのが好みとお聞きしたので、注文指定されたワインでいいだろうと思ったのですが、お口に合わなかったようで、残念でした。
他の98年のブルゴーニュの方が飲みやすかったとのことでした。

その後すぐ、あるソムリエさんにも飲んでもらったのですが、その土地のテロワールそのもので、しかも熟成感もあって良いワインですよ。との事でした。
交換依頼の方はワインのコレクションを400本程持っておられる方で、かなりワイン通の方ですのに、感じ方や好みは難しいものだと痛感しました。
他のキャラクターのワインを試飲してもらい、あまり重いのは好みでないとの事でしたので、ブルゴーニュでOKでしょうと判断したのですが、わからないものです。
4/20 イタリア、南部ローヌなど地続きなせいか、99年は早飲みできます。出来も良いです。
かえって95年などのイタリアはかなり若くフレッシュな酸味が多く、少しデキャンタージュしたほうが落ち着きも出ておいしいように思います。
83年もののイタリアもまだ生き生きとした感じと熟成感が両立しているようです。
酸化熟成と還元作用が同時進行しているようです。
やはり開けてみないとわからないものですね。
4/4 オーブリオンの基層地は不思議にポーイヤックのラツールの基盤とよく似ているそうで、神の配剤としかいいようがないそうで、優れたワインは畑の土質の構成という問題点に到達するそうです。
しかし、それに気がついて、これを展開させる人知と努力が必要なのは言うまでもないことです。

サンテミリオンは「ボルドーのバーガンディー」といわれ、メドックやグラーブはガロンヌ、ジロンド左岸の川岸に近い砂と砂利と粘土層の畑で造られる「平地」のワインで、サンテミリオンはドルトーニュ右岸の小高い丘の石灰岩斜面や高原状の平地、つまり「高地」のワインです。
しかし実はその中が2つの地域に大きく分かれ、東側半分は石灰岩系丘陵の斜面畑でこの「丘もの」の代表がオーゾンヌで、西半分は丘陵上の高原状平坦畑でしかも砂利が多くその「砂利もの」ワインの代表がシュバルブランだそうです。
4/1 シャトーラツールの支配人のジャン、ポール、ガルデールの父はブドウ造りの農夫で、本人はタイプライターとバイクだけで、徒手空拳からポーイヤック中心に仲買人としての名声を築き上げた男で抜群の実務知識をもっています。
1977年にひとりの若い醸造技師のジャン、ルイ、マンドロウを見つけ出し、こちらは学究型のインテリで、二人の絶妙のコンビが組まれ、ポールの方は経験とカンでものを決めようとするし、ルイは試験管にとって一つ一つ分析しないと気がすまないたち。
攻める手口は違っているが、奇妙に二人の結論はいつも一致しているそうです。
「今日の伝統は明日の前進、今日の前進は明日の伝統」を哲学としているそうです。
3/21 1760年代、フランクフルトのユダヤ人街のマイヤー.A.ロスチャイルドが半世紀足らずでヨーロッパ金融界の雄となり、この父を助けた5人の子供がそれぞれ、ドイツ、オーストリア、イギリス、フランス、イタリアの政商として、巨額の富を築き上げた。
ムートンやラフィットのラベルの5本の矢は5人の兄弟を象徴した家紋にちなむ。
ことに有名なのがロンドンのネイサン(3男)とパリのジェームズ(5男)。
ジェームズは1868年、名前が自分の銀行のあるパリの通りと同じというだけでシャトーラフィットを購入した。パリ、ロスチャイルド家のものです。
一方ロンドンのネイサンはナポレオン失墜をめぐる大ギャンブル的投機、つまり、ヨーロッパ中に情報網を張り巡らしていたネイサンはナポレオンのワーテルローの敗戦をいち早くキャッチし、すでに下落しかかったイギリスのコンコル公債を投売りした。
彼の売りで「ワーテルローが負けた」と噂が飛び、公債は大暴落し、底値まで落ち込んだとき、ネイサンは二束三文で大量買い。
その直後、勝報が伝わり、公債は一転大暴騰、数百万ポンドを大儲け。
この息子ナサニエルがパリに住み、1853年にムートンを買ったのである。
しかし1855年のパリ万博の格付けの時、名目は畑と建物の荒廃が理由で1級からすべり落ちたが、実際はロスチャイルドの国籍や、新購入者に対する反目が原因だったようです。
「われ1位たり得ず、されど2位たることを潔しとせず。われムートンなり。」そして約100年を越す努力の結果、1973年に1級に昇格する。
モットーも「われ1位なり。かって2位なりき。されどムートンは変わらず。」に書き換えられた。
しかしこの大成功は、ナサニエル家の御曹子、バロン、フィリップに負うことが大で、1902年生まれ、当世プレイボーイの見本のような青春で、ジャック、オブ、スポーツの仇名がついたくらい、スポーツに熱中、モナコグランプリ4位、ドイツ、スペインで2位、ヨットでもアムステルダム、オリンピックで35チーム中、8位、ボブスレーではサンモリッツ選手権でグランプリをもう少しでとるところ、射撃、等々ーー。
最初科学者になるつもりで、物理学の学士号をとり、180度転換してショービジネスに、父、アンリ、ジェームズと共にパリのピガールの劇場の建築を手伝い、この演出家になり、次は映画に、パリのメシャン通りにアパート、イエナの大邸宅、デンマークに避暑地の城、本拠はムートン。
彼の居間にはどこも椅子がなく、立ったまま仕事をするエネルギッシュな男だったそうです。(ワインの女王より)
3/16 田崎氏のワインライフも今月号で一応終了だそうです。
最後のブルゴーニュ特集で、マランジェ、サントネ村はジブレ村とほぼ同じ土壌が現われる。
なので味や香りもにたタイプになるそうです。
コートド、ボーヌの最南端にきて、またニュイの特徴が出てくるんだそうです。
僕個人もバンサン、ジラルダンのこの地方のワインがいいと思っていましたので、ああ、なるほどと思いました。
ワインライフは終わりですが、また10月頃、ワインレポートというような形で、また出版されるそうです。
3/11 ブルゴーニュワインで、よくギイ、エイカ(アカ)という人の名がでてきますが、エノロジストで土地のテロワールより、凝縮したワインを目指した人で、過度の色素抽出やタンニン過剰で、一時はもてはやされた人らしいですが、今は誰も相手にせず追放状態のようで、レバノン人だそうです。
ジャングリボーのワインが近年までそのようでしたが、今は本道に戻ったそうです。
3/10 ボルドーワインでは、開けたて、強くて,荒々しい物は、他の要素がかくれて見えないのが有った時、デカンターすると、丸くなって香りも立つのが多いですが、ブルゴーニュでも、造り手によっては、長いものでは6時間以上デカンターしたほうがいい物も有るようです。
味も香りも抜けてしまうような気がしますが、たしかに開栓後、3日目ぐらいのほうがおいしい物(バキューバンはします)も有ります。

こりゃ、飲めんな、というのにあたったら、思い切ってデカンターしてみても良いんでは。
ちなみに酸の強い造り手は、ミッシェル、ゴヌーなど、造り手自ら、長時間デカンターして、」といわれる蔵元はミュジニーの有名なコントド、ボギュエです。
3/7 サンテミリオンの特別第1級Aのシャトーシュバルブランは、18世紀、元、第1級Bのシャトーフィジャックに含まれていて、領主が部下に分け与えた地所だそうです。
分け与えた方が評価が上がってしまったんですね。
値段も3倍はします。
それにしてもシャトーの名前は変わったのが多いです。シャトーラ、ガブリエールのガブリエールとはハンセン病患者の棲家という意味だそうで、意味を考えれば、飲みたくなくなりそうですが、有名なワインです。
シャトートロット、ビエイユは威勢の良いおばさんという意味で、その由来はこの地方のある旅籠に元気いっぱいのおばさんがいて、ハラペコの旅人にすごい速い手際で料理をだしたそうです。
3/4 NHKの夕方の番組で、ボーヌの3つ星レストランのオーナーシェフの話の中で、いつも最高のもてなし、新しい創作料理、完全は神様以外にはないので、自分たちはいつも緊張感を持って常に向上心を持っていなければ、3つ星を保持していけない。といってました。
たしかアルベールというレストランだったと思います。
そして、ソムリエさんも出てきましたが、扱っているワインの畑も必ず見て、生産者の人柄からどんな場所で育ったブドウからつくったか、また日当たり状況、土の状態、造りはどんなか、等できる限りの話を身振り手振りで説明するそうです。
日本のソムリエさんはそこまでしないのでは?
難しい事は別にして、おいしく飲めば良いでしょう、と言う方が多いと思います。
まあ、ちょっと休みにブドウ畑を見学にとは、距離があることですから無理でしょうけど。
お客さんによっては詳しく聞きたい方もあると思うのですが、ケースバイケースでしょうけど。
来週は味わいの鍛え方だったと思います。
3/3      ビオディナミ
 その後、マダムは自身の試飲に叶うワインが少なくなった事を憂い、自社畑の根本的な改良に取り組むようになります。

 ビオディナミは、植物肥料だけを用いて天体との連動効果を畑にもたらす農業で、中世から行われていたもの。500年にもわたる農業の知恵から生まれた農法です。

 「天と地の恵みで葡萄が育つ。」文字にすれば簡単ですが、農薬等を使わないという事は、様々な病気におかされる危険も増大しますし、収穫量にも変化を及ぼします。

さらに、最終的により厳しい剪定も必要になるでしょう。
 マダムは、それらの困難を乗り越え決断しました。

1988年より、この手法により自分の舌に叶うワインを造っています。マダム曰く「自分が納得するワインが造りたかっただけ。」

     「ワインに聴く」
ワインを語る人は大勢います。

しかし、ワインに聴く人は本当に少ないのです。
ワインを知りたいのなら
ひたすらワインに聴くことですよ。

ワインはメモワールです。
さあ、目をつむって、お口に含んでごらんなさい。

     - マダム・ラルー・ビーズ・ルロワ -
 

 ワインを語るのは面白い事です。私にもそれは理解できます。
ただ、語るのはその製品を批評すると言う事。
批評する事を仕事とする人以外がしても、それはただの遊び、ゲームでしかありません。
 それよりも、大切なのはやはり、その味というより造りに何かを感じられるかという事だと思っていました。
一人よがりかも知れませんが最近美味しいワインに出会うと、その畑や造り手のことを想います。
どんな所でブドウが育ってるんだろう、どんな心遣いで造られているんだろうって。
 私にとってのワインの魅力は、その歴史や背景、また造り手の情熱というものが、万物に通ずるものだという事です。
今の日本において、大変な経済の激動の時代、私達が忘れていたものがここにあると思うのです。
まさに「ものづくり」の原点だと思えるのです。

マダム、ルロアの愛からのワイン(著者、星谷とよみさん)の一節からお借りしました。

たしかに、ウンチクをいうばかりで、造り手の心を理解しようとする人は少なく、ただおいしければ良いんだ。と言う人の方が正解なのかも?
ちょっと考えさせられました。
2/23 マルゴーやポーイヤックの収れん性のあるタンニンはデキャンタージュすれば、まるくなりますが、グラーブのタンニンはデキャンタージュしてもゴツゴツしたタンニンは残ります。
グラーブのスパイス的な部分はカベルネソーヴィニョンと砂利質土壌の影響によるもので、グラーブのブドウは太陽光線を受けた砂利の反射熱によって種まで熟し、また排水性に優れているので、水分が少なく、固形物が多くなります。
ですから、果実味が豊かでタンニンがとても強いワインになるそうです。
凝縮したスパイスの香り、特にオリエンタルなイメージのスパイスが強く、味わいは果実味の後に、すぐに力強いタンニンがきてこれが最後まで残る。
このガッシリしたタンニンはグラーブ以外にはみられない特徴だそうです。
レストランで使いにくいカテゴリーで、サンジュリアンは酒質のバランスが良く、使いやすい。
ポ−イヤックは1-2級は値段が高く、5級もポーイヤックという名で高い割にばらつきがあり使いにくいそうです。
「続・ワイン味わいのコツ」より
2/22 赤ワインの清澄度の表現で、上質の若いボルドーワインではグラスを透かしても向こうが見えないくらい濃いワインなどは透明感とは言わず「色調は濃く、輝きもある」という表現が適切だそうです。
2/21 フランス人のいうところの「上品な香り」とは、動物的な香りを含んだ複雑性のある印象のことを指しているようで、狩猟民族、肉食の国の発想は、日本人にはちょっとわかりつらい感覚ですね。
2/20 コートドールのワインにおいて、ボーヌロマネの特徴は果実の香りがバランス的に少なく、紅茶、なめし皮、、トリュフの香りが強く、タンニンはなめらかでシルキーです。
ジブレシャンベルタンはブドウの成長が早く、小粒になり、モレサンドニはタンニンが少なく、ブドウの粒はほんの少し大きめになり、シャンポールミュジニーはブドウの成長がややゆっくりで酸がしっかり残りヴージョは逆にブドウの成長がより早く、酸が少ない。
ヴォーヌロマネはブドウ自体のバランスがよくまとまっているそうです。
すなわち、ヴォーヌロマネは若いうちからバランスが良い。
モレサンドニもコンパクトにまとまってますが、ヴォーヌロマネはそれを、ボリュームアップした感じで、タンニンは緻密で酸も甘みもあり、すべてがバランスよく溶け込んでいます。
2/19 ブドウの収穫において、糖度だけでなく、酸のバランスも考えて収穫します。
プルミエクリュより、南向きのグランクリュの方が、早く収穫することもある。
酸は土壌の保水性やミクロクリマといった斜面の影響によって違い、太陽の当たり具合により、光合成の具合が異なり、成長度合いが違ってきます。
気候の中では風も大切な要素で、風速1メートルで1度違うそうです。「田崎さんの続・ワインの味わいのコツ」より
2/18 ブルゴーニュのグランクリュは畑名がAOCになりますが、シャブリはブルゴーニュの中で唯一グランクリュというAOCを持っています。
つまり、コートドニュイのワインはグランクリュ同士をブレンドしたら、グランクリュとは名乗れず、プルミエクリュになりますが、シャブリなら、畑名を付けずに、「シャブリグランクリュ」というAOCで売っているネゴシアンものなどにみられます。
しかし、それ以下に比べ、ずっと長期熟成が可能で、はっきりした個性があります。
2/17 フランス、ボルドーワインの名前も意味のある名が多いようで、ポーイヤックのシャトーオー、バタイエとシャトーバタイエ。
百年戦争の末期、1453年にカスティヨンの戦いで敗れてポ−イヤックへ逃げてきた英国兵の掃討にあたったデュ.ゲスクラン将軍が、このあたりで血腥い殺戮戦をやったらしい。
その後で、シャトーラツールの砦もぶちこわしたそうです。
ちなみにフランス語でバタイエとは戦闘の意味だそうです。
なんとフランス人があのラベルの塔を壊したんやんか。
えー、ほんまかいな?しかし本当だそうです。
2/16 ある方に聞かれて、「この白ワインおいしかったので2回ほどですぐ飲んでしまった。
いくらぐらいするの?まあたいしたものではないんでしょうけど」とのことで見てみると、これまた97年のルイラツールのコルトンシャルルマーニュ(¥18.000-)
2本セットだったとの事ですので赤も同等の物なら4万ほどのセット物です。
ラベルにグランクリュと誇らしげに書いてあります。
2/13 恐れ多い究極のワインと料理を頂く機会に恵まれてしまいました。
ワインはなんと’78年(18点)の希少なシャトーベイジュベル(サンジュリアン4級)の完熟したワインです。
ボルドー、ブルゴーニュの域を越えて、究極の味わい。2時間たっても衰えず、30分、1時間と、どんどん香りは強くなってきました。
香りはやや酸味を感じるような、さまざまの要素が詰まっており、味わいはカベルネの要素を感じさせないサラリとしたビロードの舌ざわり(シャトーミュザールを思い出しました。)
空のグラスの残り香にトリュフ?
ブルゴーニュの熟成した最上級のような味わいでした(最上のブルはいまだ飲んでませんがーーー)。
ボルドーも年数経つとまるでブルゴーニュ?
貴重な体験でした。
2/8 日経ムックのワインライフのグランバン特集の中のシャトーラフィット94年のセパージュ配合がカベルネソーヴィニョン99%、メルロー1%となってまして、ははあ、これは編集まちがいだな、と思ってましたら、ある本にラフィットはできの悪い年は配合を極端に変えてしまうそう(できの悪いブドウはサードワインなどにまわすのか?)で、今までにも何度かあったそうで、94年は95年の影に隠れてあまり目立たない年ですが、かえって上品さを備えた、まさしく究極の純度99%のカベルネソーヴィニョン。
それでもバランスがくずれないとは、選らびぬかれたテロワールが造る芸術、フランス、ボルドーワインの頂点に君臨するシャトーの成せる技ですね。                                                                               
2/6 世界的に有名な「シャンパンカクテル」名もそのものズバリそのままです。
シャンパーニュにアンゴスチュラビターを1ダッシュ、角砂糖を1コほりこんで、できあがり。
名作「カサブランカ」で第2次世界大戦下、ドイツ軍が占領している仏領モロッコでイルザとラズロ夫婦が立ち寄ったバー「リックズ、カフェ、アメリケン」でオーダーしたのがこのカクテル、リックが「君の瞳に乾杯」といってイルザと飲んだのがシャンパンカクテルとかいてありますが、これは間違いで、本当はG.H.マム社のコルドンベール.ドミ.セック、緑のたすきがラベルに入ったほんのり甘口のシャンパンでした。                                                                              
2/4 やっぱり格付けワインはすごいんでしょうか?
ある晩餐会のシャトーラツールの垂直試飲で60年前のラツールがまだ生き生きとした酸もあって、凛とした厳かな物だったそうです。
勿論、シャトー蔵出しで、保存は抜群だったようです。          
2/2 007シリーズ、第二弾、ボンドの好むカクテル、ドライマティーニ、シェイクで。
ほとんど、ジンとドライベルモット(辛口の白ワインの薬草の香り付け?と僕は思いました)はほんの少し。
それをシェイクした物。
イギリスでは貨車1台分のジンにベルモットのキャップをこすりつけた物なんてな(ちょっと大げさ)強いのが通の飲み方だそうです。
本当はシェイクしないで、ステア(マドラーでまぜる)のみが本道だそうです。
シェイクすると口当たりが柔らかくなるんですね。                     
1/26 007で偽ソムリエがムートン(007シリ−ズはムートンとドンペリニョンを好んで使う)を出しますが、ボンドがこれはクラレットではないと言い、ソムリエは「クラレットは今切らしております」と返答してばれてしまいます。
クラレットとはイギリス人がボルドーの赤ワインにたいして使う言葉なんです。
ちなみにジェームス、ボンドカクテルなんてのが有るそうで、をウォッカ30mlに角砂糖1コ、アンゴスチュラビターを1ダッシュ、シャンパーニュをそっとそそぐ。
これはドンペリのみ許されるそうです。
他のボランジェなど頼むと塩をまかれてしまいます。
スタウトビールとシャンパーニュを半々そそぐとブラックベルベットって言うそうです。
黒いカクテルで珍しく簡単です。スペインのカヴァ等で試してみては?                           
1/25 シャンパーニュのラベルにどこか、小さくNM、またはRMと書いてあります。これは、なんでしょう?
ネゴシアン、マニピュラン(大手シャンパーニュメーカー、クリュッグ、ボランジェ等)、レコルタンマニピュラン(個人生産者)ちょっと知っておくとシャンパーニュのラベルを見て、「ほほう、これはレコルタン、マニピュラン物ですね」なんて言えば、ちょっとキザかな?
RM物は希少です。                    
1/20 ある本でブルゴーニュの格付けに関することが書いてありました。
格付けは最初の頃、届け出制だったそうです。
田舎人間のブルゴーニュの方は特級畑と申請したら、高くて売れないと思い、遠慮して1級畑で良いや。
なんて調子で決まってしまって、現在は、特級に再申請してもなかなか受けてもらえないみたいです。
そんな簡単だったのかと、ちょっとあきれてしまいました。         
1/18 ビンテージの若いワインを開けて、おや?香りがない、まだ荒いーーと思ったら、別のグラスに少し取って、ちょっと高い場所にでも置いておいて10分、20分、30分と味をみてみます。
するとどうでしょう。
香りが出てくる物や、抜けてしまうもの、丸くなるもの、さまざまです。何度も試してみると、このワインはどうもちょっと置いたほうが良いかなとか、すぐ飲んだほうが良いとか、予想がついてきます。   
1/15 田崎さんいわく、ワインを暖めるのに、電子レンジが理に適っている。今頃,寒い日はどうしても赤ワインは10ー12度位で冷たすぎます。電子レンジは対流しないし、ほんの数秒で15−18度位になり香りや味も引き立ちます。
僕も試飲する時そのままと少し5秒ほど暖めます。