大阪のヴィントナーズの試飲会で100種の中から選びました。*の印が僕の感想です。
醸造においても、クレマン・ド・ブルゴーニュの規定では熟成期間は9ヶ月以上と定められているところ、バイィ・ラピエールでは最低でも16ヶ月、最上級キュヴェであるヴィヴ・ラ・ジョワでは、36ヶ月以上とヴィンテージ・シャンパーニュ並の熟成を行い、非常に高品質なワインを生み出しております。
カーヴは昔、石切り場として使用されていた所を1972年の設立当初より使用。地下50mにあり、年間通して気温12℃、湿度80%とワインにとって最適な保管環境にあります。中は非常に広く、一般客用のショップも併設されております。
NVクレマン・ド・ブルゴーニュ・シャルドネ・ブリュット¥4.750-¥4.500-
(辛口)淡いイエローの外観。細やかな泡立ち。フレッシュな林檎やグレープフルーツなどの柑橘系果実の香りに、ナッツなどの香ばしい香りやチョーキーなミネラル香。爽やかな甘酸っぱい酸味とフレッシュな柑橘系の果実味がバランス良く広がります。バイィ・ラピエール A.O.C. CREMANT DE BOURGOGNE シャルドネ100% 手摘みでの収穫後空気式圧搾機にソフトプレスしステンレスタンクにて一次発酵、マロラクティック発酵。瓶内ニ次発酵後18ヶ月熟成しデゴルジュマン。 ギド・アシェット2017…1つ星 *クリーンなコクがある
◎伝統を尊守しながらも独創的なシャンパーニュ造り
古くから所有する好立地の畑から産み出された葡萄はジャン・フランソワ・クルエの独創的な造りによって高品質なシャンパーニュへと生まれ変わります。ゆっくりと葡萄に圧力が掛かりエグ味の少ない優しい搾汁が得られるという理由から、圧搾機は一般的に使われている丸い圧搾機ではなく長方形の木製水平プレスを好んで使います。また、搾汁は一番搾りのテート・ド・キュヴェのみを使い2回目の搾汁、プルミエ・タイユは使用しません。そして発酵用のタンクは「一番搾り=テート・ド・キュヴェ」の2050ℓに合わせて造った特注品を使用。縦長で大容量のステンレスタンクだと、温度調節装置も外側に巻いており、上部と底部の温度差が発生し全てをカバーできずに温度にムラが出る。発酵槽の中に調節装置を据えれば一定の温度を保ちやすい、というこだわりの理由から発酵層を特注しております。この特注品でクリュ毎に醸造を行い、特注タンクでアルコール発酵をスタートさせたマストは、『発酵の初期』『発酵中期の2段階』『発酵の最終段階』の4段階に分けてバリック(使用樽)に移していき、最終的にバリック内で発酵を終了させます。発酵が終了したマストはタンクに戻し、更にバリックに移して澱引きを行います。この発酵の工程はジャン・フランソワ自身が考案した方法です。「発酵のどの段階でバリックとマストを触れさせるのが良いのか?」という事がしばしば議論されますが、ジャン・フランソワは全ての段階に良さがあると考え、4段階のメリット全てを引き出す為にこの方法を行っております。
NVシルバー・ブリュット・ナチュール¥10.950-¥10.450-
(辛口)シャンパンにおいて通常行われる“ドサージュ”(補糖)を行わず、上質なピノ・ノワールのピュアな味わいがそのまま表現された、他とは一線を画すキャラクターのシャンパーニュです。熟したリンゴの果実味とブリオッシュ、ほんのりナッツのアロマ。柔らかく綺麗な泡が舌の上に感じ取れます。フレッシュな酸とふくらみのある果実味が口内に広がり、果実の旨味が余韻まで長く楽しめます。アンドレ・クルエ A.O.C.
CHAMPAGNE Grand Cru ピノ・ノワール100% 醸造:瓶内2次発酵。出荷時にデゴルジュマン。ノン・ドサージュ。 ワイン・アドヴォケイト…92+点*素直な味わいが好感を持てる
アルザスの北から13番目のグラン・クリュ“フランクシュタイン”を産する、小さい村のダンバッハ・ラ・ヴィルにドメーヌを構える家族経営の小さなドメーヌです。フランクシュタインは、6億年以上前の優れた花崗岩を多く含む土壌構成となり、日当たりも良く恵まれた条件を持つグラン・クリュです。第二次世界大戦争後より祖父のJoseph Frey(ジョセフ・フレイ)が瓶詰めを始め、息子Charles(シャルル)、そして孫であり現オーナーのDominique(ドミニク)へと伝統が引き継がれております。ドメーヌのポリシーをワンフレーズで表現するなら『テロワールとワインを守る』とドミニクは語ります。1997年よりエコセールに従い有機栽培を始め現在はビオディナミに変更しました。植物、土壌、月などの緊密な関係に対し植物性、動物性、ミネラル性の成分で造られた※プレパラシオンを使用しております。このプレパラシオンは播種暦に従い特別なリズムで必要の際にだけ使用しており、テロワールの生物学的なバランスを保ち、収穫された葡萄の味がそのままワインの味になるよう努め、上品で複雑な味わいのワインを産み出しております。
◎Les bonnes adresses du vin bioにて最高評価獲得
フランスのビオ(ロジック・ディナミ)のワイン造りを22年にわたり見続けてきた、ジャーナリストのジャン・マルク・カリテが隔年で発行するビオ(ロジック・ディナミ)ワイン生産者とそのワインをまとめたガイド誌Les bonnes adresses du vin bio(レ・ボンヌ・アドレス・デュ・ヴァン・ビオ)の2006~2008年度版にて、最高評価であるハートマーク4つを獲得しました(掲載は2004ヴィンテージ
’23ピノ・ブラン・エクレクティック¥4.350-¥4.150-
(辛口)鮮やかなライトゴールド。パイナップル、洋梨などの上品な果実香に加え、スモーキーなニュアンスがあります。フレッシュな果実味と綺麗な酸が口中で優しく広がります。ドメーヌ・シャルル・フレイ A.O.C
ALSACE ピノ・ブラン100% 除硬をせずに圧搾を行い、ステンレスタンクにて野生酵母を使い3週間発酵。ステンレスタンクにて6ヶ月シュール・リー熟成。*まろやかなコク有。
’20レ・オータン¥2.820-¥2.700-
(フルボディ)濃いヴァイオレットの外観。ブラックベリー、黒鉛、甘草、ややピーマンの香り。瑞々しい果実味と滑らかな口当たりのシルキーなタンニンが舌の上に広がります。綺麗な酸がバランスを整えており、余韻には果実の旨味が残ります。 プレモン A.O.C.
MADIRAN タナ70% カベルネ・ソーヴィニヨン20% カベルネ・フラン10% ステンレスタンクにて25日間マセラシオン、発酵、MLF。使用樽にて12ヶ月熟成。*フレッシュでコクがある。
デュペレ・バレラのワイン造りで象徴的なのが「DRCより樽を譲り受けてワインを造る」という一見キャッチーなフレーズですが、DRCより樽を譲り受けているのはデュペレ・バレラの「ピュアな果実味」を表現する為の並々ならぬこだわりの他なりません。デュペレ・バレラはワイン造りにおいて葡萄の味わいをストレートにワインに表現する事に最も重きをおいております。
ネゴシアンとしてワインを購入する際も、土壌等の畑の条件=ワインの質につながるため、地質エンジニアであるローランが良い土壌の畑を厳選した上で、発酵が終わった直後のワインを試飲。それが良いワインである事は大前提として、「農薬は出来る限り使わない」、「収量の制限」など生産者の姿勢を総合的に判断し、デュペレ・バレラの方向性を共に共有できる生産者を厳選してワインを購入しております。醸造でも、ワイン造りには機械を持ち込まない等徹底したこだわりがあります。そしてDRCやイケム、ボーセジュール・ベコ等「一流生産者から使用樽を譲り受ける」というのも、そのこだわりの一つです。
果実味をピュアに表現出来る様に新樽の使用を控えているのですが、どんな使用樽でも良い訳ではありません。一流生産者に納入される一流の樽だからこそ納得のいくワイン造りができる。だからこそDRCやイケム、ボーセジュール・ベコ等なのです。しかしDRCから使用樽を簡単に得られたわけではありません。
何度も何度も手紙を送り続け、ようやく面会が許され「なぜDRCの使用樽が必要なのか?」等の質問を始め、100以上にわたる細かい質疑応答が繰り返されデュペレ・バレラのワイン造りの哲学がDRC側に認められた為、使用樽を譲り受けられるようになったのです。
世界中のワインの頂点に立つDRCにワイン造りが認められたということは非常に注目すべき点です。
「ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ア・ムワン・ドゥ・20ユーロ」
2012年度版巻頭掲載
「ワイン今年の人10部門」ネゴシアン部門最高賞獲得!
フランスの主力ワイン誌ラ・レヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランスより、「ワイン今年の人10部門」のネゴシアン部門の最高賞を獲得しました! 誌面では南仏ワインが嫌いの人にもオススメしたいという内容で紹介されております。
’18マイ・ラブ¥2.860-¥2.700-
(フルボディ) 「感謝の言葉をワインに託して」
ラベルの空白にメッセージが入れられるオリジナル・ギフト「マイ・ラブ」
支えあい、いつくしみ合う恋人たちや夫婦がワインを飲みながら、幸せな時間を過ごして欲しいという想いから生まれたワインです。
ほのかに紫がかった綺麗なルビー。瑞々しい赤果実系の香りやスミレなどの花、白胡椒や山椒などのスパイス、鋭いミネラルの香り。タンニンは細かく、柔らかな酸とピュアな果実味と共にバランスよく口中に広がります。徐々にまろやかなコクも現れ、低価格帯ながらしっかりとした味わい。エチケットのインパクトだけでなく、味わいの面でも高いコストパフォーマンスを発揮します。デュペレ・バレラ A.O.C.
COTES DE PROVENCE ールヴェードル45% シラー35% グルナッシュ20% 醸造・熟成:100%除梗後、ステンレスタンクにてアルコール発酵。18ヶ月間セメントタンクにて熟成後、ポンプを使わず重力によって瓶詰。無濾過、無清澄にて瓶詰め。*とにかく濃厚でクリーンな旨さ
違う区画で収獲された葡萄を用い、異なるキャラクターのワインを表現する生産者は多い中、カサルファルネートでは同じ条件の畑から収穫されるヴェルディッキオ種を、約1月ずつ収穫のタイミングをずらして3つの異なるキャラクターを生み出します。1回目の収穫された葡萄より産出されるフォンテヴェッキア。フォンテヴェッキアよりも約1ヶ月収穫を遅らせたグランカサーレ。更に収穫時期を待って少し貴腐をつけてから収穫したチマイオ。3本共にはっきりと異なる個性がお楽しみ頂けます。
また、エノロゴにはフォントディやリジーニなどを手がけた、イタリアを代表する醸造家フランコ・ベルナベイ氏を採用しております。
NVヴェルディッキオ・スプマンテ・ブリュット¥2.640-¥2.500-
(辛口)完熟した林檎や梨などの膨よかな果実香。口中では溌剌とした泡とともにフレッシュな酸が感じられ、豊かな果実味とともにバランスよく広がります。 カサルファルネート D.O.C.
VERDICCHIO DEI CASTELLI DI JESI ヴェルディッキオ100% シャルマ方式 サクラアワード2019…シルバー*クリーンな味わいで少し服雑味あり
3代続くプロセッコの生産者です。現オーナーでもありエノロゴでもあるフランコ・アダミは、以前はプロセッコ協会の会長も務めるなど地元でも一目置かれるリーダー的存在です。現地イタリアでは非常に高い評価を受けており、世界3大映画祭のヴェネツィア国際映画祭でVIPルームで振る舞われたり、2009年アブルッツォで行われたG8サミットではサミット公式のワーキング・ディナーとランチに採用される等、イタリアが国を代表するような様々な行事でも世界各国の人々に振る舞われております。プロセッコとなるグレラ種(旧品種名はプロセッコ種)は香りが繊細でフレッシュな品種で特徴的な青リンゴや洋梨、ヘーゼルナッツのニュアンスが感じられる品種です。アダミではそのグレラ種の特徴が見事に表現されており、泡のキメ細やかさが特徴です。何故アダミがプロセッコのリーダーであり、そして高い評価を受け続けるのかと言うと、丁寧な畑仕事と、他所では真似出来ない程の醸造所での途方もない労力の賜物です。
ダミが位置するDOCGヴァルドッビアーデネのエリアは、ヴェネト、フリウリに広がる広大なDOCプロセッコのエリアの中でもほんの極一部であり、更にカルティッツェは、最上のテロワールを誇るたった一つのコムーネからのみ産み出されます。ボスコディジーカ、デイ・カゼルの畑は標高約400m。ヴァルドッビアーデネの中でも1、2を争うほど高いところにある畑です。昼と夜との寒暖差が豊かなアロマを生み出し、また風通しがいいため病気も少ないです。仕事はもちろんすべて手作業。丁寧な畑仕事の上、写真のように高低差が激しいため、通常平地では1haあたり10時間程度で済む仕事が、アダミでは1haあたり160時間かかります。収量は1haあたり13000kg。これはシャンパーニュの生産者と同じ位の収量でしっかりとした酸が得られるそうです。(インターナショナル・ワイナリー・オブ・ザ・イヤー)の栄誉を獲得。アダミは相変わらずクオリティが高く、品種の特徴であるエレガンスや品格をワイン表現し続けました。ColCredasは単一畑で造られ、強いインパクトが有ります。VignetoGiardinoを始めとした他のワインも、いつもの素晴らしいクオリティを保っています。
NVボスコ・ディ・ジーカ・ブリュット¥4.360-¥4.160-
(辛口) 「死ぬ前に飲むべき1001ワイン」に掲載
当ガイドはワインに関する著作で数々の賞を受賞しヨーロッパ特級審査会の1人であるニール・ベケット氏が監修を行い、ニール・ベケット氏率いる44人の評論家が世界中のワイン生産地域から1001本のワインを選び出したワイン・ガイドです。
プロセッコは1001本中たった3本のみ紹介されております。アダミのボスコ・ディ・ジーカを選んだのは、イタリアをはじめ多くの国のワイン関連書物に寄稿を行うロンドン在住のイタリア人ジャーナリストAndrea
Sturniolo氏。『必ずあなたもこのワインの虜になり すぐにもっと欲しくなるだろう』と紹介しております。アダミ D.O.C.G. VALDOBBIADENE
SUPERIORE グレラ95%、シャルドネ5% シャルマ方式 残糖分:9-10 g/l
ワイン・アドヴォケイト #190…91点
[掲載文章抜粋]
白い果物や砕いた岩、スモーキーで強烈な香り。私を感動させるシリアスなスタイルだ。
アダミのスタンダードアイテム。華やかな香りと、きめ細かく、かつ力強い泡と余韻の長い味わいは他のプロセッコを遥かに凌駕する味わいでした。他社製品に比べますと価格が若干高めですがその価格差以上のポテンシャルを保証いたします。 *クリーンな香りで上品な味わい!!
今やポッジョ・アル・ソレはタヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペサを代表する生産者と言っても過言ではありません。しかし開業当初は「スイス人の若造」という理由だけで苦労もありました。豊作だった1995年ヴィンテージで既に世間を驚かせるのに十分な品質の傑作を生み出しながらも、既存の有名銘柄が過去を塗り替える程の品質を世に送り出した為に、陰に隠れてしまう結果に終わってしまいました。
そして開業から8年後、看板ワイン「キャンティ・クラッシコ・カサシリア‘97」が98年版ガンベロ・ロッソにて最高賞3ビッキエーリを獲得します。その後はIgtワイン「セラセルヴァ」がヴェロネッリ誌の1999~2001年度版にて3年度連続で3ツ星を取り続け、スーペル・トレ・ステッレ(青3ツ星★★★)に輝くなどキャンティ・クラッシコの秀逸な生産者として認められるまでになりました。
[参考:2011年度ガンベロ・ロッソより]
ガンベロ・ロッソの2011年版より、スタンダードラインのキャンティ・クラッシコ(2008ヴィンテージ)が見事最高評価トレビッキエーリを獲得しました。掲載された紹介文では『脱帽!』と絶賛! また『他のワインもとても美味しい』と絶賛されております。
2014年版エスプレッソより
90年代にカサシリア、特に1995ヴィンテージで注目されたワイナリー。ジョヴァンニ・タヴァスの経験の深さや仕事に対する情熱は、今後も成功していく保証となる。
2014年版ビベンダより
ポッジョ・アル・ソレは安定しているワイナリーで、クオリティーがいつも高い。カサシリア2010は味わい深く、サクランボやベリー系、タバコ、甘いスパイスの複雑なブーケ。タンニンが綺麗に溶け込み、フレッシュな余韻が長く続く。テロワールを綺麗に表現している。
’23サンジョヴェーゼ・ビアンコ¥3.960-¥3.780-
(辛口)やや緑がかったほぼクリアな外観。レモンや青りんごの果実香、フレッシュなハーブの香り。ライムのような果実味とキレのあるフレッシュな酸が口内に広がる。柔らかいミネラル感と共に柑橘系果皮の程よい苦みが舌の上に残ります。 ポッジョ・アル・ソレ I.G.T.
TOSCANA BIANCO サンジョヴェーゼ100% 除梗後圧搾しステンレスタンクにて発酵、MLFは行わず同容器内熟成。
*すばらしくクリーンです。
畑は標高200 - 400mに位置し、アルネイスが栽培される畑は砂質と石灰質が入り混じった土壌となっております。栽培では除草剤や害虫の駆除剤などは一切使用せず環境に配慮した自然なワイン造りを心掛け、醸造面ではまた、ブリッコ・デル・ククやバローロのネグレッティなどピエモンテを中心に多くの顧客を持つルカ・カラメリーノ氏をエノロゴに採用し各区画の特徴を正しく理解し、ロエロのテロワールを尊重する姿勢やそれぞれの区画に適したアプローチがニーノ・コスタの品質の高さに繋がっております。
’21ロエロ・アルネイス・サルン¥4.360-¥4.160-
(辛口)淡い麦わら色の外観。熟れた洋梨やグレープフルーツ、アロマティックなハーブの香り。口中にはふくらみのある果実味と共に豊富なミネラルが感じられ、余韻に掛けても同様のニュアンスが心地よく持続します。 ニーノ・コスタ D.O.C.G. ROERO ARNEIS アルネイス100% ステンレスタンク発酵、同容器内シュール・リーにて6か月熟成。標高:348m 南向き斜面 砂質粘土質土壌 ガンベロ・ロッソ…3ビッキエーリ(お買い得マーク付き) ジェームス・サックリング…91点(2017) ガンベロ・ロッソ…3ビッキエーリ(お買い得マーク付き)(2019,2020) 3ビッキエーリ
(2017-2018)*瑞々しいコクがある
マエストロとは、チェーロ・エ・テッラ・グループのワインを30年以上に渡り統括する醸造責任者マッシモ・マーリンに敬意を表して名付けられたワイナリー名です。マッシモはプーリアのワイナリーにてそのキャリアを開始し、プーリアワインに関して豊かな知識と経験を持ちます。また、コストパフォーマンスに優れたワインを造るのは、チェーロ・エ・テッラ・グループの最も得意とするところですが、マッシモ曰く、ラングドックに並び世界で最もコストパフォーマンスに優れたワインを造れる地域がプーリアだとのことです。
’22グラン・マエストロ・ロッソ¥2.640-¥2.500-
(フルボディ)通常よりも1ヶ月近く収穫を遅らせ、糖度と凝縮感を高めた葡萄を使用。褐色がかった濃いルビー。完熟感の有る黒色果実の甘い香りに甘草やスパイスのニュアンス。口中ではまろやかな酸味や滑らかなタンニンとともに濃厚なベリー系の果実味が感じられ、余韻に長く残ります。マエストロ I.G.T.
PUGLIA サンジョヴェーゼ85% プリミティーヴォ15% サンジョヴェーゼの一部(20%)をアパッシメント。ステンレスタンク発酵、500L樽にて6ヶ月熟成。 2022ヴィンテージ評価 ルカ・マローニ…98点 ルカ・マローニ…98点(2020,2021) *問題なく美味しい!
’21グラン・マエストロ・プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア¥3.300-¥3.150-
(フルボディ)通常よりも1ヶ月近く収穫を遅らせ、糖度と凝縮感を高めた葡萄を使用。黒スグリやプラムジャムのフルーティーな香りにココアやバニラ、タバコなどのスパイシーな香り。柔らかく甘みを持つタンニンとともに芳醇な赤系の果実味が広がり、余韻にはスパイスやコーヒーのニュアンスも感じられます。マエストロ D.O.C.
PRIMITIVO DI MANDURIA プリミティーヴォ100% ステンレスタンク発酵、500L樽にて6ヶ月熟成。 ルカ・マローニ…98点(2016,2017,2019,2020) サクラアワード…ゴールド(2021) *問題なく美味しい!
アブルッツォでも指折りのワイナリーです。醸造家にはアブルッツォを知り尽くしたロメオ・タラヴォレッリを採用し、品質の高いワインを生み出す事に定評があります。また価格帯のラインナップを揃え
様々なニーズに応える商品構成も特徴です。マラミエーロの最高責任者アントニオ・キャヴァローリは、マラミエーロの歴史についてこう語ります。『かつて20年以上前、マラミエーロでは自家消費用のワインしか造っておりませんでした。しかし先代のDante
Marramiero氏がクォリティーの高いワインを 市場に販売したいと考えていた時に、ワインが好きだった私と出会い、私と共にワイン造りに関する様々な勉強をして品質の改善に着手し始めます。マラミエーロではペスカーラ近郊に約100haの葡萄畑を所有します。土壌は凝灰岩や粘土質が主のミネラル豊富な土地です。100ha近い広大な葡萄畑を所有し、莫大な量のワインを生産しているにもかかわらず、毎年安定した品質のワインを生み出し高評価を獲得し続けているマラミエーロ。マラミエーロのワイン造りの特徴は、伝統的な醸造方法と現代的なテクノロジーをお互い両立し、アブルッツオから産みだされる葡萄とワインを更に質の高いものに向上させようという取り組みでもあります。
’20インカント・モンテプルチアーノ・ダブルッツォ¥5.100-¥4.870-
(フルボディ)色合いは深いルビー色。赤い果実や丁子、タバコのニュアンス。柔らかくココアの風味が感じられ、厚みとボディがあり余韻も長い。 マラミエーロ D.O.C. MONTEPULCIANO D'ABRUZZO モンテプルチアーノ100% ステンレスタンクにてマセラシオン、発酵。熟成:ステンレスタンク12ヶ月、瓶熟6ヶ月 2011ヴィンテージ評価 コンクール・モンディアル・ブリュッセル 2014…金賞
☆イタリア人気ワイン雑誌Il MIO VINO2008年9月号にてエドアルド・ヴァレンティーニよりも高評価を獲得!
イタリアの人気ワイン雑誌IL MIO VINOの比較試飲特集「Davide e Golia」で、あのエドアルド・ヴァレンティーニのモンテプルチアーノ・ダブルッツォが比較に挙げられ、マラミエーロのモンテプルチアーノ・ダブルッツォが絶賛されました。
掲載文抜粋-Montepulciano d'Abruzzo Doc `Incanto' 2005
マラミエーロはアブルッツォの代表的な生産者であり、高品質なワインを産み出すことはもはや当たり前の事実である。勿論「インカント」も期待に十分応えてくれる。ヴァレンティーニのモンテプルチアーノと同等の品質を持ちながら『ヴァレンティーニ1本の値段を払えば、インカントを9本以上買える』。色合いは深いルビー色で赤い果実や丁子、タバコのニュアンス。柔らかくココアの風味が感じられ、厚みとボディがあり余韻も長い。*比較的まろやかで、好感持てます。
幅広くワインに携わってきた人間が、自身のワインを造るために辿り着く場所、エトナ。ヴィーノ・ディ・アンナのアンナ・マルテンスもその一人です。ワインメーカーであるアンナ・マルテンスはオーストラリア出身。90年代にアデレード大学で醸造学を学んだ後、オーストラリアのトップワイナリーであるペタルマで研鑽を積みます。その後、イタリアやブルゴーニュを始め、ニュージーランド、アルゼンチン、南アフリカなど世界各国で醸造コンサルタントとして活躍し、オルネライアでは、レオナルド・ラスピーニGMの右腕として働き、パッソピッシャーロではアンドレア・フランケッティと共にワイン造りを経験しました。そして、2008年、エトナで畑を購入し、自身のワインを造ることを決意します。また、夫のエリック・ナリオも長くワインに携わってきた人物です。
’22パルメンティーノ・ロッソ¥5.460-¥5.200-
(フルボディ)鮮やかなルビーの外観。魅力的な濃いチェリーや苺の果実香。トマトやオリーブの香りも。口中でもフレッシュな果実味が広がり、綺麗な酸味、細かいタンニンとのバランスが良く、余韻にも苺などのベリー系の風味が長く残ります。 ヴィーノ・ディ・アンナ VINO ROSSO ネレッロ・マスカレーゼ97% ミネッラ、カタラット、グレカニコ計3% パルメント・ロッソ、クヴェヴリ用に醸造したものから、最終的にブレンドされなかったロットをアッサンブラージュし瓶詰め。無濾過、無清澄、醸造中SO2不使用、アッサンブラージュ時に10mg/Lのみ添加。 *濃厚で充分な旨さがあります。