充実感のある飲み応えの逸品ばかりです。♪”!!


'23ソーヴィニョン・ブラン ¥4.400-
(辛口)わずかに糖分を残して造る事により、華やかな香りに奥行きがあります。しかし果実の華やか風味が前面に出ており残糖感を強く感じる事はありません。グレープフルーツやレモンの爽やかな柑橘系の香りに桃やマンゴー、白胡椒に更にハーバルなニュアンス等、フレッシュさの中に適度な複雑味があります。口の中でも柑橘系のフレーバーとふくよかな果実の膨らみを、きりっとした酸とミネラルが支えバランスを保ちながら余韻にまで続きます。ニュージーランド最高峰のソーヴィニョンブランの一つだという事を自信を持ってお勧め致します。
(グレイワッキ)
生産地:ニュージーランド マールボーロ ワイラウ・ヴァレー
品種:ソーヴィニョン・ブラン100%
醸造:完熟した状態にて収穫され、除梗せずにプレス。その後コールドセッティング※。ステンレスタンクにて発酵。ステンレスタンクにて澱とともに4ヶ月熟成。
※発酵までの間、果汁を落ち着かせ、また温度変化を避ける為に一時低温状態で保管する方法。それにより澄んだ風味や熟成能力を増幅することができます。
2023ヴィンテージ評価
ジェームス・サックリング…92点
ヴィノス…91点

参考評価
バイヤーズ・ガイド・トゥ・ニュージーワインズ…最高賞5つ星(2011-2014)
ワイン・スペクテーター…95点(全NZ産SB 歴代最高得点、2023年TOP100にて第10位)(2022) 94点(2021) 92点(WINE SPECTATOR TOP 100 WINES 2012選出)(2011)

ジェームス・サックリング…93点(2021)
ヴィノス…93点(2021)



NV レノス・ビアンコ¥3.960-
少しくすんだ濃いイエロー。完熟した柑橘系の果実、爽やかなミネラルの香り。ふくよかな果実味と綺麗な酸。華やかで柔らかく、葡萄の旨みを素直に感じられる味わいです。
テヌーテ・デットーリ
原産地呼称:I.G.T. ROMANGIA
品種:ヴェルメンティーノ90% モスカート10%(樹齢40年以上)
熟成:手作業にて収穫。4日間スキンコンタクト。セメントタンクにて1ヶ月以上熟成。複数のヴィンテージをアッサンブラージュし、SO2を必要最低限(40mg/l)添加し、無濾過、無清澄にて瓶詰め。


’22ペコリーノ¥4.350-
(辛口)マンゴーやパイン等のトロピカルフルーツの香りにグレープフルーツやハーブ、スパイスのニュアンス。口当たりは柔らかく、メロンの皮に似たほろ苦さが味わいにアクセントを与えます。酸の乗りがよく、ミネラルのグリップが程よく心地よく感じられます。
マラミエーロ)
原産地呼称:D.O.C. ABRUZZO PECORINO SUPERIORE
※2010ヴィンテージよりDOCに昇格致しました
品種:ペコリーノ100%
醸造:24時間10℃に温度管理を行い低温浸漬   
熟成:ステンレスタンク内及び瓶熟併せて4ヶ月間
かつてアブルッツォとマルケでよく栽培されていた「ペコリーノ種」。以前よりマラミエーロはそのペコリーノ種の「品質と個性」に注目しており、約10年前からマラミエーロの白ワインの新たな柱としてペコリーノ種のワインを造るプロジェクトがスタートしました。そして5年間の試行錯誤を繰り返し2007ヴィンテージより晴れてリリースされたのがペコリーノです。
参考評価
インターナショナル・ワイン・チャレンジ…金賞(2010,2011)


’22サン・ブリ¥4.350-
(辛口)パッションフルーツなどのトロピカルフルーツやライムなど柑橘系の華やかな香りに爽やかなハーブのニュアンス。さらさらとしたミネラル感とフレッシュな酸味が柑橘系の甘酸っぱい果実味とともに優しく広がります。
(クロティルド・ダヴェンヌ)
原産地呼称:A.O.C. SAINT BRIS
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%
ビオロジック栽培を行う自社畑より収穫。認証は現在申請中です。
醸造:ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵、マロラクティック発酵。同容器内熟成7ヶ月。

’23シルヴァネール・アンタンポレル¥4.350-
(辛口)濃い麦わら色の外観。革や熟した洋ナシ、ハーブの香り。厚みのある果実味と柑橘系の果皮のような苦みが味わえ、柔らかなミネラルとフレッシュなハーブのニュアンスが余韻に残ります。
ドメーヌ・シャルル・フレイ)
原産地呼称:A.O.C ALSACE
品種:シルヴァネール100%
醸造:除硬をせずに圧搾を行いステンレスタンクにて野生酵母を使い3週間発酵。ステンレスタンクにて12ヶ月シュール・リー熟成。醸造時SO2無添加、瓶詰め時のみ29mg/l添加。
残糖分:0.4g/l


’22ヴィオニエ¥3.700-
(辛口)緑がかった深いイエローの外観。アプリコットや洋梨、マーマレードなどの華やかな果実の香り。口中では、花崗岩土壌の特徴であるフレッシュさや丸みが感じられます。
(フェラトン・ペール&フィス)
原産地呼称:I.G.P. COLLINES RHODAMIENNES
品種:ヴィオニエ100%
醸造:圧搾後48時間コールドセッティング(※)。ステンレスタンクにて発酵。翌年の春に瓶詰め。
(※)発酵までの間、果汁を落ち着かせ一時低温状態にて保管する方法。それにより澄んだ風味や熟成能力を増幅することができます。

’22ペドラ・ダ・アウガ¥3.700-
(辛口)やや緑がかった麦わら色の外観。リンゴやライチの果実香、岩や海のミネラルのアロマ。フレッシュで瑞々しいリンゴの果実味がジワリと広がり、海を感じられる塩味にしっかりとした酸と柔らかでバランスの取れたミネラルが感じ取れます。余韻にはレモンピールのニュアンスが残ります。
(ボデガス・レクトラル・ド・ウミア)
原産地呼称:D.O. RIAS BAIXAS
品種:アルバリーニョ100%
醸造:ステンレスタンクにて15日間発酵。同容器に9ヶ月間シュール・リー熟成。

2022ヴィンテージ評価
ジェームス・サックリング…89点

過去評価
ジェームス・サックリング…90点(2018,2021)


’22ミュラー・トゥルガウ¥4.360-
(辛口)主に白い花を思わせるフローラル系の香りとグレープフルーツやレモン等の柑橘系の香りも感じられる瑞々しいアロマ。口の中でも爽やかな柑橘系の苦味を伴った酸と果実味がフレッシュで心地良く広がります。
(アバツィア・ディ・ノヴァチェッラ)
原産地呼称:D.O.C SUDTIROL EISACKTALER MULLER THURGAU(D.O.C. ALTO ADIGE VALLE ISARCO MULLER THURGAU)
品種:ミュラー・トゥルガウ100%
醸造:ステンレスタンクにて醗酵、熟成。
’22ピノ・グリージョ¥4.350-
(辛口)濃い麦わら色のエレガントな白ワイン。心地よく上品で、洋ナシ、バナナの香りが感じられまろやかでバランスがあり、エキス分が豊かです。
ガンベロ・ロッソ…2ビッキエーリ(2015)


’22マンザニーレ¥3.960-
淡く緑がかったペールイエロー。柑橘類や花、アーモンドなどの香り。アタックが柔らかく、程よい酸味としっかりしたストラクチャーが感じられます。余韻にもアーモンドのニュアンスが感じられます。
(ジュゼッペ・ガッバス)
原産地呼称:D.O.C. VERMENTINO DI SARDEGNA
品種:ヴェルメンティーノ100%
醸造:ステンレスタンク発酵、同容器内熟成3ヶ月。
参考評価
ガンベロロッソ…1ビッキエーレ(2015.2019.2020)
サルデーニャでは早朝に白ワインを飲む習慣があり、サルデーニャ語で朝は「MANZANU」というので、「MANZANILE」と名付けられました。


House of fermentation」=ワイン造りの家、と自らを名づけ、信頼のおける栽培農家から葡萄を購入して、自由な発想と体に優しいヘルシーなナチュラルワインを手掛けております。葡萄はオーガニック、またはサスティナブルな栽培を行っている葡萄のみを購入しており、拠点のあるサンタクルーズまで収穫後の鮮度を保つため、3時間以内で運べる畑のもののみ使用します。野生酵母での発酵を行い、無濾過・無清澄、SO2は瓶詰め時のみ最低限の使用、またワインによっては全く使わないものもあります。熟成に使用する樽には木の香りなど、余分な香りが付かないようにすべて使用樽を使用しており、果実の味わいをそのままに表現しております。この作業はすべてアンドリューとイサムが手作業で行っております。
’22ボーン・スリッピー¥5.460-
やや濁りのある黄色みがかったレモンイエロー。ライチ、パッションフルーツなどのトロピカルフルーツの果実香に下草のアロマ。パイナップルやグレープフルーツのような果実味とフレッシュな酸を感じられます。余韻は果実の旨味が残ります。ワンダーワーク CALIFORNIA ゲヴュルツトラミネール35% リースリング23% シュナン・ブラン22% マルヴァジア11% マスカット・カネリ8% リースリングは全房発酵。他の品種は除梗後、果皮と共に2週間マセラシオン。旧オーク樽にて2ヶ月熟成。無濾過・無清澄にて瓶詰め。バスティン・ルーズと同じく、瓶詰め時に未発酵のリースリングを少量加えております。

近年では、ラフィット、シャトー・マルゴーよりも高い評価を受け、国内外のワインコンクールの数々の賞を獲得。さらには、数々の有名評論家からも絶賛されるワインとなりました。ロバート・パーカーは『まだ名前の知られていない、最高のボルドーワイン!』、マスター・オブ・ワインのジャンシス・ロビンソンは『カルフォルニアや、その他の地域のカベルネと比較すると、このワインは全く素晴らしいワインで、その質と繊細さは他の全てのワインを圧倒している。必ず手に入れたいワインのうちの一つである!』と絶賛。
’22BIFACE ¥3.520-
(辛口)白濁したイエローゴールドの外観。杏子、林檎、ハーブなどのアロマ。柔らかく繊細な泡が口内に広がります。林檎や杏子などの果実味、酸は綺麗に感じ取れ、シルキーなタンニンが舌の上に残ります。ポデーレ・オルティカ VINO FRIZZANTE BIANCO トレッビアーノ・トスカーノ100% ステンレスタンクにて3日間のマセラシオン、同容器内発酵・熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。残った糖分のみを使い瓶内二次発酵。
ガス圧:4.5バール生産者HPより  ある朝畑を歩いていたら、太古の昔に使われていた石器にふと遭遇したんです。先祖が15万年前に使用していたと想像しただけでも、今まで味わったこともない壮大な気分になってしまって。-ティボー・デスパーニュ
私たちの先祖は、アントル・ドゥ・メールの石灰岩石から自然に出来た洞窟に住んでいたようです。この石灰岩の恵みがワインに独特な味わいを与えています。ビファス(Biface)とは、フランス語でその当時使われていた尖頭器のことで、現代で言えば包丁のようなもの。日常生活に欠かせないものでした。昔重宝されていたものが、今はワイン造りに欠かせないテロワールのひとつになっている、今も昔も時空を超えて私たちの生活を豊かにする、そう考えると不思議なものです。 デスパーニュ VIN DE FRANCE セミヨン50% ソーヴィニヨン・ブラン50% ステンレスタンク発酵、熟成。

彼らの畑の根幹となるのが、エチケットのモチーフにもなっている、最初期に所有していた1haの区画に植わる樹齢115年以上の古樹。現在所有する15haは、全てこの古樹からマッサール・セレクションを行なった葡萄で、一番若い葡萄でも樹齢60年となります。そして2004年にフィリップ氏がこの畑を受け継いだのを機にドメーヌを設立、テロワールを最大限表現することをポリシーとし、すべての畑をビオロジックに切り替え、2009ヴィンテージからはAB認証を取得しております。化学肥料の不使用はもちろんのこと、堆肥には自身で調合した、おが屑と葡萄の搾りカスを使用。硫酸銅、硫黄の使用も規定量の半分以下の使用に留めております。
’22マコン・ヴィラージュ ヴィエイユ・ヴィーニュ¥3.960-
(辛口)トロピカルフルーツやライチ、白い花などの豊かな香り。アタックはまろやか、自然な果実味が優しく広がります。酸味も綺麗に感じられ、バランスの良い味わいです。
ドメーヌ・ド・ラ・ヴェルパイユ AOC MACON-VILLAGES シャルドネ100%  ビオロジック栽培の畑より収穫、AB認証済 40〜115年 37hl/ha 粘土石灰質 天然酵母にて約6週間発酵。シュール・リーにて12ヶ月ステンレスタンク熟成。 RVF発行 Le Guide des Meilleurs Vins a Moins de 20 Euros  NOUVEAU TALENT 「新たな才能(新人賞)」  Macon-Villages V.V. 2009…15.5/20 
樹齢115年のシャルドネ!! 12ヶ月間シュールリーで熟成し、溌剌とし、心地良いアーモンドの苦味がのこる。今でも美味しいが、5-6年後はさらに成長しそう。非常に高いコストパフォーマンス。


自社畑ではテロワールを尊重しビオロジック栽培を行います。現在は認証取得申請中です。ジャン・マルク・ブロカール在籍時からその手腕は高く評価されていましたが、独立後も数々のワインガイドにて高評価を獲得したことにより、今では「ラ・シャブリジェンヌ」にて醸造長を担っていたナタリー・フェーヴルとともにシャブリを代表する女性醸造家として周知されております。
’21ブルゴーニュ・ブラン¥4.620-
(辛口)洋梨などの膨よかな果実香に柑橘系果実のフレッシュな香りやミネラルの香り。桃や柑橘系の果実味に柔らかな酸味が加わりバランスの良い味わいです。
クロティルド・ダヴェンヌ ランス ブルゴーニュ地区 プレイー村 A.O.C. BOURGOGNE シャルドネ100%  ビオロジック栽培を行う自社畑より収穫。認証は現在申請中です。 
ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵、マロラクティック発酵。同容器内熟成6ヶ月。


フルニヨンのシンボルとも呼べる葡萄が「Les Cholets(レ・ショレ)」畑に1830年〜1870年の間に植樹された「皇帝の葡萄」と呼ばれるシャルドネの樹です。※過去には登記簿が存在しなかった為、正確な樹齢は不明です。 1870年以前といえば勿論、フランスをはじめヨーロッパ全域の台木を壊滅状態にしたブドウネアブラムシ、フィロキセラ渦が起こる前の植樹です。しかし「皇帝の葡萄」が植わるレ・ショレはフィロキセラが好まない「砂質の土壌」であった為、フィロキセラに侵されずに済みました。またフィロキセラにより壊滅状態となった、フレ村一帯の葡萄畑はアメリカ系の台木に改植された後、この「皇帝の葡萄」から取り木して畑が復活したという逸話もあります。いわば「皇帝の葡萄」はこの一帯のシャルドネの救世主です!
’20ブルゴーニュ・ブラン キュヴェ・ド・ランペルール¥5.000-
(辛口)葡萄のエキス分の濃さで味わいがはっきりと表現される為、無理な醸造テクニックには頼らずシンプルな造りです。果実味に頼らず、素朴な味わいに好感が持てます。シャブリらしいミネラル感も強すぎず程よく、非常にバランスが良く感じられます。 ドメーヌ・フルニヨン・エ・フィス A.O.C. BOURGOGNE シャルドネ100% レ・ショレ 25hl/ha(樹齢が高く自然と収量が落ちます) (1830年〜1870年に植樹のプレ・フィロキセラ) 
手作業で丁寧に摘んだ葡萄を除梗せずに軽めの圧搾。ステンレスタンクで醗酵後、ステンレスタンクでMLF・熟成。 


信頼のフランスワイン・ガイド「ギド・アシェット」より
クオリティにこだわるこの生産組合は、自分達の目的の為に様々な試行錯誤を行っている。例えば葡萄の品質によって葡萄の買い取り価格を変え生産者のモチベーションを高めたり、栽培家達を教育する為の専門家を雇ったり、減農薬農法の指導や醸造方法を醸造責任者のアラン・ピエールに指導させるなどしている。
’21モンタニー・ビュイソニエ・ブラン¥3.960-
(辛口)光沢のある淡いゴールド。トロピカルフルーツや白桃、ヘーゼルナッツなどの複雑な香り。フレッシュな酸味と膨よかな柑橘系果実の果実味が口中で広がり、スパイシーなニュアンスも感じられます。
カーヴ・デ・ヴィニュロン・ド・ビュクシー A.O.C. MONTAGNY シャルドネ100% 粘土比率の多い粘土石灰質土壌。 除梗後ステンレスタンク発酵、同容器内12ヶ月熟成。


フランチェスカ・ビディニはアレッツォ出身の女性醸造家。2005年から農業の仕事を始め、無添加のワインを造り、地域の豊かさを支えたいという考えのもと、2015年に地元であるアレッツォ近郊に「ポデーレ・オルティカ」を設立しました。
「ポデーレ・オルティカ」のポリシーは、「有機栽培で農作物を育て、自らも自然のサイクルの一部となって生きること」です。
’22 3BBOLLE NV \3.960-
(辛口)白濁したイエローゴールドの外観。杏子、林檎、ハーブなどのアロマ。柔らかく繊細な泡が口内に広がります。林檎や杏子などの果実味、酸は綺麗に感じ取れ、シルキーなタンニンが舌の上に残ります。
ポデーレ・オルティカ VINO FRIZZANTE BIANCO トレッビアーノ・トスカーノ100% ステンレスタンクにて3日間のマセラシオン、同容器内発酵・熟成。無濾過・無清澄で瓶詰め。残った糖分のみを使い瓶内二次発酵。
ガス圧:4.5バール


パレス・バルタを象徴するのが2人の女性醸造家です。マルタはオーナー、ホアン・クジネ氏の妻であり、マリアはオーナーの弟ホセの妻でもあります。2人はそれぞれ、ヨーロッパやアメリカ等で醸造の経験を積んだ人物で、女性ならではの繊細な感性でワインを産み出します。『2人だから悩んだ時にも相談をしながらワイン造りが行える』というメリットがあり、1人の醸造家の色が全面に出たワインではなくバランスの良い味わいが造れるのだとか。確かに産み出されるワインの味わいは畑や品種のキャラクターを最大限に表現しながらも、「醸造家の個性」が出しゃばった味わいではなく、ナチュラルな味わいに仕上がっています。特にこのパレス・バルタでの経験が蓄積されてきた2000年代中頃から品質が目覚ましく向上したように思えます。
’22ブラン・デ・パック¥3.300-
(辛口)エレガントさを表現するためにパレリャーダを主体とした優しいワイン。チャレロやマカベオと比べ手間のかかる品種であるパレリャーダをあえて使うのはワインにエレガントさを表現したい女性ならではの感性。酸味が豊富なパレリャーダを適熟にて収獲したことが伺い知れる優しくエレガントな酸味を他の品種が支えるバランスの良い味わいに仕上がっております。パレス・バルタ  D.O. PENEDES パレリャーダ44% マカベオ30% チャレロ26% ステンレスタンクにて発酵・熟成 

ワイナリーの歴史は、20世紀初頭に初代のジェピンが現在の畑の一部を畑を購入したところから始まります。その後、2代目のステファニーノにより現在のワイナリーの基礎が確立されました。現オーナーのアレッサンドロは、トリノ大学で醸造学を学んだ後、フランスやアメリカにて見聞を広め、2007年に実家に戻り父親とともに栽培、醸造を行うようになります。2009年に経営を引継ぎ、自身が主導でワイナリーの改修を行い、より細やかな温度管理や熟成が出来るよう設備を導入、更に醸造工程も変更するなど更なる品質向上に努めております。
’22ロエロ・アルネイス・セミナリ¥3.630-
辛口)ペールイエローの外観。白い果実やフレッシュハーブの香り。バランスの良い酸と塩味も感じられ、サラサラとしたミネラルと共にフレッシュな味わいが広がります。 ニーノ・コスタ D.O.C.G. ROERO ARNEIS アルネイス100% ステンレスタンクにて発酵、同容器内シュール・リーにて3か月熟成。 200-300m 南東〜南西向きの斜面 砂質の混じった石灰岩土壌
ガンベロ・ロッソ…2ビッキエーリ(お買い得マーク付き)(2020) 2ビッキエーリ(2019)  ジェームス・サックリング…89点(2017)  ガンベロ・ロッソ…2ビッキエーリ(お買い得マーク付き)(2021)

若かった私は様々なアイディアを出しました。その一つがDOC名を前面に出さないワイン名です。イタリアではよく『アブルッツォの人間は頭が固い』というのが定説です。頑固な人間に対して『お前はアブルッツォ人か??』 なんて比喩もあるくらいです。その為、最初は周囲の人間全員から反発がありました。しかし市場が結果を出してくれました。私たちは長い間一生懸命に働き、非常に良い結果を出してきました。しかしまだトップまで上がったとは思っていません。お客さんが弊社のワインに対していつも興味を持ってくれているおかげで我が土地のワインは素晴らしいという事を再確認でき、高いモチベーションを持つことができています。私たちはアブルッツォに対する感謝と共に、世界中にいるお客様への感謝の気持ちを込めてワインを造っております』
’21シャルドネ・イン・アッチャイオ¥3.520-
辛口)透明感のある淡い麦わら色。トロピカルフルーツや柑橘系果実の香りに加え、白い花やフレッシュなハーブなど、複雑かつ華やかな香り。果実味は非常に柔らかで、綺麗な酸味とミネラルがバランスよく広がります。 マラミエーロ I.G.T. COLLINE PESCARESI CHARDONNAY シャルドネ100% 24時間10℃に温度管理を行い低温浸漬後発酵。 ステンレスタンク内及び瓶熟併せて2ヶ月間 

スイスのワイナリーに三男として生まれたジョヴァンニ・ダヴァズ氏が、1990年よりキャンティ・クラッシコエリアのタヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペサでスタートしたワイナリーです。1994年まではMr.サンジョヴェーゼ‘フランコ・ベルナベイ’の助言を受けておりましたが、その後は畑仕事から醸造に至るまで全ての作業を一人で行っております。この地域は良質なキャンティの畑に見られるガレストロ土壌で、水はけが大変よくワインにはミネラルが多く感じられます。
’22キアーラ ¥3.300-
(辛口)ほのかに緑がかったイエロー。黄色い果実や柑橘系果実のフレッシュな果実香や白い花の香り。柔らかい酸と共に瑞々しい柑橘系の果実味がひろがります。
ポッジョ・アル・ソレ I.G.T. TOSCANA BIANCO シャルドネ100% 除梗後圧搾しステンレスタンクにて発酵、MLFは行わず同容器内熟成。


19世紀の終わりより、ボルゲリで家族経営を行なう小さな生産者がフォルナチェッレです。現オーナーのステファノにより1996年から徐々に畑の改植を行い、2001年に初の瓶詰ワインをリリースするまでに至ります。サッシカイア等のスーパートスカーナ誕生後、新たな銘譲地を求める生産者が一気に押し寄せた事によりボルゲリの土地の価格は高騰しており、新しい畑を取得するのが難しい状態です。その為、新たにボルゲリの畑を買い求めた生産者はワインの金額に土地の購入代金を反映させなければなりません。しかしフォルナチェッレは、この地域において少数派の地元民であり、他の生産者より羨望の眼差しを受ける素晴らしい畑を所有している為、土地の購入代金をワインに反映させずに質の高いワインを供給する事が可能な生産者です。
’22フォルナチェッレ・ビアンコ¥4.360-
(辛口)金色がかったペールイエロー。完熟感のある果実香や白い花、バニラやモカなどの甘い香りが感じられます。口中でも豊かな果実味が広がり、フレッシュな心地よい酸と共にバランスよく感じられます。余韻にも繰り返し果実のニュアンスが現れます。 フォルナチェッレ I.G.T. TOSCANA BIANCO セミヨン100% 旧フレンチオークバリックにて発酵。同容器内6ヶ月シュール・リー熟成。 エチケットデザインはトスカーナ出身の現代アーティストFranco Menicagli氏によるものです。
ガンベロ・ロッソ2015…2ビッキエーリ(2010)


生産者ニコシアの歴史は、エトナ火山の東側にて1800年代に始まりました。エトナ周辺では大昔から葡萄が栽培され、最盛期には標高1500mまで葡萄畑があったそうです。エトナの農民は苦労しながら険しい斜面にテラス式の畑を切り開きその努力の結果、エトナは1968年にシチリアで初めてDOCに認定されました。ニコシアは100年以上にも及ぶ伝統と、その間に培われた技術の進歩を両立させコストパフォーマンスに優れたシチリアワインを産み出すことに定評があります。醸造所は非常に清潔感のある造りで、近代的なステンレスタンクや除梗機の他、大樽やバリックが綺麗に並んでいます。この長い伝統を持つエトナを、様々な人々に知ってもらう為にエトナワインの博物館をワイナリー内に建設しました。
’22コントラーダ・モンテ・ゴルナ・エトナ・ビアンコ・ビオロジコ¥3.960-
(辛口)光沢のあるイエローの外観。リンゴやグレープフルーツ、サンザシ、蜂蜜、白い花などの華やかな香り。フレッシュな酸味と綺麗なミネラル感が口中で感じられ、余韻にはヘーゼルナッツやアニスのニュアンスが残ります。 フォンド・フィラーラ)シリーズの後継アイテム ニコシア D.O.C. ETNA BIANCO カリカンテ60% カタラット40% 48時間低温で保管しデブルバージュ。13-15℃にて20-25日間発酵。ステンレスタンク3-4ヶ月熟成後アカシアのトノーにて3-4ヶ月熟成。2019ヴィンテージ評価 ガンベロ・ロッソ2021…2ビッキエーリ 

違う区画で収獲された葡萄を用い、異なるキャラクターのワインを表現する生産者は多い中、カサルファルネートでは同じ条件の畑から収穫されるヴェルディッキオ種を、約1月ずつ収穫のタイミングをずらして3つの異なるキャラクターを生み出します。1回目の収穫された葡萄より産出されるフォンテヴェッキア。フォンテヴェッキアよりも約1ヶ月収穫を遅らせたグランカサーレ。更に収穫時期を待って少し貴腐をつけてから収穫したチマイオ。3本共にはっきりと異なる個性がお楽しみ頂けます。
’19クリージオ¥4.500-
(辛口)ほのかに緑がかった薄いストローイエロー。レモンや白い果実、花やハーブ、スパイスなど複雑でフレッシュな香り。口中でもフレッシュな果実味が、エレガントなミネラルとともにバランスよく広がります。
カサルファルネート D.O.C.G. CASTELLI DI JESI VERDICCHIO RISERVA CLASSICO 2010年よりDOCGに定められた原産地呼称です。VERDICCHIO DEI CASTELLI DI JESIよりも熟成期間を長く定め、ヴェルデッキオ特有の酸とミネラルを保ちながらも、よりふくよかで優しい果実味のワインとなっています。 ヴェルデッキオ100%(9月上旬に収穫:50% 9月下旬〜10月上旬に収穫:25% 10月下旬に収穫:25%) 9月上旬収穫分、9月下旬〜10月上旬収穫分はステンレスタンクにて醗酵、熟成。10月下旬収穫分はクリオ・マセラシオン後ステンレスタンクにて醗酵。25hlの大樽にて熟成。アッサンブラージュ後、酒石の安定化を行い瓶詰め。  
ガンベロ・ロッソ参考評価  3ビッキエーリ(2010-2013)  赤い2ビッキエーリ(お買い得マーク付き)(2014) 2ビッキエ―リ(2017) 3ビッキエーリ(2010-2013)
’20グランカサーレ¥3.780-
(辛口)約1ヶ月収穫を遅らせた事により、フォンテヴェッキアと比べボディにふくらみのあるリッチなワインに仕上がっております。ハーブや白桃の風味が豊かに漂い、フレッシュながらよく熟した葡萄の暖かさが感じられます。カサルファルネート D.O.C. VERDICCHIO DEI CASTELLI DI JESI CLASSICO SUPERIORE ヴェルディッキオ100%(10月上旬に収穫) クリオ・マセラシオン後ステンレスタンクにて発酵。ワインの一部を粘土とセラミックを使用した卵型タンクにて6ヶ月熟成。アッサンブラージュ後、ステンレスタンクにて12ヶ月熟成。 ガンベロ・ロッソ…最高賞トレ・ビッキエーリ(2016)

コルテ・サンタルダはヴェネト州の家族経営の生産者で、1986年に、オーナーのマリネッラ・カメラーニが家族が所有していた畑を引き継ぎワイナリーを設立しました。ワイナリーのあるヴァッレ・ディ・メッツァーネ周辺は、6000万年前は海底にあった地域の為、土壌は豊富な石灰質を含み、またアルプスから吹く乾いた北風が畑を健康に保つ為、葡萄栽培に非常に適しております。マリネッラは非常に強い向上心をもつ女性であり、ヴァッレ・ディ・メッツァーネのテロワールを最大限表現した葡萄を作る為、創立当初より様々な試行錯誤を重ねます。まず、広大な土地を持つ大規模生産者しか行わないような精密な土壌の調査をし、15haの畑を13のクリュに分け土壌にあった品種に植え替えを行い、仕立ても徐々にペルゴラからギュヨとコルドンに変更、栽培でもビオ・ディナミを導入、2010年からはデメテールの認証を取得しております。
’21インティ¥4.360-
(辛口濃いストローイエロー。梨や杏、柑橘系の落ち着いた果実香に加え、オレガノなどのハーブ香、チョークの香り。口中ではクリーンで円やかな酸が広がり、ほのかなタンニンや硬質なミネラルが味わいに厚みをもたせています。 コルテ・サンタルダ I.G.T. VERONA ガルガネガ100% 野生酵母のみを使いピラミッド型セメントタンク発酵、40日間マセラシオン。同容器にてシュール・リー熟成。無濾過無清澄にて瓶詰め。
瓶詰め時のみ40mg/l SO2添加。


ワイナリーの入り口にあるラボラトリーで、収穫され集まってきた葡萄の成分をチェック。完熟度などで葡萄のランクを3つに分けます。この段階で一番良いとされるランクに入った葡萄が現在日本に輸入されているラインナップに使われております。ランク分けされた葡萄はそれぞれ除梗・破砕され、地下の醸造所で更に未熟果を取り除く作業が行われた後に醗酵が行われます。葡萄が運び込まれてから地下のステンレスタンクに入るまでの一連の作業が、効率的かつ迅速に行われる為、葡萄の鮮度がよく保たれこの価格としては驚くほどにアロマティックなワインに仕上がります。
’22ルガーナ “カ・ヴェガル”¥3.270-
(辛口)光沢のあるペールイエロー。完熟した白色果実や、トロピカルフルーツなど豊かな果実の香り。爽やかなハーブのニュアンスも。口中でも、豊かな果実味とともに、フレッシュな酸味が感じられ、バランスの良い味わいです。
デューヴァ I.G.T. TERRE DEGLI OSCI FALANGHINA ファランギーナ100% 5hlのアカシアトノー(新樽、1年落ち、2年落ち各1/3)で発酵。同容器内にて4ヶ月間熟成。KERES(ケレス)とは、オスカン語で収穫の女神を表します。淡いペールイエロー。フレッシュな柑橘系果実に、青林檎、アプリコットなどの果実香。ハーブや白い花などの香りも。口中ではふくよかな柑橘系の果実味とともに綺麗な酸味と優しいミネラル感がバランスよく広がります。
カンティーナ・カステルヌォーヴォ・デル・ガルダ D.O.C. LUGANA トゥルビアーナ(トレッビアーノ・ディ・ルガーナ、ヴェルディッキオ)100% ステンレスタンク発酵、熟成。
DOCルガーナはロンバルディア州ブレシアからヴェネト州ヴェローナにまたがるDOC。ガルダ湖の南に広がる粘土質土壌から造られ、しっかりとした酸と豊富なミネラルを持つ白ワインになります。近年世界各国で人気が急上昇しており、ここ10年で生産量が倍増、その70%が輸出されております。
ワイン王国107号の記事でも、宮嶋功氏から「イタリア国内とヨーロッパで圧倒的人気を誇る白ワインがルガーナだ。」
「派手なところはないが、非常に心地よい味わいでいくら飲んでも飽きない魅力を持つ。まさに食卓で真価を発揮するワインだろう。」
「さまざまな料理に柔軟にマッチするルガーナは日本の食卓にも必ずや魅力的な彩りを与えてくれることだろう。北イタリアの隠れた宝物のような白ワイン、ルガーナに注目していただきたい。」と評されております。

[エニーラとは]
話題のブルガリア・ワイン「エニーラ」を手がけたのはサンテミリオンのプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBである、ラ・モンドットやシャトー・カノン・ラ・ ガフリエールを始めデギュイユ、ペイロー等を所有する欧州一の名門ハプスブルク家の末裔ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵です。ステファン・フォン・ナイペルグ伯爵は85年にサンテミリオンに移り住み、ラ・モンドットやカノン・ラ・ガフリエールを購入後、短期間で世界最高レベルにまで品質を引き上げた事で知られます。また、今や天才醸造家として呼び声の高いステファン・ドゥルノンクールの才能をいち早く見出し、1996年に醸造責任者に起用した事でも有名です。ラ・モンドットといえばナイペルグ伯爵が1996年より品質改良に着手し、短期間で一躍サンテミリオンを代表するワインへと変貌したシンデレラワインです。1996年から僅か4年後の2000ヴィンテージは、ボルドーワインを扱うネゴシアンから送信されたプリムールリストの最高値がつき、また近年では、ワイン・アドヴォケイト#199にて2009ヴィンテージがロバート・パーカーから100点満点を付けられております。そのナイペルグ伯爵がボルドーにおけるワイン造りと同様の哲学をもって、ブルガリアで手掛けたワインがエニーラです。

’19エニーラ・ホワイト¥3.260-
(辛口)光沢のあるペールイエローの外観。洋梨やアプリコット、マルメロ、ピーチ、ライム、オレンジなど果実の香り。綺麗な酸味と瑞々しい果実味が口中に広がります。エニーラ赤の濃厚な味わいとは違い、樽をかけずにステンレスタンク熟成でクリーンな味わいに仕上げた、軽やかでスルスルと飲める夏場にピッタリの白ワインです。 ベッサ・ヴァレー・ワイナリー P.G.I. THARACIAN LOWLANDS マルサンヌ58% ルーサンヌ22% ヴィオニエ20% 手作業にて収穫。厳しい選果後各品種毎に醸造。ソフトプレス後、温度管理機能付きのステンレスタンクにて低温発酵。同容器内3-5ヶ月熟成。