逸品のピノノワールとシャルドネ、アリゴテです。

レ・ファヴレール
「レ・ファヴレール」は、ムルソーのピエール・モレに師事したパトリック・ブランジェが、ヴェズレイに隣接するアスカン村に、2000年に設立したドメーヌです。創業時よりビオロジック栽培に真摯に取り組み、2005年からはビオディナミも併用しています。  「無農薬栽培は、環境のことを考えればあたりまえのことです。まして今日において、なぜいまだに農薬や化学肥料の使用が認められているのでしょうか。また、最も重要なワインの品質においても、香りの華やかさ、味わいの複雑さ、余韻の長さなど、まるで別物になります。農薬を使わないことで土中の有用微生物たちが元気に活動して土がふっかふかになり、根が地中深くまで伸びるためです」。
’19ヴェズレイ ブラン ル・ネ・ド・ミューズ¥4.100-
(辛口)地元アスカン村とサン・ペール村に1.5ha。粘土石灰質土壌。平均樹齢30年。ステンレスタンクで醸造。ろうキャップ。ラベルの犬は2011年に亡くなった愛犬のミューズちゃんです。完熟したぶどうが大好きで、ミューズがぶどうを食べ始めたら収穫を開始するのがこのドメーヌの慣わしでした。無農薬栽培以外のぶどうは絶対に食べなかったそうです。作品名の「ル・ネ・ド・ミューズ」は、「ミューズの鼻」という意味で、ファミリーの心の中にいつまでも生き続けるミューズへのオマージュを込めたものです。
ルー・デュモン
’13ブルゴーニュ ブラン¥4.290-
(辛口)ムルソー村内のACブルゴーニュ20%、ACオート・コート・ド・ニュイ30%、ACオート・コート・ド・ボーヌ50%のブレンド。平均樹齢30年。収穫量40ha/ha。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロ発酵。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽30%、同1~3回使用樽70%で18ヶ月間樽熟成した「本気印」のブルゴーニュ・ブランです。
’96コート・ド・ニュイ ヴィラージュ ルージュ¥4.500-
(フルボディ)コンブランシアン村内の区画「サン・セーヌ」より。樹齢40年以上のVV。収穫量40hl/ha。天然酵母のみで発酵(一部、一次発酵も樽内)。セガン・モロー製サントル森産の新樽3分の1、同社製同森産の2回使用樽3分の2で18ヶ月間熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。
’02ブルゴーニュ ルージュ¥5.100-
(フルボディ)ニュイ・サン・ジョルジュ村内のACブルゴーニュが28%、ビオディナミによるメルキュレイ村内のACブルゴーニュが約10%、自社畑ものの「Bourgogne Rouge Vieilles Vignes」が約2%、残りの約60%はAOPフィサン、マルサネ、及びACオート・コート・ド・ニュイを格下げしてブレンドしています。平均樹齢30年以上。収穫量40hl/ha。天然酵母のみで発酵。カヴァン社製ジュピーユ産の新樽率20%で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。
’06ラドワ. レプリコットルージュ¥4.290-
(フルボディ)「ラ・モール」と「レ・トップ・コワフェ」の2区画より。平均樹齢35年。収穫量50hl/ha。天然酵母のみで発酵。カヴァン社製ジュピーユ森産の新樽50%、セガン・モロー社製サントル森産の1~2回使用樽50%で18ヶ月間樽熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。
’07サヴィニー・レ・ボーヌ ブラン¥4.180-
(辛口)特に水捌けの良い「クロ・デュ・ヴィラージュ」より。平均樹齢80年のVV。収穫量45hl/ha。天然酵母のみを使用し、樽で一次発酵、マロ発酵。シャサン社製「グラン・ファン」の新樽50%、同2回使用樽50% で16ヶ月間樽熟成。
クルティエ・セレクション
このセレクションは、ブルゴーニュの有力クルティエ達とタイアップし、彼らが見つけてくるコストパフォーマンスの極めて高いワインを“シュル・ピル”(ラベルを貼らないビン販売)によって買い付け、共通ラベルを貼ってお届けするものです。 クルティエとは、フランスのあらゆるワイン産地で活躍するワイン仲介業者で、ほとんどは一匹狼の仕事師です。ブルゴーニュには公式登録者で約70人おり、それぞれの“縄張り”におけるあらゆるぶどう栽培家やドメーヌを熟知した上で、生産者からネゴシアンへのぶどう・果汁・樽・ビンでの販売の仲介をしています。腕一本で勝負する彼らの世界は浮き沈みも非常に激しく、一度でも不味いものを紹介したらすぐ噂が立って明日から廃業という、まさしく真剣勝負の世界です。
’02クルティエ・セレクション サン・トーバン・ルージュ¥4.840-

ユドロ・バイエ
’19ブルゴーニュ・ブラン¥4.180-
(辛口)シャンボール村内のACブルゴーニュ区画「レ・グラヴィエール」50%、ブロション村の区画「アン・シャルー」50%で合計0.24ha。平均樹齢約20年。新樽15%、3回使用樽85%で12ヶ月間熟成。
ディジオイア・ロワイエ
いつもツナギを着た彼が畑にいる時間の長さはブルゴーニュのヴィニュロンの中でも群を抜いており、土壌への負荷を軽減するために1978年製の超軽量トラクターを改良して使用するなど、細密なこだわりを持って仕事に打ち込んでいます。 「ぶどうを完璧な状態で収穫することだけのために、毎日働いているといっても過言ではありません」(ミッシェル・ディジオイア)。
’15クレマン・ド・ブルゴーニュ キュヴェ・サン・ラファエル¥4.500-
(辛口)ピノ・ノワール、シャルドネ、アリゴテが3分の1ずつのブレンド。平均樹齢約35年。ドザージュは4g/l。キュヴェ名のラファエルは、2006年に生まれた息子さんの名前です。年間生産量2500本のみの限定作品。
’20ブルゴーニュ ブラン¥4.180-
(辛口)シャンボール村内の「レ・グラヴィエ」に0.4ha。平均樹齢35年。樽で発酵後、12ヶ月間樽熟成。
ジャン・フランソワ・ディコンヌ
「祖父母や両親たちも含めて、私たちの家族全員がナチュラルで繊細な味わいのワインが好きなので、造るワインもおのずと私たち自身が飲んで美味しいと思うスタイルになります。シャサーニュ・モンラッシェ・ブランの生産者の多くは、ぶどうを早めに収穫して酸を多く残し、補糖をした後バトナージュによってコクを出すという考え方でワインを造っていますが、私たちはぶどうを完熟させることにこだわっており、この辺りでは最も遅く収穫を開始するドメーヌのひとつです。ぶどうを完熟させた方が、酸と糖の自然なバランスを得ることができますし、ぶどう本来の果実味による豊かなコクを引き出すことができます。また、料理に合わせる際の鍵となる、たっぷりとしたミネラルも失われません。赤ワインについてもぶどうを完熟させることはもちろん、ピジャージュを行わずルモンタージュだけで醸すことで、ぶどう本来の美味しさや滋味を自然に引き出すようにしています。このようなスタイルのワインは女性に好まれるのか、私たちのお客様のほとんどが女性です」。
NVクレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット¥4.730-
アリゴテ70%、ピノ・ノワール30%のブレンド。地元ルミニー村と東隣のシャニー村に合計0.75ha。平均樹齢40年のVV。収量は40hl/ha。ステンレスタンクで醸造。18ヶ月間以上のビン熟成。MCR(濃縮果汁)によるドザージュは7g/l。
ドメーヌ・ジョアネ
 「ジャック・カシュー」の当主パトリス・カシューの妹ヴィヴィアンヌは、1998年、父ジャック氏からヴォーヌ・ロマネの村名畑4区画とプルミエ・クリュのレ・シュショ、及びヴォーヌ・ロマネ村内のACブルゴーニュ区画を相続し、兄パトリスにフェルマージュ(賃貸)しました。そして2007年10月にフェルマージュ契約期間が終了したのに伴い、そのすべての畑を、嫁ぎ先のドメーヌ「ミッシェル・ジョアネ」の当主ミッシェルとの間に生まれた長男、ファビアン・ジョアネが相続しました。彼は時を同じくしてドメーヌも継承し、ここに、2008年をファーストヴィンテージとするヴォーヌ・ロマネの新星が誕生することになりました。
’17ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ルージュ¥4.400-
(フルボディ)オート・コート・ド・ニュイの4つのコミューン(Marey-lès-Fussey、Villers-la-Faye、Magny-lès-Villers、Echevronne)に計5区画合計で5.26ha。樹齢約50年のVV。アリエ産,、トロンセ産、ジュピーユ産の1回使用樽1/3、2回使用樽1/3、3回使用樽1/3で12ヶ月間熟成。
’20ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ ブラン¥4.400-
(辛口)Villers-la-Fayeの2区画合計で1.1ha。樹齢約50年のVV。アリエ産の1回使用樽1/3、2回使用樽1/3、3回使用樽1/3で8ヶ月間熟成。
マルク・ゴーフロワ
 ムルソー村に1900年に創業、ムルソーやピュリニー・モンラッシェを中心に合計11ヘクタールもの畑を擁する名門です。2006年から4代目ニコラが参画、ムルソーにおけるリュット・レゾネ栽培の草分けのひとりとして知られた父マルクが2014年に引退して、正式に世代交代しました。 このドメーヌの大きな特徴は、ACブルゴーニュを除くすべての村名以上のワインについて、樹齢50年以上の古樹のぶどうのみを使用していることです。年間総生産本数は約2ヘクタール相当の12000本ほどで、残り9ヘクタール相当を占める樹齢50年未満のぶどうは、すべてネゴシアンに売却してしまいます。「ムルソーもピュリニー・モンラッシェも、粘土質表土の下に石灰質・泥灰土質の分厚い層が横たわっており、この地下層から来るミネラルこそが、ワインの美味しさの鍵になります。そしてこのミネラルを十分に吸い上げることができるのは、根を地下深くまで伸ばしたヴィエイユ・ヴィーニュだけなのです」。 「テロワールがまったく異なる他国の産地でも、樽の使用法によって、バターのようにこってりとした風味のシャルドネを造ることができます。私は、この地ならではのミネラルを活かした、ここでしか造れないワインを造りたいのです」。
NVクレマン・ド・ブルゴーニュ ロゼ ブラン・ド・ノワール¥4.620-
(辛口)ムルソ―村内のACブルゴーニュ区画からのピノ・ノワール100%によるブラン・ド・ノワール。直接圧搾法によるスパークリング・ロゼワインです。樹齢50年以上のVV。約18ヶ月間ビン熟成。MCR(濃縮果汁)によるドザージュは8g/l。
NVクレマン・ド・ブルゴーニュ ブリュット¥4.620-
(辛口)ムルソ―村内のACブルゴーニュ区画からのシャルドネ100%によるブラン・ド・ブラン。樹齢50年以上のVV。約18ヶ月間ビン熟成。MCR(濃縮果汁)によるドザージュは8g/l。
ニコラ・ラスピエ
「「アミオ・セルヴェール」のビオロジック栽培への転換に最初から最後まで関わったことで、すべてを実地に習得することができました。ブルゴーニュではビオロジック栽培は難しいとよく言われますが、やる気さえあれば普通にできることも分かりました。私は(ビオロジック栽培で認められている)銅を畑に撒くのに抵抗があり、独自に調合したハーブの煮汁を畑に撒くなど、ビオディナミの手法を応用して対応しています。近年中に正式にビオディナミに移行する予定です」。 「この20年間、ほぼ毎日畑で過ごしてきましたので、温暖化の進行を強く実感しています。最初に取得した畑がオート・コートだったのはたまたまでしたが、このエリアはコート・ドールより100メートルほど標高が高く気温が低いため、近年急速に再評価が進んでいます。「ブルゴーニュにおける最後のピノ・ノワールの栽培地」とか「将来のグラン・クリュ」といった声も聞こえはじめており、一昔前とは隔世の感があります。また、丘陵畑が多いため気候や土壌といったテロワールの多様性に富み、造り手として興味は尽きません。 ニコラの造るワインは、ライフスタイルそのものが自然派といえる彼自身の写し鏡のような、ナチュラルで癒しのあるものです。再生紙を使用したシンプルなラベルには、趣味でハチミツを造っている彼の小さなお友達が描かれています。
’20ブルゴーニュ アリゴテ¥4.100-
(辛口)オート・コート・ド・ボーヌのクリマ「エシュヴロンヌ」のリウ・ディ「スー・ラ・ミュレ」産のアリゴテ100%。0.4ha。粘土石灰質土壌。樹齢65年以上のVV(1954年に植樹)。収量は26hl/ha。エナメル製タンクで発酵後、10ヶ月間熟成。
マリウス・ドラルシュ
長年にわたってペルナン最高の造り手と尊敬されてきた偉大な父フィリップ・ドラルシュの下で、2003年から栽培と醸造の修行を重ねてきたエティエンヌ・ドラルシュ。実質的に彼が独力で仕込んだ2005年ヴィンテージの最終的な出来を見て、お父さんは引退を決意しました。シャトー・ド・ボーカステルでの修行経験もあるというエティエンヌは、25歳にして、甘い点など微塵も感じられない一人前のヴィニュロンの風格。これからのペルナンを背負って立つ男です。
’17ブルゴーニュ アリゴテ¥3.100-
(辛口)ペルナン・ヴェルジュレス村内の区画で0.2ha。石灰質土壌。平均樹齢15年。50%をステンレスタンクで、50%を2~4回使用樽で醸造し、12ヶ月間熟成後にブレンド。
アンリ・ダルナ
ムルソー村に1850年から続く名門ドメーヌで、2000年に5代目アンリ・ダルナが継承。「すべてを、完璧に行いたい」という完璧主義者の彼は、ドメーヌを継いで以来栽培と醸造の両面において求道者的な試行錯誤を繰り返し、やがて2006年ヴィンテージ頃から、ワインを別次元のものへと生まれ変わらせました。 「分かったのは、ムルソーとは本来ミネラリーなワインであるということです。僕自身、180度真逆に考えていました。この地ムルソーでぶどうを完熟させると、実にたっぷりとしたミネラルがワインに取り込まれます。これが、食事との相性を抜群にしてくれるのです」。
’18ブルゴーニュ ブラン ラ・ジュマリー¥4.100-
(辛口)ムルソー村内のACブルゴーニュ3区画(「En l’Ormeau」、「Les Grandes Coutures」、「Les Basses Gouttes」)合計で2ha。平均樹齢約30年。フードルで12ヶ月間熟成。キュヴェ名の「Jumalie」は、3人の娘さんの名前(Julie、Marie Charlotte、Amélie)からつけたものです。

コンタ・グランジェ
1989年にAOCに認定されたばかりのこの優良斜面畑だらけのアペラシオンは、有機農法等によって根が重い表土を突き破って土中深くのミネラル分をたっぷりと吸い出したとき、その新興AOCならではの生産者の価格設定の安さによって、他のAOCではまずありえない高いコストパフォーマンスが実現します。
’17マランジュ ルージュ¥5.280-
(フルボディ)「シュル・ル・ボワ・シュッド」「ル・ゴティ」「シュル・ラ・リゴール」の3区画合計で1.09ha。樹齢30~70年のVV。コンクリートタンクで発酵後、12ヶ月間樽熟成。
ドメーヌ・コトー・デ・マルゴ
「ほとんどの樹は、樹齢50~70年のヴィエイユ・ヴィーニュです。半世紀以上にわたってこの地に根を下ろしてきたヴィエイユ・ヴィーニュこそがテロワールの真髄ですので、近年はセレクション・マサル(マス選抜)を実施して、これらの樹を永続させることに注力しています」。 ヴィエイユ・ヴィーニュは、大地の滋味滋養がぎっしりと詰まった濃密なぶどうを生み出してくれます。そのぶどうに清潔でナチュラルな醸造を施すことで、はちきれんばかりのみずみずしい果実味が口いっぱいに溢れるような、ハチミツのようなコクに思わず笑みがこぼれてしまうようなワインへと昇華します。
’20マコン・ヴィラージュ ラ・ピィ・コル¥4.180-
(辛口)ピエールクロ村の区画より。1ha。粘土石灰質・花崗岩質土壌。平均樹齢70年のVV。収量は60hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、10ヶ月間熟成。作品名は「大酒のみのカササギ」(picol(大酒飲み)にかけたもの)という意味で、華やかな香りと豊かなコクが特徴的なこのマコン・ヴィラージュをつい飲み過ぎてしまう様子を表しています。
ジェローム・パトリアルシュ
 「ムルソーについて言えば、1990年代に“こってりバター風味”が生まれてスタイルががらりと変わりました。これは、まず酸を得るために未完熟なぶどうを収量上限まで早期収穫し、最大量の補糖をした上で、バトナージュを高頻度で行って樽の風味とコクを得るという一連の醸造技法で、アメリカ市場を中心に一世を風靡しました。近年はこのスタイルへの反省もあって、ムルソーのテロワールの本質であるミネラルを重視したワインが増えてきていますが、「コシュ・デュリ」のラファエル・コシュ等数人を除いて、ほとんどのヴィニュロンが未完熟なぶどうを収穫していることに変わりはありません」。
’19ブルゴーニュ アリゴテ¥3.520-
(辛口)ムルソー村内の区画「ル・ポント」に1.7ha。樹齢約45年のVV。収量は60hl/ha。樽で発酵後、18ヶ月熟成(新樽は使用しない)。
バデール
ALSACE Selection

「多様な料理のベストパートナーとなれるアルザスワインに求められる資質として、アロマティックな香り、ピュアで洗練されたテクスチャー、そしてミネラルが挙げられますが、僕はそれに加えて、余韻まで続くたっぷりとした果実味や、豊かなコクを重視しています」(以上ピエール・シャラシュ)。
’17ピノ・ノワール¥3.400-
ミディアムボディ)0.45ha。粘土質・珪土質土壌。樹齢約20年。フードルで醸造。けっこう濃厚です。
ラ・グランハ スペイン
「ラ・グランハ」(「農場」)の世界へようこそ!
 地質学博士のルイ・ヘルナールトとオイジニー・ヴァン・エケリスの夫妻が、スペイン北東部のサラゴサ市を拠点に運営する「アクシアル・ビノス」グループは、ナバーラとカンポ・デ・ボルハにワイナリーを所有する他、スペイン主要産地の提携ワイナリー18社と共同で開発した多様なブランドを、五大陸30ヵ国に展開する世界的ワイン商です。アメリカでは、輸入販社「アクシアル・ワインズUSA」による独自の販売網を45の州に築いており、「トレーダー・ジョーズ」をはじめとするビッグネームが顧客に名を連ねます。
ラ・グランハ360 カヴァ ブルット¥2.200-
生産者はペネデスの名門中の名門「パルシェット」(バルセロナ県ティアナ在。1920年創業。ハビエル・カルボネル醸造長)。D.O.カヴァ。チャレッロ70%、パレリャーダ30%。粘土砂質・花崗岩砂質土壌。平均樹齢20年。ステンレスタンクで醸造。ドザージュは8g/l。(服着てるわけじゃないんですけど・・・)。
お手頃で飲みごたえのあるワインです。

ホルダン・デ・アソ
このワイナリーは、この地に何世代も続くぶどう栽培家だったグエルベンス=ソルソーナ家が、「カリニェーナでもっともコストパフォーマンスの高いワインとスパークリングワインをつくる」ことを目的として、2005年に設立しました。 シャンパーニュのランスで醸造学を修めたハビエル・グエルベンスが目指すのは、「濃すぎない、上品なワイン」。 「私たちの畑は、カリニェーナの中でもとりわけ標高が高い山間部にあります。一般的なカリニェーナの畑の標高は500mですが、私たちの畑は900mです。温度が低めで、エレガントなワインを造るのに適しています」。
NVブルット・ナトゥーレ¥2.530-
(辛口)シャンパーニュ方式のEspumoso de Calidad。マカベオ80%、シャルドネ20%。平均樹齢25年。24ヶ月のビン熟成。この地域はD.O.カヴァではありませんが、製法はカヴァの製法です。動瓶とデゴルジュマンはすべて手作業。ドザージュはゼロ。シャルドネがブレンドされているのが大きなポイントで、白桃やメロンを思わせる芳潤な風味があります。「コストパフォーマンスでシャンパンを凌ぎたい」というだけあって、スペインのスパークリングワインとしては極めて高い品質です。尚、ラベルに描かれた鳥はハミングバード(ハチドリ)で、ハチドリが種を運び、別の場所でまた芽が出て・・・という自然の循環サイクルを表しています。
’21スペール・クアトロ¥2.530-
(フルボディ)カベルネ・ソーヴィニヨン30%、テンプラニーリョ25%、ガルナッチャ25%、シラー20%のブレンド。平均樹齢40年のVV。古代の発酵手法「Super 4」(アルコール度数を一定期間4度に保つことで皮付きの天然酵母による発酵を確実にする手法)を採用。ステンレスタンクで発酵後、2ヶ月間シュール・リー熟成。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。SO2は一切不使用。ラベルに描かれた鳥は、「自然」「ナチュール」の象徴です。
´18クリアンサ¥2.530-
(フルボディ)ガルナッチャ40%、ティント・カリニェーナ(カリニャン)30%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%。平均樹齢25年。50%フレンチオーク、50%アメリカンオークで6ヶ月間熟成。タンニンまでよく完熟しており、まろやかでバランスの良いワインです。樽に由来するトーストしたようなスモーキーな風味も、心地よくお楽しみいただけます。尚、ラベルに描かれた(開いている)眼は、「驚き」を表しています。
’14レセルバ¥3.630-
(フルボディ)テンプラニーリョ40%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、シラー30%。平均樹齢25年。新樽のフレンチオークで12ヶ月間熟成。甘みと酸味のバランスが絶妙で、口の中でとろけるように感じられます。シラーに由来する黒コショウのような香味も心に残るものです。上質なココアのようなコクがあり、お肉料理をさらに美味しくしてくれます。尚、ラベルに描かれた(瞑っている)眼は、「感情」を表しています。