16/9/17某問屋さんの試飲会で有料試飲したワイン
’00 コルトン、シャルルマーニュ (ドメーヌ、ルイラツール)(グランクリュ) 色調はまだまだ淡い照りや透明感のあるうすい黄色、数年経つともっと完璧な黄金色になるでしょう。 華やかな白い花、ハチミツ、トーストの香り、ややスモーキーさもある。 味わいはあくまで繊細でけっして、でしゃばらず、ややふくらみのあるボディー酸味も強すぎず上品な味わい。 飲みこんだ後の余韻は60コーダリーほど続きます。 この繊細さや上品なフィネス、ふくらみはさすが、コート、ド−ルの白の頂点、コルトン、シャルルマーニュです。 |
¥15.000- |
’85 シャトー、ラツール (第1級、ボルドー、ポイヤック) 完熟して穏やかに熟成したブドウから。 色調はエッジにややオレンジがかったルビ−。 香りは熟した果実や新樽からのバニラ、トースト、スーボア(森の下草)や獣臭も少し。 タンニンもあれども、熟した果実のためか、丸いです。 すっと飲んでしまいそうなくらいスムーズに入ってくるグレートビンテージの特性、カベルネ主体のラツールの男性的かつ繊細な最高品でした。 |
¥48.000- |
'80ヴュー、シャトー、セルタン 澱も少しあったので、澱抜きのデキャンタージュしました。 早めにグラスに移して、さっそく出しました。 最初開けた時は酸味が主体で、色もまだまだ若い、少しオレンジが混じる鮮やかな赤色でしたが、15分ほどで甘〜い風味に変わりました。 早めにお出しした方が良いと思ったのですが、スープがあった。 でも、それが終わったころにコクも出て良かったかも? 最初の変わり様を味わってもらえなかったのは、ちょっと残念だったかな? 独特の古酒の香りも少しあり、カラメルの甘い香りや、丸い酸味も適当にあり、メドック的と言うより、前回のオートロショウが数年経った感じかな? ブルゴーニュの古酒のようなニュアンスもありました。 爽やかさもあって、程よいボディーをともない、タンニンはとけ込んでいる。 でも、まだまだ充分置けるワインだと思いました。 さすが、ポムロールのトップシャトーですね。 椎茸の枯れた味わいと充分火が通った鶉とフォアグラが、 半ジビエの野生味と少々の血の香り、鶉の肉質の歯ごたえもあってなんともこのワインにぴったり合いました。 |
参考価格 ¥10.700- ボルドーさんで 15、2、21(金) PM7:00 |
2.002、9月18日、旬菜魚さんに持っていったワインです。 左は’60シャトー、レオビル、ラスカーズ。ママさんのご友人にプレゼントしたラスカーズ、ファミリーのプライベートラベルです。 デザインも違うし、年号も手書きです。 さて右が’60シャトーオーブリオンです。 液面は肩の刻印の半分以下まで減ってました。 口のところはカビがこびりついてなかなか拭いても取れません。長いことかかりました。 飲む2時間前に抜栓して、少しテイスティングしました。 コルクも柔らかく、挟むタイプで抜きました。 折れずにうまく抜けました。が以前のカロンのように真空ではありませんでした。 あまり空気は良くないと思いすぐ他のしっかりしたコルクで再栓しました。 色調はややオレンジがかったエッジに深い暗赤色、香りもかなりたって、味わいも酸味は少なく古酒独特の甘みもあり、オフビンテージを感じさせません。 香りの要素は酸味を想像させるのでなく、どちらかというと甘さを感じせる無花果のコンフィチュールのようなニュアンスと枯葉、キノコ、トリュフ?スーボア、下草、タール、ややアニスのような東洋系のスパイスなど様々--。 味わいは、あくまで角がなく、かつ柔らかいタンニンも少しあって、ほのかな酸味、そして甘みも感じられます。 余韻もかなり長い60コーダリーくらいかな? まだまだゆうにあと2〜3年くらいはもつんじゃあないかな? こんなに目減りしてて、不安でしたが、輸入元が自信をもって薦めてくれただけあります。 第一級ものは底力がありますよ、って言われてたけど、本当にそうでした。 飲んでもらうときもその後も20分ほどの間、ず〜っとキープしてました。 すばらしかった。 |
参考価格 ¥3.2000- |
'84のシャトーピション、コンテストラランドです。 旬菜魚さんで14、7、20pm:6:30ーに開けました。 1時間前にバッセン、この年は12点のオフビンテージですが、パーカーさん曰くポイヤックのベストワインです。 アシェットガイドでは近年で一番近い飲み頃のビンテージでした。 たぶん弱いだろうと思っていたが、なんとなんと色もまだ少しだけオレンジまじりの暗赤色、香りはやや古酒っぽい香りはあるものの、腐葉土、森の下草(スーボア)、枯葉、オレンジの皮など、味わいはタンニンもまだあり、酸味もほどよく、飲みごたえもあってまだまだ熟成する要素がありました。 あと10年ほどすると以前の’52のカロンのようになりそうな気もしました。 保存状態が良かったのかな?いいネゴシアン、輸入業者を選ばないと難しかったでしょうね。 |
参考価格 ¥12.500ー |
'77シャトーラフィットロートシルド(14、2月頃だったような) (グランクリュ、ポイヤック第1級)まったくの12点オフビンテージのラフィット、しかし、さすが、色調はかなり濃いレンガ色がかった深いガーネット、透明感はある。香りは穏やかで、湿った深い森の樹木の樹皮のような香り、味わいはスムーズで何の抵抗もなくするするとしているが、穏やかな湖の波の無い表面のような味わい、少しすると僅かな酸味を伴うボディーが出てきて、余韻にはコーヒーのほのかな苦味と隠れた微かな甘味が感じられ100コーダリー以上続く。さすが、オフでも良いものはすばらしい!!グランクリュの頂点の底力を見せ付けられた思いがした。 オフビンテージらしくない深い深いディープな海の底にひきこまれるような暗赤色でした。 しばらくしてテレビで、同じビンテージがタモリさんのクッキングにでていた。 若いワイン好きな女優さんは、飲んでも、なにも言わなかった。 たぶん、わかりずらかったんだろうなあ? 微妙な味わいだから--―。 |
参考価格 ¥2.3000- |
’76コルトン、グランセ (14、1月かな) (グランクリュ)ドメーヌ、ルイラツール 古いブドウ樹のみで造られる。76年でもまだまだ若かった。さすが18点の年、色調は3本のうちで一番若々しかった。香りは、なかなか開かなかった味わいも酸味が強めでかなり経ってから柔らかくなりつつあったが最後まで強かった、余韻はかなり長かった。 |
参考価格 ¥18.000- |
’87コルトン、ホスピスド、ボーヌ、キュウベシャルロット、デュメ (グランクリュ)ルナルド、ブレッサンド等計3.4haの区画から産するワイン。 87年のこのワインはルロアが落札した。色調はややガーネットがかったルービーレッド色、開けたては味わいは堅くクローズ気味、長くもたせる為、バキューバンして、その都度あけたので、3時頃開けて、全開は8時頃でした。そしてピークは12時頃、さらに翌日の夕方まで衰えず、 開きかけてから全域において、香りはドライトマト、腐葉土、一瞬でしたが、白粉系の香水の香り(これは僕の感覚です)、リキュール系のチョコレート、枯葉、清涼感のあるスペアミントの香り、他様々、味わいは30分後くらいからだんだんなめらかにピーク時は甘い、デザートワインの様で、これも食べる物は思いつかない。−−−。素晴らしい!! 澱は少なめでしたが、二日目の夕方最後の澱まで飲んでしまった。 ブルゴーニュの澱は抵抗なしに飲めます。ただし、少しざらつくけどね。 |
参考価格 ¥30.000- |
’86ボーヌ、1er、シズイー (ルロア)色調はきれいなガーネット、最初から香り立っていた。味わいも完熟の極み、柔らかく、腐葉土、枯葉、ドライトマト、植物系の香りとやや厚みにジビエの様、味わいはすでに丸く、滑らか、アルコールのボリューム感もある。ピークも長く昼の3時ころから夜の12時頃までもった。(逐次バキューバンして)さすが、翌日になると、やや苦味が少し、でも気になるほどではない。 最後まで、おいしく頂けました。 空き瓶に残った香りは3本のうちで一番上品でした。 |
¥12.300- |
’75 レオビルラスカーズ (14、1月だったような) まだまだ若さとシャープさがあった。 色調はオレンジ、全体にストレートな味わい タンニンはもう落ち着いて酸味がまだまだいきいきとして元気でした。もう数年寝かせてから飲みたい感じで、もっと複雑味が増えそうなもったいない1本でした。 ポテンシャルは高く、50年以上熟成するかな? そうすると下記のカロンより良い物になりそうな予感。 |
参考価格 ¥25.000- |
’52 カロンセギュール (52年のサンテステフのベストワイン) もう枯れかけかなあと思ったら 全然古酒の香りは少なくこなれて様々の香り腐葉土、枯葉、そしてオレンジピール、ハチミツ、 バニラ、葉巻のケースなど様々----。 熟成の極み!!タンニンは完全に治まって、飲み口はスムーズ だがほどよい深みも透明感もあり、完熟〜ドライ果実の味わい、柔らかい酸味もまだあり、 すばらしい!! 一緒に食べるものなんておよそ、考えつかない。 カロンはベルギーの王室の未亡人の地下セラーの何百万本の 内の数本でした。ベルギーのセラーは通年13〜14度Cで 湿度はおそらく90%くらいでしょう。最適の環境だったので 50年も持ったのでしょうね。近年のカロンは20年くらいが ピークだそうです。 大きなハートマークが有名な「カロン・セギュール」には、とてもロマンチックな言い伝えがあります。「18世紀にこのワインの畑を所有していた、名門セギュール伯爵は、ほかにもいくつもの一流畑を所有していましたが、その一流畑よりも劣っていた「カロン」を特別に好きで、「我が心、カロンにあり」と溺愛し、その証にラベルにハートを飾り、「セギュール」の名前を配したそうです。 ボルドーの一流ワインを産する畑以上に「カロン」を愛していたのだとか。 このことを知っているワインを愛する人々は「他の誰に比べようがない程、あなたを愛しています」というメッセージを込めて、愛する人に贈ってきたのだとか。」 |
たぶんネゴシアンとその貯蔵元の話合いだと思うけど、たぶん未亡人はいくらでも良いですよ。って言ったのじゃないかな? 値段は付けられないものだけど 参考までに ¥30.000- |
自己紹介でーす。
1956年(昭和31年)生まれです。それも、最終の12月29日。
A型
(肝心なとこ抜けてる気使い型と思ってるが,最近はだめですね)
古里は白国1-35、 理容ナカムラの長男として生まれました
親父に意向にそむいて、酒屋しています。
(時間が遅いのと休みが合わないのがいやだったんでしょう。
しかし今の自分は正月、盆以外無休、時間もずーっと遅い。子供もあきらめてます。)
親父の寂しそうな顔が今も脳裏に焼き付いています。
若い皆さん、お父さんの言うことはフンフンとよく聞いて
あげて下さい、簡単ですが、それが親孝行です。
在学中は空手道部所属。
(厳しかったので3回生は3人しか残らなかった)
試合も下級生を二人出さねばならない(団体5人)
厳しいクラブで練習時間はたぶん日本一。
年中無休(夏と春に1ー2週間程休みは、バイトで終わりました)
日曜もまる半日練習、その上週2回、夜中も町道場で追加練習
上級生になれば、なるほど
逆に練習の質も量もきつくなる。
怪我をするかも?という恐さも倍増する。
今は普通の人並です。
(お湯といっしょで常に熱を加えないと水に戻ると言います。)
この画像は向井さんに作っていただきました。ありがとう。
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