権威あるコンクールで金賞を何度も獲得するクレマン・ド・ボルドーの第一人者
1990年にA.O.C.に昇格した、クレマン・ド・ボルドーの中でもリーダー的存在である「ジャン・ルイ・バララン」社。彼らの造り出すクレマンの品質への評価は非常に高く、2002、2003年度と2年連続、2007、2008、2009年の3年連続で、フランスで行われるクレマンのみを対象としたコンクール 「コンクール・ナシオナル・デ・クレマン」にて金賞を受賞 しており、名実ともにクレマン・ド・ボルドーのトップ生産者の一つといえます。
100%自社栽培ブドウを使用
ブリュット、ロゼ共に100%自社栽培ブドウを使用 しています。クレマン・ド・ボルドーの生産者としては非常に珍しいことです。
ブドウが摘まれてから一年たってから、醗酵が行われます。ワインを澱から取り出すという方法でワインはまず澱引きされ、フィルターにかけられます。ボトリングの際にリキュールが加えられ、泡を生み出します。ボトルは9ヶ月、13度に保たれたセラーにねかされます。その後4〜6週間の間(ヴィンテージによりますが)毎日少しずつ丁寧に手で回転させます。そして市場に出る前に香りを育てるためにキャップシールをつけきれいにした後、しばらく寝かせます。
彼らのワイン造りは、ガロンヌ川右岸の地下の洞窟にある自然の隠れ家(SHELTER)で行われます。20世紀初頭に石灰岩質の土壌から切り出された、地下30mにあるこのセラーは全行程4kmもあり、その低温の安定した状態で熟成を行うことにより、キメの細かい泡とスッキリとした酸の仕上がりが生み出されます。この場所はワインの醸造と泡の育成にとって、非常に理想的な温度条件を備えているのです。
2017年世界中で262万本販売され、シャンパーニュを除くフランス産スパークリングワインとしてはアメリカ、ブラジル、ニュージーランドでNo.1の販売実績を持っています。世界各地のコンクールでも毎年のように金賞を獲得。世界中で愛されている大人気スパークリングワインブランドです。ブルゴーニュ地方のボーヌに拠点を構える生産者。
1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 「父なる創業者たち」 が Cantine San Marzanoを設立。以来、地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。
現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。
イタリアの”かかと”の部分、アドリア海とイオニア海、「2つの地中海」に面したプーリア州。
サン・マルツァーノでは「プーリアの土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること」を哲学としています。甘いだけではない、ピュアでクリーン、卓越したバランス感覚のワインを造りだすために、日々の研究や設備投資を惜しまずワイン造りに励んでいます。
’21トラマーリ¥1.980-1963年生まれの長男・アルマンドを始め、ティッツィアーノ、パオロ、そして1972年生まれの四男・マッシモ4兄弟。
アルマンドはマーケティングを、パオロが醸造を、ティッツィアーノとマッシモが栽培をと、それぞれ役割を分担し、兄弟一丸となってワイン造りを行っている。今でこそ担当が異なっているが、20年程前まで兄弟一緒に畑仕事をしており、その時にお互いに対する信頼感を築くことが出来たという。
栽培の責任者であるティツィアーノとマッシモの2人がそれぞれの畑の特徴を把握し、最適なタイミングで収穫しています。
収獲は元々1回で済ませていたものを、経験により2回、必要ならば3回、と行い最良のブドウを得ている。ここで問われるのは、収獲のタイミング。どんなに回数を分けてもタイミングを誤ればマイナスの効果をもたらしかねない。しかし、テヌータ・サンアントニオではこの難しいタイミングを見分け、より繊細なワイン造りを実現している。この収獲のタイミングのすばらしさというのは、当社のソアーヴェを飲んだら一目瞭然!フレッシュでありながらも余韻の長さを残す。これは、この収獲が効果的に行われている結果。
彼らの考える良いブドウとは、
・バランスの良い(香り、酸度、糖度など)味のブドウ
・完熟しているが、酸がしっかりとあるブドウ
また、畑が増えたので、天候に左右される確率が減りました。(畑が多いことで、リスクヘッジができるのです)
ブドウ栽培は設立以前から行っているので、この地域での栽培に対する豊富な知識と経験を持っている、しかし何より、4兄弟が力を合わせ、消費者の立場に立ったワイン造りに対する熱意が、結果としてワインに表れ、今や世界中で評価される生産者となった。
「お客様第一」をスローガンに、効率的なワイン造りを行っていること。そのためには惜しみのない努力と投資を行う。例えば、最新の温度管理を行う最新のコンピューターとステンレス・タンクを一気に入れ替えを行ったが、実に65万ユーロの投資となった。
彼ら自身は慎ましく倹約家で、2007年に当社社員が訪問した時などは、ミラーが折れたボロボロの車を使用していた。聞いたところ10年以上前に中古で購入した車で、購入当時は4万kmしか走っていなかったのに、何と22万kmまでメーターが回り、さすがにとうとう新しい社用車を購入したというエピソードを聞いた。ただし新車を購入する時も4人で会議を開いたほど。とにかくワイン造りに少しでも資金を廻すことを常に念頭においている。
’21サンアントニオ ソアーヴェ フォンタナ¥1.820-酒類総合メーカーのバルディネット社。カバはバルディネット・スペインにより1989年に開始。スペインだけで総生産量2,000万本を誇る総合メーカーの中にあって、現在カバの生産は全体の僅か1%強(30万本)ですが、数あるカバの中でも特にコストパフォーマンスに優れた本格的なカバを生産しています。 畑ではできる限り自然な農法を実践。ベースワインの醸造はペネデスNO.1と謳われる専門業者に委託しており、毎年高品質のベースワインを調達、瓶詰以降の行程を自社で行っています。
■品質の秘密はレセルバクラスの長期熟成
モンサラはリーズナブルながら、レセルバクラスの長期熟成を経た本格的なスタイルです。繊細な泡とふくよかなスタイルは、食事にもとても良く合います。
NVモンサラ カバ ブルット¥1.600-■名門ドラン家により復活
共産時代に品質が低下し、民主化後、完全に見捨てられていたワイナリーのポテンシャルを見抜き復活させたのが、かつてシャンパーニュでパイパー・エドシックを率いた名門ドラン家。エドシックを成功に導いた後、目立った動きを控えていたドラン家が、2005年、新たなプロジェクトとしてデレスラを選びました。品質の向上と効率化を目指して、5か所に分かれていたセラーを一か所に集め、最新技術を備えた醸造設備を導入。2年の歳月をかけて現在のセラーを完成させました。ワイナリーの技術向上は、2008年以降現在までEUとハンガリーの共同プロジェクトの一環としても継続されています。
もともと生物学者だったエデッィト・バーイ氏。自然とワインを愛する彼女は、研究者として生物学に向き合うことだけでは満たされず、やがてワイン造りの“科学”に魅せられるようになります。そして2002年、何かに背中を押されるようにブダペスト大学の醸造学部に入り、醸造とブドウ栽培を修めました。
デレスラで醸造家となるまでは、アルゼンチンのアルタ・ビスタを始め、フランスのジュラ地方のドメーヌ・ロレ、シャンパーニュのテタンジェなどで修業を積んでいます。
バーイ氏は、自然、気候、土壌、伝統と新しい技術を活かした、テロワールワインを造ることを目指しています。
トカイのワイン産地は、夏は暑く冬は非常に寒い大陸性気候です。
さらに産地を流れるティサ川とボドログ川により、ミクロクリマが発生します。秋から冬にかけては朝方濃い霧が発生し、この霧が川から丘陵地を上へと登っていくことで、アスーを造るために不可欠な貴腐菌の発生を促します。
自社畑が全体の70%、契約畑が30%からなる畑の土壌は、火山性が主体で非常に複雑です。
■自社畑の区画と土壌:
TELEKI(レス土壌)、NAPOS(Riolittuff土壌)、VARHEGY(安山岩、凝灰岩、褐色粘土)PECSI(褐色森林土壌)、SZEGI(Riolittuff土壌、沸石)ZSADANY(非固結岩)
■契約畑の区画と土壌:ZAFIR(レス土壌)
’17トカイ セミ・ドライ¥1.650-