銘醸地「カネロネス」の銘家として３代に亘り続く家族経営のワイナリー

100年の伝統と革新
1910年にイタリアから移住をしてきた創業者のドン・プロスペロ・ホセ・ピッソルノ氏が高品質なワイン造りを目指してブドウ畑を開墾したことから歴史がスタートしました。
現在は3代目で創業者の孫のカルロス・ピッソルノ氏が創業者の想いである『ウルグアイの自然を尊重し、その豊かな自然をワインに表現する』という伝統を引き継ぎつつ現代の新しい醸造技術を駆使して上質なワイン造りに挑戦しています。
カルロス氏はオーナー就任後、今まで以上の『ファイン・ワイン』を造る方針へとワイナリーの舵を取り、当時の様々な新しい醸造技術を導入しました。この方針を契機に品質が大きく向上し、間もなくして同社にとっての初めての輸出へとつながりました。
その後も品質向上への情熱は止まらず、セラーの拡充や専用のテイスティングルームの増設等施設の充実化を進めていきました。2013年からはワイン・ツーリズムにも注力し、カルロス氏の息子のフランシスコ氏が中心となって宿泊施設とレストランを建てるまでに至りました。100年を超える家族の伝統を引き継ぎつつも革新をし続けるピッソルノ家のワインは、今日多くの国へと輸出され、世界的に高い評価を得るようになりました。

ウルグアイの自然を反映するバランスの良いワイン
ピッソルノ・ファミリー・エステイツの25haの自社畑はワイナリーを囲むように位置し、ワイン造りに使用される大半のブドウがこの自社畑で栽培されています。
『ワインはブドウ畑から産まれる』という理念のもと、収穫前の剪定、衛生状態向上のための葉の除去、収量の管理等を徹底して行い、100%手摘みで収穫を行います。収穫時期はワインメーカーの官能検査の他、総酸度や糖度、ポリフェノール量等様々な数値を見て判断します。
創業当初からの理念でもあるウルグアイの自然と生態系を尊重すること、そしてその環境保護を目的に、土壌への肥料は不使用、水の使用も最適化し節水へと繋げています。

マセラシオン・カルボニック × タナ
ピッソルノ・ファミリー・エステイツは独創的なワイン造りで高評価を獲得してきました。特にマセラシオン・カルボニックをタナに適応させ商業的に生産可能なレベルまで昇華させた唯一のワイナリーと言われており、この醸造方法がワイナリーの特徴の一つとなっています。
マセラシオン・カルボニックでは、果実を破砕せず、全房のままタンク内を二酸化炭素で充満させた状態で、ブドウの実の中で発酵を起こさせる手法です。
その後、数日間マセラシオンを行い優しく圧搾、マロラクティック発酵という流れで醸造します。
この手法で作られたタナは、酸味やタンニンがより穏やかになりバランスの取れた滑らかな口当たりのワインとなります。酸味が穏やかになることで、ブドウが元々持っていたアロマがより顕著に表れます。
なお、この醸造方法を使用する際は、ブドウに傷をつけない様に特に注意が払われ、手摘みで収穫される際も、通常約20kg分のブドウが収穫カゴに入れられて輸送されるところ、10kgのカゴで傷が発生しない様に注意を払って輸送されてきます。
’２３マユスクラス タナ マセラシオン・カルボニック￥２．７５０-
（ミディアムボディ）ルビー・レッドの色調でイチゴやラズベリーなどの赤果実にバナナようなアロマのニュアンスも感じます。フレッシュな酸と口当たりの良い滑らかな味わいで飲み飽きしない赤ワインです。
ピッソルノ・ファミリー・エステイツ　ウルグアイ　カネロネス　タナ 100%　コンクリートタンク(マセラシオン・カルボニック/全房100%/MLF有)発酵　コンクリートタンク熟成　12.5％　サステナブル農法
(2023)サクラ・アワード 2025 ダブル金賞　(2023)ティム・アトキン 91点、デスコルチャドス 92点

定温倉庫で長期間熟成！『バルディビエソ』上級クラス
'12シングルヴィンヤード マイポ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン レセルバ￥３．９６０-
（フルボディ）リッチなブラックベリーやチェリーの完熟アロマにスパイス香。ベルベットのように解けるタンニン。ドライフルーツや大地のを想わせる香りに繊細なミント香。満足の一本です。
ビーニャ・バルディビエソ　チリ．セントラル・ヴァレー > マイポ・ヴァレーD.O.　50%天然酵母醗酵 ステンレスタンク発酵　フレンチオーク樽12カ月(新樽比率 25%)熟成　14％　(2012)サクラ・アワード 2016 金賞

ワンランク上のデイリーワイン
アルティーガ・フステルのコンセプトは「モダンで、消費者にとって分かりやすい」ワインを造ること。つまり、目まぐるしく変化する活力に満ちた国際市場の需要にうまく合わせたワインを造りだすことを大切にしています。どのワインにおいても産地や地ブドウの特徴を引き出し、より良く表現することに焦点を当てています。また、スペインの豊かな自然やワイン造りの歴史に裏打ちされた「スペインらしさ」を損なわないよう、過度の抽出を避け、樽香を付け過ぎないように注意を払っています。スペインの固有品種を多く使うと同時に、どのワインにおいても、完熟し、かつ新鮮な果実のアロマがあり、滑らかで絹のような舌触りを持つワインを造り出すことを大切にしており、ワインの専門家からワイン愛好家まで幅広く、様々な飲み手に受け入れられるワインを目指しています。
スペインに恋した女性醸造家
アルティーガ・フステルの醸造を統括するのはスコットランド出身の女性醸造家パメラ・ゲッデス氏。パメラはスコットランドで微生物学を修め、ウイスキー業界で経験を積んだのち、1989年にオーストラリア バロッサ・ヴァレーのペンフォールド・ワインズで微生物学者としてワイン業界でのキャリアをスタートさせました。その後の15年間で、彼女は数々の世界的に名高いワイナリーで経験を積みました。そして偶然訪れたバルセロナに強烈に惹かれ、ここに永住することを決意。その後はスペインの主要なワイン生産者や世界のトップワイン輸入業者のコンサルティングも行い、ガルナッチャ、モナストレル、モスカテルなどの地品種を使って、スペイン各地で革新的なワインを造り出しました。2008年5月にアルティーガ・フステルの醸造家として新しいキャリアをスタートさせましたが、彼女の専門知識とグローバルな経験は、アルティーガ・フステルのワインの品質を飛躍的に向上させることになりました。
’１８エルミータ・デ・サン・ロレンソ グラン・セレクション￥１．６５０-
（ミディアムボディ）お手頃価格ながらオーク樽での長期熟成を経た赤ワイン。完熟した赤果実を想わせるいきいきとした果実味の中に、古木由来の奥深さや樽熟成由来の滑らかさが感じられる複雑な味わいです。
アルティーガ・フステル　スペイン　アラゴン　カンポ・デ・ボルハD.O.　ガルナッチャ 60%/カベルネ・ソーヴィニヨン 40%　ステンレスタンク、ステンレスタンクにてマロラクティック醗酵　オーク樽熟成36カ月(新樽比率50%、フレンチオーク50%、アメリカンオーク50%、225L、300L)、オーク樽熟成12カ月(新樽無し、フレンチオーク、7,000ー15,000L)　14％　ビオロジック　(2018)ジルベール&ガイヤール 2023 ダブル金賞&90点/アジア ワイン・トロフィー 2023 金賞/ベルリーナ・ワイン・トロフィー 2023 金賞/チャイナ ワイン&スピリッツ・アワード 2023 金賞

シャンパーニュ製法で造るリーズナブルなスパークリング！
テロワールをよく反映する地ブドウを大切にワイン造りを行っている生産者です。出来る限りポルトガルの伝統的なワイン造りの手法を大切にしながら、バランスよい味わいとポルトガル品種と産地の特徴を表す事を理念としています。

NVボルリード バガ バイラーダ ブリュット・ナチュール￥２．７５０－
（辛口）ポルトガル固有の黒ブドウ「バガ」から瓶内二次醗酵を経て生まれるブラン・ド・ノワール。黒ブドウ由来のまろやかな果実味とブリュット・ナチュールならではのドライな味わいが魅力。
ポルトガル　バイラーダ・アトランティコ　バイラーダD.O.C.　バガ 100%　瓶内二次醗酵/ステンレスタンク　デゴルジュマンまでの熟成期間 18カ月　12.5％
NVクレマン・ド・リムー ロゼ ナンバー・セブン￥３．４６０-
（辛口）ロゼの辛口クレマン。美しいチェリー・ピンクの色調、ラズベリーを想わせるフルーティなアロマ。繊細な泡立ちとピノ・ノワール由来のボディ。香水をイメージして造られたロゼワインです。
ドメーヌ・ジ・ロレンス　ラングドック&ルーシヨン > リムー　A.O.C.クレマン・ド・リムー　シャルドネ 60%/シュナン 25%/ピノ・ノワール 15%　瓶内二次醗酵　瓶内熟成12カ月　12％　リュット・レゾネ
　(NV)サクラ・アワード 2020 金賞　(NV)「ワイン・エンスージアスト 2019」 91点
’２１ストーン・ヴァレー シャルドネ￥１．７６０-
（辛口）フレッシュな柑橘果実、メロンやリンゴ、洋ナシなどの風味溢れる白ワインです。ほのかなバニラ香も漂い、キリッとした酸味が心地よく、繊細な余韻が美しい飲み飽きしない白ワインです。
カリフォルニア　シャルドネ 主体　ステンレスタンク　ステンレスタンクで5カ月(オークスティーブ使用)　13.5％　サステナブル農法　California Sustainable Winegrowing Alliance
’２４ドンナ・マルツィア マルヴァジーア ビアンカ￥１．６５０-
（辛口）長靴のかかとにあたるプーリア州の中心部に位置するコンティ・ゼッカ家。ドライでフレッシュな味わいは魚介料理とベストマッチです。飽きのこないカジュアルなワインです。
アジィエンダ・アグリコーラ・コンティ・ゼッカ　プーリア > サレント　サレントI.G.P.　マルヴァジーア・ビアンカ 85%/シャルドネ 15%　ステンレスタンク(マロラクティック醗酵無し)　セメントタンク熟成3ー5カ月
12％　サステナブル農法　CSQA　(2024)サクラ・アワード 2025 金賞/ カタビヌム・ワールド・ワイン&スピリッツ・コンペティション 2025 金賞^(2023)カタビヌム・ワールド・ワイン&スピリッツ・コンペティション 2024 金賞^(2021)インターナショナル・ワイン&スピリッツ・アワード 2022 金賞　「ワイン王国 No.20」 至福のディリーワイン P.157/「ヴィノテーク 2005ー05」 P.11
’２３ドモード ピノ・グリージョ￥１．３７０-
（辛口）プーリアの太陽をたっぷり浴びた完熟ワイン。完熟オレンジやモモのようなアロマ。いきいきとした酸とほのかな苦味が心地よいワインです。
カンティーナ・エ・オレイフィーチョ・ソシアーレ　プーリアI.G.P.　ピノ・グリージョ 100%　ステンレスタンク発酵熟成　12％　
’２４エスト エスト エスト ディ モンテフィアスコーネ￥１．４３０-
（辛口）モンテフィアスコーネに伝わる逸話にまつわるワインです。味わいはスッキリとしたライトな辛口タイプで、いつでも気軽に楽しめるワインです。
カンティーナ・ディ・モンテフィアスコーネ　ラツィオ　エスト!エスト!!エスト!!! ・ディ・モンテフィアスコーネD.O.C.　トレッビアーノ/マルヴァジーア・ビアンカ/ロッセット　ステンレスタンク発酵　12％

「エスト！」にまつわる昔話
このワインの名前には、ある昔話に由来するといわれています。その昔、お酒を好むドイツのある司教がローマの旅にでました。この司教は従者を先行させ、先々で美味しいワインのある村を見つけたら、「エスト！」（ラテン語で「ある！」の意味）と書いておくように命じました。一足先にモンテフィアスコーネの村を訪れた従者が、この村で造られたワインを飲んだところ、あまりにも美味しかったために、エストの文字を3回も書き残したといわれています。

’２４シャルドネ オーガニック￥１．５４０-
（辛口）イタリアで自然派ワインの認定を受けたシャルドネ種のワイン。フレッシュな果実味が口の中をスッキリとさせてくれ、料理との相性もよく、飲み飽きしない万能な白ワインです。　
カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ　ヴェネト > ソアーヴェ　ヴィーノ　シャルドネ 100%　熟成:ステンレスタンク　12％　ビオロジック　Valoritalia
’２４ソアーヴェ クラッシコ￥１．６００-
（辛口）ソアーヴェの中でも古くから知られる生産地で造られるクラッシコ。淡い麦藁色に輝き、リンゴ、ナシ、シトラスの香りや、際立つ果実味や深みのある味わいが魅力の辛口白ワインです。
カーサ・ヴィニコラ・サルトーリ　ヴェネト > ソアーヴェ　ソアーヴェD.O.C.　クラッシコ　ガルガーネガ 90%/トレッビアーノ 10%　ステンレスタンク発酵熟成　12％　(2016)サクラ・アワード 2019 銀賞
’２４ティモ ヴェルメンティーノ￥１．８２０-
（辛口）プーリアの海岸に生えるタイムに由来。太陽と海風に恵まれ、柑橘類や白い花のアロマ、心地よいミネラル感が感じられます。フレッシュでジューシーな飲み心地で、シーフードにも最適。
サン・マルツァーノ　プーリア >サレントI.G.P.　ヴェルメンティーノ 100%　ステンレスタンク(MLF無し)発酵熟成　12.5％　
(2024)ジャパン・ワイン・チャレンジ 2025 金賞&Best Value Old World White Wine for Wines from 1,000 yen to 1,999 yen/ヴィナリウム・インターナショナル・ワイン・コンテスト 2025 金賞　(2024)「ルカ・マローニ 2026」 96点
’２４シレーネ ビアンコ￥１．３８０-
（辛口）蜂蜜にバナナや洋ナシのような果実の香り。熟したリンゴのようなフルーティさと酸味があり、軽やかな果実感。軽快で飲みやすさのある白ワインです。チートラ・ヴィーニ
アブルッツォ　テッレ・ダブルッツォ　トレッビアーノ 60%/ペコリーノ 40%　ステンレスタンク/主醗酵後、ステンレスタンクにて一部をマロラクティック醗酵　ステンレスタンク熟成　12％
(2024)サクラ・アワード 2025 金賞/(2022)サクラ・アワード 2024 金賞