テヌータ・ディ・トリノーロ

「鬼才」が産み出す独自のテロワール

独特すぎるテロワール

最高峰のワインが生まれる理由。それはサルテアーノの地理にあります。 

①トスカーナ南部×内陸

トスカーナでも非常に高温になるエリア。果実はしっかりと成熟し、糖度が最大限引き上げられます。 

②高い標高

山間部でもあるサルテアーノの標高は450m-~650mという高地。昼夜の寒暖差が生まれ、酸が果実にしっかりとのります。 

③周りにワイナリーがない

先述の通り、周囲にはワイナリーがありません。同様のテロワール条件で造れるワインが他にないことを証明しています。

鬼才」と言われる所以

最高のテロワールがあっても、最高の造り手がいないと最高のワインは生まれません。アンドレア・フランケッティ氏による徹底的なブドウ管理のおかげで圧倒的な果実味のあるワインが生まれているのです。

 

フランケッティ氏は収穫を多い時で40回にも分けて行います。畑の区画ごと、樹ごと、房ごとによってブドウの熟度は異なりますが、彼の徹底的な管理によって房単位での糖度管理が行われているのです。醗酵も何十回もの収穫に合わせて別々で行われ、ブレのない完璧なワインが生まれるのです。

 

コストと苦労を惜しまないフランケッティ氏の努力が「鬼才」と言われる所以です。


セカンドワインにして、世界のTOP100ワインに選出


高い注目を集めるテヌータ・ディ・トリノーロですが、その躍進は、止まることを知りません。「テヌータ・ディ・トリノーロ2009」はワイン・アドヴォケイト誌にて過去最高の99点を獲得したことで脚光を浴びますが、その後も90点以上を獲得し続け、イタリアワインのトップの造り手として走り続けています。

 

ワイン・スペクテイター誌ではセカンドワインである「レ・クーポレ・ディ・トリノーロ 2014」が、93点を獲得。さらに、2016年度末には同誌が発表する、世界のトップ100ワインになんと、世界の高級ワインと肩を並べて29位にランクインします。

 

ボルドーやカリフォルニア、ピエモンテなどの銘醸ワインが鎮座する中、セカンドワインにして世界のトップ100に名を連ねるテヌータ・ディ・トリノーロ。彼らの実力はもはや図り知れません。同じ年の「テヌータ・ディ・トリノーロ 2014」はワイン・スペクテイター誌としては最高の94点を獲得しており注目のワイナリーです。

’21レ・クーポレ・ディ・トリノーロ¥8.800-

(フルボディ)圧倒的な果実味の豊かさに加え、バニラやミントの複雑な香りが広がります。タンニンは柔らかに調和しており、長い余韻が楽しめます。トスカーナの新時代と言うべき見事なワインです。テヌータ・ディ・トリノーロ トスカーナI.G.T. メルロー 56%/カベルネ・フラン 26%/カベルネ・ソーヴィニヨン 11%/プティ・ヴェルド 7% ステンレタンク 主醗酵後、オーク樽にてマラクティック醗酵 
オーク樽熟成 8カ月(225L)/オーク樽熟成後、セメントタンク熟成 10ー12カ月 15% (2021)「ワイン・アドヴォケイト 2023」 94点、ワイン・スペクテーター93得点 「ジェームス・サックリング」 93点



’18シャトー・ロック・ド・ジャン・リス キュヴェ・フランソワ・ティエンポン¥2.640-
(ミディアムボディ)ル・パンやパヴィ・マカンのオーナーであるティエンポン家が醸造を行うシャトー。果実やスパイスのアロマ、ジューシーながら凝縮度の高い本格的なボルドーワインです。ティエンポン・ファミリー A.O.C.ボルドー・スペリュール メルロー 90%/カベルネ・フラン 10% MLF醗酵:30%をオーク樽にて発酵 30%をフレンチオーク樽(225L)、残りをステンレスタンクにて10カ月熟成 14% (2018)サクラ・アワード 2024 金賞
’22シャトー・ピエライユ¥2.420-
(辛口)ソーヴィニヨン・ブラン特有のトロピカルフルーツやフレッシュハーブの香りとグリが与える丸みと繊細さが綺麗に纏まっています。心地よい飲み口はボルドー白のお手本のような1本。A.O.C.ボルドー
ソーヴィニヨン・ブラン 70%/ソーヴィニヨン・グリ 30% ステンレスタンクス発酵テンレスタンクにて5カ月熟成 13.5% サステナブル農法 HVE
’22マール・デ・リスボア¥1.870-
(辛口)輝くイエロー。非常にフレッシュかつ溌剌とした柑橘系のアロマ。果実味もいきいきとしつつ、潮風のようなミネラル感。シーフードとの相性が素晴らしい白。
チョカパーリャ ポルトガル リスボン ヴィーニョ・レジオナウ・リスボア アリント 85%/ヴェルデーリョ 15% ステンレスタンク 22日間(MLF無)発酵 ステンレスタンク熟成4カ月(シュール・リーにて)/瓶熟成2カ月 12.5% リュット・レゾネ (2019)サクラ・アワード 2021 金賞
’22エンコスタス・デ・カイズ アルヴァリーニョ¥2.200-
(辛口微発泡性ワインポルトガル北部ミーニョ地方のアルヴァリーニョ。洋ナシのような愛らしい香りと、熟れたフルーツの味わい。フルーティさの中にミネラル感も感じられ、心地よく口中に流れてきます。キンタス・デ・カイズ
ポルトガル ミーニョ > ヴィーニョ・ヴェルデ ヴィーニョ・レジオナウ・ミーニョ アルヴァリーニョ 100% 炭酸ガス注入方式/ステンレスタンク発酵 ステンレスタンク熟成 12.5%

世界に誇るブルゴーニュ品種の銘醸地サンタ・バーバラの名門

2005年ヴィンテージで一躍カリフォルニアトップカベルネの仲間入りを果たした、スターレーン ヴィンヤードのオーナー、ジム&マリー・ディアバーグ夫妻、が同じく最高品質のピノ・ノワール&シャルドネを造るべく銘醸地サンタ・マリア・ヴァレーで1996年にスタートさせたプロジェクトです。ブドウ畑を細かな区画に分け自然派の農法の一つサステーナブル農方法を用いて、他では類を見ない程多くの厳選クローンを使用しブドウを栽培しています。樹齢こそ若いものの様々なクローンの組み合わせによりテロワールが見事に表現されたディアバーグ独特の深みのある味わいを産み出し高い評価を得てきました。


2008年にはシラー&ピノ・ノワールが、また2009年はピノ・ノワールがスターレーンのカベルネ・ソーヴィニヨンと共にマスターズ・ゴルフ・トーナメント開催中「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で提供されるなど国際舞台で華やかなデビューを果たしました。また、シラーは2012年5月にアメリカで開催されたG8先進主要8か国首脳会議とNATOサミット後の晩餐会で、アメリカ産唯一のシラーとしてメインコースのステーキ料理と共にサービスされるなど高い評価を集めています。

’20ディアバーグ シャルドネ¥6.270-
(辛口)リンゴの花や張りのある柑橘果実、ナッツ香など豊かなアロマとフレーバーを持ち、余韻には塩味を感じます。引き締まった酸と豊かな果実味、樽のバランスに優れた力強い白ワインです。
カリフォルニア > セントラル・コースト > サンタ・バーバラ サンタ・リタ・ヒルズA.V.A. シャルドネ 100% 全房プレスし、フレンチオーク樽醗酵(228l&400l)、MLF フレンチオークと一部ステンレス・タンク 11カ月熟成(旧樽のみ、400l)熟成 13.2% サステナブル農法 California Sustainable Winegrowing Alliance 
’18シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ ドラム・キャニオン・ヴィンヤード¥7.150-
(辛口)サンタ・リタ・ヒルズの自社畑「ドラム・キャニオン」畑から生まれる生産量の少ない限定ワインです。美しく凝縮した果実、酸、ミネラル感が特徴で、厳格さを持つシャルドネです。
ディアバーグ ヴィンヤードカリフォルニア > セントラル・コースト > サンタ・バーバラ サンタ・リタ・ヒルズA.V.A. シャルドネ 100% 全房プレス後1日おき、フレンチオーク樽で醗酵(20日間、MLF60%以上) 
フレンチオーク樽で15カ月(新樽30%/400L)熟成 13.2% サステナブル農法