これまでに無い極上のバリューワインを実現
前回のボルドータイプとソーヴィニョンタイプも好評でした。
で、今回はスペイン.ガルナッチャタイプとブルゴーニュタイプを取ました。
ミレジム・シリーズは、安価な大量生産のワインとは一線を画する極上のバリューワインをお届けするというコンセプトの下、ワインの銘醸地とし て知られる世界各地のワイナリーから厳選した良質なワインをバルク買いし、厳しい温度管理の下に特注コンテナで輸送し、日本国内で瓶詰
めしています。
この価格帯で最高の味わいを実現すべく、ミレジム創業以来築き上げてきた様々な人脈と知見を駆使し、世界各地の一流の作 り手や、現地の事情に精通したネゴシアン、世界を股にかける一流のテイスターより多大なる協力と貢献を受けています。
「ミレジム・シリーズ」 のこだわり
1. 作り手が丹精込めて育てた良質なブドウから作る上質なワインだけを厳選。
2. 安価な価格で優れたワインを入手するため、世界各地の優良生産者より情報収集。
3. 輸送時の劣化を防ぐため温度管理を徹底し、容量 2 万 L の特注コンテナで輸送。
4. 熱処理、低温殺菌、冷却による安定化、無菌ろ過、防腐処理は一切していません。
5. 日本国内で瓶詰することで実現した現地で樽から飲むようなフレッシュでピュアな味わい。
安価なワインは、ブドウの育成や選果、発酵過程に十分な人手と手間をかけられていないことが多く、大量生産のワインは、作り手が丹精込め て丁寧に作りあげる少量生産のワインに比べて弱くて保存が効かず、腐敗を防ぐために熱処理や冷却処理、過剰なろ過処理や SO2(酸化防 止剤)の過剰投与など様々な処理が施されます。
このようなワインは、劣化しにくい代わりにワイン本来の純粋な味わいを失ってしまいます。
ヨーロッパの銘醸地を含め、現地でバルク売りされるテーブルワインの殆どは、安価な価格で取引されていますが、このような安価なワインの 中でも、健康状態の良好なブドウだけを使用し、きちんとした管理の下で発酵を経た極めて上質なワインに出会うことがあります。
高品質なワ インを手頃な価格で入手する方法の 1 つは、豊作な年に AOC の定める収量を上回ってしまった一流ドメーヌから高品質なブドウやワインをバ ルク買いする方法です。
良いワインを造っていても知名度が低く売上が上がらない良質な作り手を探し出すことも有効な方法の 1 つです。
日本市場に入る安価なワインの殆どは、750ml ボトルに詰めて現地より輸送されますが、ミレジム・シリーズは、ワインの輸送用に特別設計され た容量
2 万リットルのコンテナで輸送します。
容量が大きくなるほど液面の表面積が小さくなるため、ワインの酸化を防げます。
大型コンテナで 運送し、日本国内で瓶詰することで防腐処理を施さずとも上質なワインの味わいを日本国内のお客様へお届けすることが可能となりました。
’19ミレジム ガルナッチャ オールド ヴァインズ ¥1.430-
(フルボディ) グルナッシュは、中世スペイン北東部を支配していたアラゴン王国を起源とし、原産国スペインではガルナッチャと呼ばれています。
アラゴン州カラタユド南部のムネブレガにボデガを構えるボデガス・ブレカからバルク買いしたワインを日本国内で瓶詰しています。
「アラゴンで最も上質なガルナッチャを作る」というミッションの下、2010 年にホルヘ・オルドニェスにより設立された優良ボデガです。
■テクニカル情報■
産地:スペイン北部アラゴン州(カラタユド南部ムネブレガ、ムレーロ、パラクエーリョス、サラゴサの山岳地帯)
品種:ガルナッチャ 100% アラゴン産のガルナッチャは、世界最古のガルナッチャのクローンで、スペイ ン北東部で最初に栽培された。
アルコール:14.5% 樹齢:20〜30 年 土壌:粘板岩・石灰質の薄い層に覆われた石英(クオーツ)
◆醸造:手摘みで収穫し、コンクリートタンクとステンレスタンクで自然発酵、熟成。
【エチケット】 作品名:「異国の女」 作家:蜷川 有紀
■コメント■
カラタユドは、非常にユニークなテロワールを持つ土地で、ガルナッチャの産地としてスペインで最も標高が高く(海抜 800m以上)、
夏は昼夜の寒暖差が激しいため、日中の暑さでブドウのフェノール成分がよく熟し、夜間の冷涼な気候で豊かな酸を 蓄えます。
標高、樹齢、粘板岩の要素が、美しいバランスを湛えた凝縮感のあるワインを生み出し、さわやかな酸に仄かにミネラル が感じられます。
■2019 ヴィンテージ情報■
平均降水量より雨量が少ない、乾燥した暖かい年で、ブドウは病害も少なく順調に生育しました。
複雑性と豊か な果実味があり、品種の特徴が表現された、なめらかで柔らかなタンニンを備えた赤ワインが造られました。
このヴィンテージは、ここ数十年で 最高のヴィンテージの一つになると期待されています。
主にガルナッチャが栽培されているカラタユドでは、ブドウの収量、質ともに申し分なく、 春の天候がブドウの成長によい影響をもたらしました。
’19ミレジム ピノ ノワール ¥1.430-
(可憐でフルーティミディアム)砂利と小石を多く含む粘土・石灰質の土壌を持つサン・ジョルジュ・ドルクの丘の斜面に育つピノ・ノワールは、地中海性気候の恩
恵を受けて偉大なワインを生み出します。
気候は温暖で、海からは涼やかな風が吹き付け、昼夜の寒暖差が激しいため、ブドウ がよく熟れ、果実味の凝縮した濃厚な味わいの赤ワインに仕上がります。
■テクニカル情報■
産地:IGPペイドック(ラングドック地方サン・ジョルジュ・ドルク) 品種:ピノ・ノワール100% 土壌:粘土・石灰質 アルコール:13%
◆醸造:ブドウがよく熟すまで待ってから手摘みで収穫し、 22℃の温度で12日間かけてマセラシオンさせて果皮から色素とタンニンと抽出。その後、コンクリートタンクで常に一定の温度に
管理しながら発酵(樽不使用)。
【エチケット】 作品名:「しあわせの森」 作家:蜷川有紀
■コメント■
外観は美しくクリアなバーガンディー色。香りはクリーンで、新鮮な赤果実のアロマがあり、空気に触れると徐々にブ ルーベリー、スパイシーな香りが立ち上ります。口に含むとフレッシュで爽やかなアタックがあり、程よいタンニンとコクのある味わ
いが印象的です。ブルーベリーの風味が香る余韻の長い後味が広がります。
■2019 ヴィンテージ情報■
記録的な熱波と干ばつの影響を受け、収量は 2018 年より減少しましたが、良質なワイナリーにおい ては、概してその被害を免れ、健全なブドウが収穫されました。
小粒でありながらも皮の厚いブドウから、凝縮感のあるワインが造られました。