〜甘口ワイン〜

“ハネムーン”という名のスウィート・ワイン

リュンヌ・ド・ミエル/Lune de Miel

フランス語で「リュンヌ=月、ミエル=はちみつ」のこと。
“リュンヌ・ド・ミエル”は蜜月、つまり“ハネムーン”を意味するのです♪

仲の良い2羽のうさぎが寄り添うように描かれているかわいらしいラベルは、結婚のお祝いなどにもぴったり!

地中海に近いフロンティニャンで栽培されているミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン品種(別名フロンティニャン)を使用した天然の甘口ワイン。十分熟成したブドウから造られるため、ワイン中の自然な糖分は40g。甘すぎずフレッシュなブドウの香りも楽しめる1本。

ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グランは、元々ローマ人により“アピエナ・ウヴァ/Apiena Uva”の名でこの地に運ばれた。“アピエナ・ウヴァ”とは、“ミツバチを惹き付けるブドウ”という意味。

畑は、ガルディオール山脈と地中海の間に位置するフロンティニャンのコミューンにある。畑の大部分は地中海に近いプレーヌ/Plaineと呼ばれる平野に位置し、湖と粘土に由来する石灰質土壌。

ワインを生産する“フロンティニャン・ミュスカ”は、20世紀初頭にフロンティニャンのネゴシアン、ヴィクトール・アンテリューがミュスカ・ド・フロンティニャンの生産者を束ね、1904年に会社を設立したのが始まり。“フロンティニャン・ミュスカ”は、1940年代にはドメーヌで瓶詰めを開始し、直売をするなど独立の道を進み始めた。1950年代には、シャンパーニュ・アンリオと販売契約を結び、カフェ、ホテル、レストランで定評のあるワインとして拡大。1960年代終わりにはフランスで最も販売網を持つ生産者の1つとなった。2008年には地元の最後の競合生産者を買収し、現在総栽培面積は622ヘクタールに及ぶ(内540ヘクタールがAOC)。“フロンティニャン・ミュスカ”のワインはこの地を代表するワインと言える。

nvリュンヌ・ド・ミエル 白・やや甘口\2.680ー
完熟したブドウを手摘みで収穫。除便し果皮浸漬を行う。空気圧搾機でゆっくりと圧搾し、デブルバージュを実施。低温で発酵しシュール・リーの状態で熟成。ブドウの自然な糖分は40gアカシヤの花やフレッシュなブドウの香り。口中はフィニッシュまで続く長く芳醇な余韻がある。68度でサーヴィスを。アルコール度数:12.5%
品種:ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン(別名フロンティニャン)100%