心地よい酸があり、フレッシュでキリっと爽やかなソーヴィニヨンを目指して造りました
’23イリコ プレスト ソーヴィニヨン ブラン¥2.200-
(辛口)心地よい酸があり、フレッシュでキリっと爽やかなソーヴィニヨンを目指して造られました。美しい酸とミネラルが感じられます。比較的樹齢の若い葡萄(15年)を使い、レモンやグレープフルーツなどの非常にフレッシュな柑橘系のアロマを引き出しています。収穫した葡萄はすぐにプレスし、ステンレスタンクを使い16度の低温で発酵を行います。フレッシュさと酸を保つため、シュール リは行っていません。 シャトー
デ ゼサール I.G.P. 南西地方 13.50度
バランスの良さと余韻に感じるスパイシーさが個性
’22タヴェル ロゼ ロゼ¥3.360-
(辛口)畑は、タヴェルの特徴的な土壌のタイプであるガレ ルレ(丸い小石)、白いスレート、砂の3 種から成っています。穏やかな冬と非常に暑い夏の地中海性気候で、この地域の特徴であるミストラルが吹きます。収穫は8
月中旬に開始します。グルナッシュを最もよいタイミングで収穫することが、このワインの味の決め手になります。果皮との浸漬時間も大切で、6~12 時間、場合によって24
時間浸漬して、色が付いたら圧搾します。フリーランジュースとプレスジュースをブレンドします。15~20 度に温度管理してステンレスタンクで発酵させます。翌年2
月に瓶詰します。それぞれの品種が、典型的な味わいをワインにもたらします。グルナッシュはふくよかな果実味を、サンソーはフィネスと余韻の長さ、シラーは美しい色と赤い果実の風味、そして長い寿命をワインに与えてくれます。 ドメーヌ
ラ ロカリエール コート デュ ローヌA.O.C. デメター(2020VTより)、AB、ユーロリーフ コンクリートタンク熟成 14度
ヴァン ド ペイとしては良すぎるよ」と語る生産者の自信作
’22ビュルル エスク ¥1.760-
(フルボディ)1987年に長男ベルナール(現フォン サラド)が植えた畑で、ジゴンダス村の南、ヴィオレスとサブレ近くV.d.P.エリアにあります。土壌は粘土と石灰岩です。収穫量の規定は90hL/ha以下ですが、半分の45hL/haに抑えています。V.d.P.には集約感を持たせたくないので、10日間に限って発酵させます。コンクリートタンクで12ヶ月熟成させます。ろ過も清澄もしません。紫がかった輝きのあるルビーレッド。熟したプラムやカシスの華やかな香りがあります。口当りは滑らかで凝縮された果実味とスパイスが感じられます。果実味に負けないしっかりとしたタンニンのパワフルなワインです。グルナッシュが加わったことで、ローヌの地酒として楽しめるスタイルとなりました。「V.d.P.にしては良すぎるんじゃないの?!」とダミアンは笑顔で話していました。 ドメーヌ
ビュルル IGPコート デュ ローヌ グルナッシュ、マルスラン、カラドック、シラー コンクリートタンクで12ヶ月 12度
レ ベット キュリウーズ
LES BÊTES CURIEUSES
クリュの特別なテロワールを表現
ミュスカデの底力を感じさせてくれる高品質なワイン
ミュスカデのテロワール
ミュスカデのエリアは、ロワール河の河口に位置しており、大西洋に近いためその影響を強く受けます。深成岩(斑れい岩や花崗岩)と変成岩(片麻岩や雲母片岩、角閃岩)を基盤とする珍しい土壌の組み合わせが見られるのも特徴です。このモザイク状の土壌と、ムロン ド ブルゴーニュのコンビネーションにより、素晴らしい白ワインが生み出されています。ミュスカデといえば、ひと昔前までは「薄くて酸っぱいワイン」というイメージで広く知られていました。しかし、近年では気候変動による影響もあり、ボディのある素晴らしいワインが造られるようになっています。さらには、2011年11月9日の政令により、特別なテロワールを持つ村を対象として3つのクリュ コミュノーが認定され、現在では7つの村がクリュ コミュノーとして制定されています。
ニュートラルな品種だからこそ、テロワールを表現できる
「ムロン ド ブルゴーニュ(Melon de Bourgogne)」は、このエリアにとって非常に重要な葡萄品種です。ブルゴーニュ原産の品種で、1635年頃にロワール河畔のペイ ナンテ地方に持ち込まれたという説があります。海洋性の冷涼な気候とペイ ナンテ地方の土壌に順応し、現在でも広く栽培されています。この品種がセーヴル エ メーヌで花開き、多様な側面を見せるのは特徴的な土壌のおかげです。ジェレミー ユシェは、「ムロン ド ブルゴーニュは、アロマティックではないニュートラルな品種だからこそ、テロワールの個性を表現することができます」と語ります。
畑には除草剤、化学肥料は一切使用していません。除草剤のかわりに土を耕して草を刈り取ります。また、病害には、植物やまたはミネラル由来のものを使用します。葡萄の平均樹齢は40~90年、収穫は手摘みで行います。収穫した葡萄は、葡萄の果皮ついている野生酵母で発酵させます。熟成は気温の変化を避けるため、地下のセラーで行われます。醸造に使用するコンクリートタンクは、内側をガラスコーティングしています。ワインは、澱とともに熟成(シュール リ)させますが、テロワールの特徴を覆い隠さないよう、バトナージュは行いません。シュール リの期間については、スタンダード クラスのラ ペルドリ ド ラネで6~12ヶ月、グーレーヌなどのクリュ コミュノーで4~5年行います。「テロワールとヴィンテージという2つの側面から熟成期間を決めています。モニエール サン フィアクル(FC-605)とグーレーヌ(FC-604)は、しっかりとした造りのワインができるため、長い間澱とともに接触させています。クリッソン(未扱い)は、とても暖かいテロワールで葡萄が熟し、開くのが早いワインになるため、それほど長く澱と寝かせません。また、ヴィンテージについてですが、暑い年にはフレッシュさがなくならないよう、シュール リの期間は短めにしています」と話してくれました。
クリュ コミュノーに認定された区画クリッソンに位置する畑の葡萄で造ります
’22ミュスカデ レ キャーンズ オム¥3.630-
(辛口)クリッソンの畑の葡萄から造られています。表土は砂と石が混ざる土壌、下層土は花崗岩です。収穫した葡萄はセラーに運び、プヌマティックプレスで圧搾します。発酵、熟成とも温度変化の少ない地下のコンクリートタンクで行います。発酵は野生酵母で約3~4週間、熟成は澱と共に最低8ヶ月行います。出来る限り人の介入を避けるワイン造りを目指しており、マロラクティック発酵なし、バトナージュもしません。グリーンを帯びた輝きのある黄金色、グリーンレモンのようなきりっとした柑橘系の果実のアロマがあります。口当たりは非常にエレガント、長い余韻には心地よい苦みが感じられます。"hommee(オム)"とは面積を表す農業上の単位で、人が1日に耕すことのできる面積を指します。ブルゴーニュ地方で使われる"ouvree(ウヴレ)"と同等の意味になります。人が畑を耕しているデザインのラベルは造り手のジェレミーの息子によって描かれたものです。 レ
ベット キュリウーズ フランス A.O.C.ロワール ムロン ド ブルゴーニュ ユーロリーフ コンクリートタンクで澱と共に8ヶ月熟成 12.00度クリュ コミュノーに認定された区画シャトー テボーに位置する畑の葡萄で造ります
’21ミュスカデ シュマン デ プリエール ¥3.630-
(辛口)「シュマン ド プリエール」はシャトー テボーに位置しています。ナント近郊の畑のわずか4%にしか見られない花崗岩、そして片麻岩を下層土とし、表土は砂、砂利と粘土が混ざる組成です。収穫した葡萄はセラーに運び、プヌマティックプレスで圧搾します。発酵、熟成とも温度変化の少ない地下のコンクリートタンクで行います。発酵は野生酵母で約3~4週間、熟成は澱と共に最低8ヶ月行います。出来る限り人の介入を避けるワイン造りを目指しており、マロラクティック発酵なし、バトナージュもしません。グリーンを帯びた淡い麦わら色、桃を思わせる豊かなアロマがあります。リッチで素晴らしくミネラルが豊かな口当たり、たいへんバランスが良く洗練されており、長い余韻が感じられます。 レ
ベット キュリウーズ A.O.C. ロワール ムロン ド ブルゴーニュ ユーロリーフ コンクリートタンクで澱と共に8ヶ月熟成 12.00度 「メイユール ヴァン ド フランス 2024」90点
ミュスカデらしいフレッシュさと酸が綺麗に表現されたキュヴェ
’20ミュスカデ ラ ペルドリ ド ラネ¥2.970-
(辛口)畑の表土は粗い砂、下層土は花崗岩です。栽植密度は7 ,000本/ha、剪定はギヨーです。畑には除草剤、化学肥料を一切使用しません。そのかわり、土を耕して草を刈り取ります。収穫した葡萄はセラーに運び、空気圧プレスで圧搾します。除梗はしません。発酵、熟成ともに温度変化の少ない地下に設置したコンクリートタンクで行います。発酵は天然酵母で約3~4週間行います。熟成は澱と共に6~12ヶ月行います。輝きのあるグリーンを帯びたイエロー、白い花を思わせるクリーンなアロマとフレイバーが広がります。 レ
ベット キュリウーズ A.O.C.ロワール ムロン ド ブルゴーニュ コンクリートタンクで澱と共に6~12ヶ月 12.00度
「3本の木」を指すワイン名は、ワイナリーに続く道沿いにあった人々の憩いの場が由来となっています
’22レ トロワ シェーヌ ガイヤック ブラン ¥3.960-
(辛口)ワイナリーに続く道沿いに大きなオークの木が3本植えられており、昔の人々の憩いの場となっていたことから、3本の木を指す「レ トロワ シェーヌ」と名付けられました。スエル、フローセイユ、アマランの畑の葡萄で造られます。畑の標高は280~300m、樹齢は15~40年です。土壌は石灰岩で非常に石が多いのが特徴です。収穫は畑で選別しながら手摘みで行い、セラーに運んでからさらに選別し最も良い葡萄のみを残します。野生酵母を使い、ステンレスタンクと樽(350Lと500L、新樽比率30%)で2~3ヶ月発酵させます。熟成は樽で約12ヶ月行います。パイナップルを思わせるエキゾティックな果実のアロマがあり、口に含むと豊かなフレイバーが広がります。 ダーム
ド サッラシ A.O.C.南西地方 ソーヴィニヨン、ロワン ド ルイユ、ミュスカデル ユーロリーフ 樽で約12ヶ月熟成 15.00度
イタリアの白ワインの中で最初にD.O.C.G.になったエリア
’22フランジパーネ ロマーニャ アルバーナ セッコ¥3.300-
(辛口)「ジューシーさと酸を意識して造っています。酸とタンニンがあるので5年は熟成出来ます」とステファーノは話していました。「フランジパーネ」は、ベルティノーロの伯爵夫人の名前です。アルバーナはタンニンが豊富であることで知られています。畑は2.27ha、標高200m、西向きの区画です。裁植密度は4
,500本/ha。9月末に収穫します。葡萄が潰れないよう小さいケースに入れ、セラーに運びます。温度管理しながらステンレスタンクで発酵させます。その後、コンクリートタンクに移し、澱と共に6ヶ月熟成させます。その間、バトナ―ジュを行います。瓶詰め後、少なくとも1ヶ月は寝かせてワインを馴染ませます。フレッシュな果実味としっかりとした酸がたいへん心地よく感じられます。 テヌータ
ラ ヴィオラ D.O.C.G. エミリア ロマーニャ ユーロリーフ コンクリートタンクで澱と共に6ヶ月 13.50度
他のキュヴェとは異なり、グラスパロッサ単一で仕込んだ“特別なランブルスコ”
’21グラスパ ロッサ コレッツィオーネ アルフレード ランブルスコ グラスパロッサ フリッツァンテ¥2.860-
(辛口)丘陵地帯の畑で育った最良の葡萄だけを丁寧に選別してこのワインに使用しています。アルコール発酵前にアロマと色を引き出すために低温マセラシオンを行います。ベースワインは伝統的な方法で温度コントロールしながら発酵させます。より良いタンニン、色合いを抽出するため、他のランブルスコよりも長くゆっくりと発酵させています。その後、二次発酵は大型の密閉タンクに入れシャルマ方式で行います。フィルターをかけて品質を安定させます。ボトリングシステムを蒸気で殺菌し、酸化を防ぐため空気に触れない状態で瓶詰めしています。グラスパロッサの一番の良さを引き出すため、単一で仕込んだこのワインは、複雑さが感じられます。ワイルドベリーのアロマはエレガントな骨格によく馴染んでいます。決して突出し過ぎることのない柔らかな口当たりがあります。 アルフレード
ベルトラーニ イタリアD.O.C エミリア ロマーニャ ランブルスコ グラスパロッサ 11.50度
▲主にコロンバローネに使用している、樹齢約25年のサンジョヴェーゼの畑。
樽とタンク熟成させ、巧みにブレンド。きれいで上品な果実味が広がります。
’20イル コロンバローネ ロマーニャ サンジョヴェーゼ¥3.300-
(フルボディ)「イル コロンバローネ」は、ラベルに描かれている、畑からベルティノーロの丘の上へと続く道の名前に由来します。二つの小さな畑の葡萄で造っています。畑の標高は海抜100m、南東向き、栽培はコルドン スペロナートで、栽植密度は5
,000本/haです。9月に収穫します。攪拌しながら、温度管理の下ステンレスタンクで14~21日間発酵させます。主にステンレスタンク、残り(ヴィンテージによって異なりますが50%以下)を2回使用したフレンチオークのトノーと一部バリックで6ヶ月熟成させ、さらに6ヶ月瓶熟させます。紫がかった輝きのあるルビーレッド。新鮮なチェリーのアロマにエレガントなスミレの香りやスパイス、かすかにミネラルのニュアンスが感じられます。口に含むと、たっぷりとリッチ、瑞々しい果実味が感じられます。非常にエレガントで調和のとれた味わいを持っています。 テヌータ
ラ ヴィオラ D.O.Cエミリア ロマーニャ ユーロリーフ ステンレスタンクと樽で約6ヶ月、瓶で6ヶ月 14度
華やかに香るアロマ。フルーティでクリアな果実味。
NVプライヴェート キュヴェ ブリュット¥1.650-
(辛口)グレラの比率が低くプロセッコを名乗れません(規定では85%以上)が、モスカートの香りもあり、パーティーで活躍するワインです。地元のトレヴィーゾ地区の栽培者から葡萄を提供してもらい、ブレンドしています。9月の半ばに、手摘みで収穫します。プヌマティックプレスで柔らかく圧搾し、極上の果汁だけを抽出します。5~10度に管理したステンレスタンクで10~12時間置き澱を沈めます。18~20度に温度管理しながら15~20日間発酵させます。一次発酵させたワインに選別酵母と糖分を少し添加します。14~16度で、20~25日間タンクで二次発酵させます。その後、マイナス4度に冷却し3日間置き、ろ過し瓶詰めします。生き生きとした細かい泡立ち、輝きのある麦わら色。豊かな花のアロマが際立ち、フレッシュで、美味しさが広がります。洗練されていてエレガント、シンプルですが、しっかりとしたストラクチャーがあります。ザルデット グレラ60%、シャルドネ25%、モスカート15% 11.00度