アリカンテ ブーシェを単一で仕込みます。品種の魅力が詰まった個性溢れる1本。

スペインではガルナッチャテイトレラと言いますが、僕も好きな品種です。
確かイタリアのヴェスヴィオス火山の近くのワイナリーでしたが、その時300種ほど試飲した日でしたが、
ブルゴ-ニュの10.000円クラスのワインより美味しかった事を覚えてます。
その時の価格は5.500円くらいだったと思います。300種の中で最高でした。


’22ペイ ドック アリカンテ ブーシェ セパージュ ウーブリエ No.5
¥1.650-
(ミディアムボディ)アリカンテ ブーシェはグルナッシュとプティ ブーシェによる交配品種です。アリカンテ ブーシェ単一で造られるこのワインは、深みがあり、おおらかで南仏らしい暖かみが感じられます。葡萄は完全に熟すのを待って収穫します。100%除梗します。一部は伝統的な方法で醸造し、一部はマセラシオン ア ショー(マストに熱を加える)を行い、豊かな色合いとアロマ、タンニンを抽出します。発酵後、フレンチオークで4ヶ月熟成をさせることでワインに複雑さを与えています。紫を帯びた深いルビーレッド、赤や黒のベリーの非常に華やかアロマに加え、かすかにスミレの花の要素も感じられます。さらにかすかに樽のスモーキーなニュアンスもあります。しっかりと厚みがあり、豊かな味わいが楽しめる1本です。プレーヌ ソヴァージュ ラングドック ルション フレンチオークで4ヶ月熟成 13.50 「ベルリナー ワイントロフィー2023」金賞


このドメーヌは野性的でこれがローヌのワインだ!!って感じの飲み応えです。
以前は結構良いワインもあったんですが、コンサルタントが入ってからエレガントのなりすぎて頼りない、と思います。



2017年から息子のバンジャマンがドメーヌに加入

偉大な父の後継者として、各誌で高い評価を得ています
イヴ グラがドメーヌを引き継いで30年の間に、サンタ デュックはジゴンダスのトップのひとつとして名声を得るまでになりました。そして、2017年からイヴ グラの息子であるバンジャマン グラがドメーヌに加わり、サンタ デュックは更なる飛躍を遂げています。バンジャマンはディジョンの大学で醸造学を学んだ後、研修期間を経て、父と共に働く決意しました。バンジャマンがドメーヌに加わったことで、ビオディナミの畑の管理や醸造に磨きがかかり、サンタ デュックのワインがさらに研ぎ澄まされたものになりました。父のイヴ グラも彼に信頼をよせており、現在ではドメーヌの中心を担う一人として活躍しています。

そうした中、「ワインスペクテーター2020.1.31-2.29」の南ローヌ2017ヴィンテージ特集の中で、『バンジャマン グラは彼の父、イヴからドメーヌ サンタ デュックを引き継ぎ、難しい年だった2017年を乗り切り、数多くの素晴らしいワインを送り出している』と、写真と共に大きく紹介されました。また、「ラ ルヴュ デュ ヴァン ド フランス No.675/2023年11月号」では『ジゴンダスの若き守護者』と題した記事でバンジャマンが紹介されました。2017年にワイナリーに加入して以降、偉大なドメーヌの後継者として既に高き評価得ており、今後も目が離せない存在となっています。

プラン ド デューなどの葡萄を使った、ローヌ ヴィラージュ レベルのワイン

’18コート デュ ローヌ ルージュ レ ヴィエイユ ヴィーニュ ¥2.530-
(フルボディ)A.O.C.コート デュ ローヌとしては傑出した品質です。「スパイシーだしギャリーグだし、プチ シャトーヌフです!」とイヴは話していました。プラン ド デュー、ケラーヌ、ラストーの葡萄を使って造るワインで、コート デュ ローヌ ヴィラージュと呼べる配合です。土壌は、砂質、泥灰土、赤色粘土です。除梗して、温度管理の下発酵、長い醸しをします。タンクで澱と共に熟成させます。ろ過せず瓶詰めします。スパイスやサラミを思わせる香りが、程よい熟成を感じさせ、とても魅力的です。果実やタンニンもしっかりと感じられ、厚みもあります。 ドメーヌ サンタ デュック コート デュ ローヌA.O.C. タンクで澱と共に熟成 14.50

クリックするとワイナリーの風景が見られます。

ガヴィより、果実味の集約感とリッチさ、余韻の長さがあります
’22ランゲ アルネイス ランクネヴ ¥2.750-
(辛口)サロットの造る二つのガヴィとは全く異なり、果実味がより集約され、リッチさがあり、余韻も長くなっています。契約農家からの買い葡萄で、土着品種アルネイスの樹齢30年の樹から選別した葡萄を使っています。目の詰まった集約感があるのが、この品種の特徴です。畑はネヴィーリエにあり、南東と南西向きで、海抜は260mと460mです。土壌は粘土石灰岩質です。発酵前に、果皮と数時間醸しを行います。柔らかく圧搾し、長い間低温で発酵させます。ステンレスタンクで3~4ヶ月熟成させます。熟成中は澱と長く接触させます。黄金色の混じった黄色、新鮮な果実や花の少し甘さのある魅力的な香り、口の中ではアーモンドの風味が感じられます。フルーティさとすっきり感があります。 アジエンダ アグリコーラ ロベルト サロット イタリア.ピエモンテD.O.C ステンレスタンクで3~4ヶ月熟成 13.50 「ムンドゥス ヴィニ2023」金賞&ピエモンテの白ワイン部門のBest of Show、「ルカ マローニ 2024」94点

エレガントな泡立ちが心地よく感じられる、辛口のスパークリングワイン


モルドバについて モルドバ共和国は南東ヨーロッパ、黒海盆地に位置しています。
ウクライナとルーマニアに接 しており、気候は穏やかな大陸性気候で、短く穏やかな冬と長く暑い夏が特徴です。
土壌被覆 は非常に多様で肥沃です。主な土壌組成は、粘土質土壌と褐色土壌が軽く混合された腐植土で 構成されています。
これらの条件はワイン造りに有利な条件を提供し、モルドバを世界最大の ワイン生産国の一つにしています。
モルドバのワイン造りについては、紀元前3,000年頃、つ まり今から5,000年前にまで遡るとされています。
<Codru(コードル/コドゥル)> 首都キシナウを擁するモルドバの中心的な産地で、栽培面積の6割を白葡萄が占めており、優 れた白ワインとスパークリングワインを主に生産しています。
土壌にはチェルノーゼム(黒土: 団粒構造の発達した黒色の厚い腐植層の下に炭酸カルシウムの集積層が重なる)が豊富で、肥 沃な土壌のため、作物が良く育ちます。
※右の地図は「一般社団法人 Wine of Moldova Japan」( https://womj.org/)より引用 「ルーマニアの国境の東側に位置するモルドバ共和国は、旧ソヴィエト連邦に属する国の中で最 も葡萄の栽培量が多く、人口1人当たりの葡萄本数が世界最高を誇る。国土の約4%は葡萄畑 で、労働人口の10分の1は、ワイン産業に何らかの形で関わっている。この地図に記載されている全産地と同様、モルドバの葡萄畑の面積は、ゴ ルバチョフ政権の反アルコール運動および私有化の痛手によって、大きく減少した。
旧ソヴィエト連邦時代、モルドヴァのワイン用葡萄畑は最大で 24 万haあったが、2017年には81,000haにまで減っている。(中略)クレムリン宮殿にあったロシア皇帝のセラーの管理係は、最上のテーブル ワインとして、当時モルダヴィア(古くはベッサラビア)と呼ばれていたこの地に目をつけた。
モルドバの歴史はロシアとルーマニアの主導権争い の歴史である。(中略)ワイン産地としてのモルドバには多くの有利な点がある。
ブルゴーニュと同緯度に位置し、起伏の緩やかな丘陵地があるこ と、多様で葡萄に適した地勢であること、気候が黒海により和らげられることなどである。
時には冬の寒さが、防寒対策を施されていない葡萄株を 枯らすこともあるが、古くからある最上の葡萄畑はほとんど完璧といえる条件下にある」 ――『世界のワイン図鑑 第8版』より モルドバの食文化には、その肥沃な土壌がもたらす豊穣と、ルーマニアよる影響が大きく反映されています。

郷土料理の「ママリガ」は、イ タリアのポレンタに似たコーンミールのお粥/練り物で、ルーマニアでもよく食べられていますが、モルドバではベーコンやニンニク、羊乳 チーズと合わせて食べられるそうです。その他、「ペレメニ(サワークリームをつけて食べるロシア風の水餃子)」や、「サルマーレ(ルーマニ ア風ロールキャベツ。モルドバでは葡萄の葉で包むことが多いそうです)」などが有名です。
[NV] キシナウル ヴェキ スプマン ブリュット¥1.980-
(辛口)シャルマ式によるフレッシュかつフルーティなスパークリングワインです。キシナウとはモルドバの首都、ヴェキは古いと言う意味で「オールド キシナウ」を指します。輝きのある淡いイエロー、フレッシュで調和があり、きめ細かなエレガントな泡立ちが心地よく感じられる辛口です。シャルドネ、アリゴテに加えフェテアスカ レガーラがブレンドされており、ワインにわずかにエキゾティックなニュアンスを与えています。 アリアンツァ ヴィン モルドバ シャルドネ、フェテアスカ レガーラ、アリゴテ 12.50