南イタリアの土着品種フィアーノとグレーコ。華やかアロマ、しっかりと感じる果実味があります。
’22ピポリ ビアンコ¥2.100-
(辛口)非常に華やかな香りで、素晴らしい品質です。緑がかった黄色。洋梨、トロピカルフルーツ、熟した白桃などの豊かな香りと花の香りが混ざり合い、アロマを引き立たせています。フレッシュさを高める酸があり、バランスのよさがあります。土着品種グレーコとフィアーノをブレンドしています。栽培地域は、バジリカータの西側に位置するポテンツァ県のアチェレンツァです。畑は、標高600mという高い所にあります。フィアーノのみスキンコンタクトさせます。柔らかく圧搾、澱下げします。12〜14度に温度管理しながら発酵させます。バトナージュします。アロマを失わないように、果汁の取り扱いの全ては無酸素な環境で行います。ステンレスタンクで5〜6ヶ月熟成させます。「先日ペスカーラのレストランで2016VTを試す機会があった。私自身も初めての経験であったが、とてもいい熟成を遂げており感動した。2〜3年というスパンで寝かせることで、味の変化を楽しめる」と2019年に来日した際、ファンティーニ グループのジュリアは話していました。ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ イタリア.I.G.P.バジリカータ グレーコ50%、フィアーノ50% 13.% 「サクラアワード2023」ゴールド
手頃な価格のキアンティ リゼルヴァとして安定した人気があります
’18 キアンティ リゼルヴァ¥1.650-
(フルボディ)輝きのあるルビーレッド、チェリーやマラスカ等の赤い果実とスミレの香り、スパイシーな香りも感じられ、果実味が豊かでキアンティらしい可愛らしい酸と柔らかくバランスのとれた心地よい渋みがあります。柔らかな渋味ですがしっかりと存在感があります。粘土質に石灰岩と火山性の凝灰岩の混ざる土壌です。手摘みで収穫します。ステンレスタンクで25度に温度管理しながら、10日間発酵させます。マロラクティック発酵もタンクで行います。オーク樽で24ヶ月、その後3ヶ月以上瓶熟させます。マルケージ バッシーニ イタリア.D.O.C.G. トスカーナ サンジョヴェーゼ、マルヴァジア ネーラ、コロリーノ、カナイオーロ オーク樽で24ヶ月、瓶で3ヶ月以上熟成 12.50%
凝縮したやわらかな果実味、濃厚ですが飲み易さがあります
’19ピポリ アリアーニコ デル ヴルトゥーレ¥2.200-
(フルボディ)フレッシュさを残し、飲みやすくするため、マセラシオンを短くします。大樽に移し、マロラクティック発酵。60%をステンレスタンク、40%をバリック(新樽でない)で10ヶ月熟成し、さらに3ヶ月瓶で寝かせます。スミレ色がかった、濃縮した赤色。サクランボやマラスカチェリーの強い香り、スパイスやバニラの香りもあります。しっかりとした骨格、長い余韻、バルサムの風味、熟したタンニン。長い余韻があります。濃厚で、パワフルですが、飲みやすさがあります。栽培地域は、バジリカータの西側に位置するポテンツァ県のアチェレンツァ、バリレ、マスキートです。畑で選別しながら収穫します。柔らかく除梗、破砕します。発酵前に醸しを、4〜5度で5日間行います。水平式発酵タンクに入れ、22〜24度で発酵させます。酵母は天然酵母です。ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ イタリアD.O.Cバジリカータ 
「ルカ マローニ ベストワイン年鑑2021」94点、13%
ネグロアマーロのしっかりとしたタンニンを樽熟成でやわらかくしています
’21 イ ムーリ ネグロアマーロ¥1.870-
(フルボディ)紫がかったルビーレッド。カシスやブラックベリーなど黒い皮の果実の強い香りが広がります。しっかりとしたタンニンがありますが、口当たりはベルベットのようにしなやかでとてもバランスがとれています。豊かな風味は長い余韻まで続きます。スタンダードラインの名称であるムーリは、畑を区切り、樹を風から守るために地表の石で作る石壁を指します。また、その壁の隙間にヤモリが巣を作ることから、ラベルにデザインしています。収穫量を制限して質を高めた葡萄を収穫し、除梗して柔らかく破砕します。温度を10度に保ち、10〜12日間、定期的にルモンタージュしながら醸しをします。20度に温度管理して発酵させます。8〜10日間マセラシオン、ステンレスタンクに移し、マロラクティック発酵。4〜5ヶ月樽熟成させ、ブレンドして瓶詰めします。樽は2回使用樽で、ヴィンテージによってフレンチオーク、アメリカンオークを使い分けます。ネグロアマーロはタンニンがしっかりしているため、樽熟成させ柔らかくします。ヴィニエティ デル サレント イタリアI.G.P.プーリア 13.00% 「サクラアワード2023」ゴールド
ワイナリー5世代目の名を冠したシリーズ。伝統的な土着品種を単一で仕込み葡萄の個性を際立たせています。
’21 ヴィーニョ ヴェルデ ドン ディオゴ アリント¥1.870-
(辛口)輝きのある淡い黄色、桃や熟したリンゴ、洋梨の少しトロピカルなアロマが広がります。口当たりは非常にフレッシュ、たいへん調和のとれた味わいです。畑の標高は平均で200〜250m、ゆるやかな斜面で非常に日当たりの良い場所です。土壌は花崗岩が豊富で、一部は粘土とシストが混ざっています。収穫は畑で選別しながら手摘みで行います。収穫した葡萄は20kgのケースに入れてセラーに運びます。除梗し、低圧でゆっくりと圧搾した後、14度から16度に温度コントロールされたステンレスタンクで約15日から21日間、発酵させます。軽くフィルターをかけてからボトリングします。キンタ ダ ハーザ ポルトガルD.O.C.ミーニョ アリント種 12%
カベルネ フラン100%で、力強く濃厚なスタイルを表現
’18レ フラン ¥2.100-
(フルボディ)複雑でボリュームがあり、フレッシュな果実味が楽しめます。このエリアでは、カベルネ フランを、レ フランと呼びます。そして、鶏はフランスの象徴で、パスカルが幼い頃の1フラン硬貨には鶏がデザインされていたので、ゴロワ(=フランスの先住民)という種類の雄鶏のラベルとしました。「カベルネ フランはポムロルの品種で、大好きです。温暖化の影響で熟した葡萄が収穫出来るようになり、良い熟しをして、青っぽいニュアンスが抑えられるようになりました。フレッシュでミントのテイストがあるのが特に好みで、それをイメージして造っています」とパスカルは話していました。樹齢30年の区画と25年の区画があります。畑はワイナリーがある丘の上にあり、東西に向いているため、太陽が畑の真上を通り、常に陽が当たります。標高は100mです。味は皮にあるため、クリスマス頃まで2ヶ月の長いマセラシオンを行い、抽出します。葡萄が充分に熟していないと、ここまで長く出来ません。ステンレスタンクで熟成させます。シャトー デ ゼサール フランスA.O.C.南西地方 15.00%