樹齢の古い葡萄を使い、フレンチオークの樽で熟成させています。
’20シャトー ド ラ ヴィエイユ シャペル レゼルヴ¥4.400-
(フルボディ)深みがあり、タンニンはしっかりしていますがとてもソフトです。しっかりとした骨格があります。プラム、リコリスそしてスパイスの要素があります。
畑はシルト質粘土土壌です。より集約された葡萄、さらにタンニンが得られるよう、畝には1列置きに草を生やします。
メルロは樹齢の高い「ラ メゾン」(樹齢45〜50年)と「ピエス デュ ミリュ」(40〜45年)の区画のものです。カベルネ フランの樹齢も約45年です。
収穫量は46hL/ha。コンクリートタンクで発酵させます。メルロとカベルネ フランは一緒に醸造します。後に樽熟成させるため、ワイン自体が骨格を持つよう、マセラシオンは長めの8〜12日間行います。
フレンチオークの樽(1回、2回使用樽)で10ヶ月熟成させます。熟成後、コンクリートタンクに移し落ち着かせます。清澄もろ過もせずに瓶詰めします。 シャトー
ド ラ ヴィエイユ シャペル A.O.C.ボルドー メルロ80%、カベルネ フラン20% demeter、ユーロリーフ フレンチオーク樽で10ヶ月熟成 13.50度
シャスラを使った、プイイ フュメに隠れた、高品質でお手頃なアイテム
’22プイイ シュル ロワール ¥3.630-
(辛口)プイィ フュメより穏やかで、花の香りやミネラルがしっかり感じられます。
レ ロジュ村に位置するプイイ シュル ロワールの畑です。標高240m、南東向きの丘陵に広がっています。土壌はキンメリジャン、泥灰土です。グリーンハーベストはしません。
収穫量は58hL/haです。発酵前のスキンコンタクトは行いません。ニューマティックプレスで柔らかく圧搾、24時間置いて澱下げします。ステンレスタンクで発酵させます。酸度を保つため、マロラクティック発酵は行いません。
ステンレスタンクで8ヶ月熟成させます。清澄にはベントナイトを使用、軽くろ過して瓶詰します。 マルク デシャン A.O.C.ロワール シャスラ ステンレスタンクで8ヶ月熟成12.00度
ソーヴィニヨン主体ですが、青味はなく、エキゾチックでトロピカルなアロマです
’20ブラン ド ブリュルセカイユ ¥3.300-
(辛口)土壌は砂利と粘土質石灰岩土壌です。収穫は手摘みで行います。葡萄は除梗せず、全房プレスします。その後、10〜12度の低温に置き、一晩澱下げします。発酵は、ステンレスタンクで行います。その際、酵母を死なせないため、低温で行うことが最も重要です。その後のマロラティック発酵と熟成は樽で行います。400Lの樽で10〜14日間、温度は21〜22度にキープします。その内25%は、フレンチオークのライトトーストした新樽を使用します。ワインは澱と置くことで還元的になるので、樽に移すことで酸化を促します。マロラクティック発酵によりCO2が発生するため、樽に満タンに詰めることはしません。醸造の初期段階から樽に接触させておく方が、樽の影響が少なくなります。棒の先端に鎖を取り付けた器具でバトナージュを行います。期間は10月〜翌1月までの約4ヶ月です。最初は2日置きに行いますが、回数は徐々に減らしていきます。糖はアルコール分解しますが、バトナージュをすることで自然な甘味をつけることが出来ます。こうした工程を経た後、ステンレスタンクへ入れてブレンドし、静置、ベントナイトでコラージュをし、ボトリングします。熟した柑橘類やグレープフルーツ、マンゴーの香り、完熟した果実の味わいとボディがあり、長くフレッシュな余韻があります。樽の風味も感じられます。 シャトー
ブリュルセカイユ A.O.C.ボルドー ソーヴィニヨン75%、ソーヴィニヨン グリ25% HVE 400Lの樽(25%新樽)で澱と共に熟成 14.00度 「ル ギド アシェット デ ヴァン 2023」2星、「パリ農業コンクール2022」金賞
収穫した葡萄を凍らせ、葡萄の持つ華やかなアロマを引き出した、印象深く個性溢れる1本
’22ファーブラ ファレルノ デル マッシコ ビアンコ¥2.970-
(辛口)麦藁がかった輝きのある黄色、野生の花やレモン、グレープフルーツなど柑橘系の果実のアロマがあります。持続性があり、とてもスムーズな口当たりです。リン、マグネシウム、カリウムが豊富です。
平均樹齢は11年。仕立てはギヨー、裁植密度5 ,200本/haです。10月中旬に、選別しながら収穫します。発酵前に、専用の二重構造のタンクに入れ、0〜マイナス2度で葡萄の果皮を凍らせ豊かなアロマを抽出します(クリオマセレーション)。その後柔らかく圧搾し、ステンレスタンクで2ヶ月かけて発酵させます。温度は12度へと徐々に上がります。残糖が15〜17g/Lになったら、温度を下げ、フィルターをかけて発酵を止めます。ステンレスタンクで3ヶ月熟成、4ヶ月瓶熟させます。少し糖分を残し、ほんのり甘みが感じられるスタイルに仕上げます。ラベルの人物は、カトゥルス(共和政ローマ期の抒情詩人)です。 ファットリア
パガーノ イタリアD.O.C カンパーニャ ファランギーナ ステンレスタンクで3ヶ月、瓶で4ヶ月熟成 13度
カンパーニャを代表するD.O.C.G. 白。ワインフレッシュでミネラル溢れる果実味。
’21フィアーノ ディ アヴェッリーノ¥2.420-
(辛口)畑は、ラーピオにあり、標高570m。南西向きで、粘土質石灰岩土壌、ミネラルが豊富です。フィアーノは花を思わせる要素があり、エレガントです。平均樹齢は11年です。ギヨー仕立て、裁植密度は5
,200本/haです。10月上旬〜中旬に選別しながら収穫します。温度管理したステンレスタンクで発酵させ、さらに4ヶ月熟成させます。緑がかった輝きのある黄色、桃の花のエレガントなアロマ、ローストしたヘーゼルナッツの香りがあります。フレッシュな味わいの中にミネラルの要素が感じられます。ラベルの絵は、カスタニェッレ(カスタネットの一種)です。 ファットリア
パガーノ イタリアD.O.C.G. カンパーニャ ステンレスタンクで4ヶ月熟成 13度
樽熟成による複雑さが楽しめる単一区画「カミー」からのワイン
’20マディラン カミー¥3.100-
(フルボディ)濃いガーネット色、完熟したカシスやラズベリー、ブラックベリーの豊かで複雑なアロマが広がります。タンニンは非常にやわらかく滑らかです。果実のフレイバーと共に、樽からくるスパイス、香ばしいニュアンスが心地良く感じられます。丘の上部から中腹の急斜面の区画「カミー」からのワイン。面積は7haで、粘土と砂利土壌、南向きの日当たりが良い畑で、たくさんの作業が必要です。ここで育つ葡萄からはパワフルなワインが出来ます。仕立てはギヨー サンプル、栽植密度は4
,400本/ha、平均樹齢は30年以上、収穫量は55hL/haです。100%除梗します。発酵前に48時間コールド マセレーションを行い、アロマを抽出します。25度に温度管理しながらステンレスタンクで30日間発酵させます。500Lの樽(2回、3回使用樽)で12ヶ月熟成させます。樽は木の香りが付き過ぎず、良い熟成をするのに適しています。 ドメーヌ
ラウゲ A.O.C.南西地方 タナ80%、カベルネ フラン20% 500Lの樽で12ヶ月熟成 14度
コンクリートタンクで発酵、熟成を行うことで果実味を引き出しています
'20マディラン "19.10"¥2.420-
(フルボディ)しっかりと濃いダークレッド、カシスやブルーベリーなど黒い果実のコンポートを思わせるアロマが広がります。口に含むと、アロマと同じ黒い果実のフレイバーが感じられ、さらにスパイスやリコリスの要素が混ざります。口当たりは丸みがあってエレガントです。余韻にはシルクのようにしなやかなタンニンが感じられる、非常に調和のとれたワインです。
粘土と砂利土壌で、ピレネー山脈に面した丘陵地の南向きの斜面中腹から下段の畑です。仕立てはギヨー サンプル、栽植密度は4 ,400本/ha、平均樹齢は25年以上です。
収穫量は40hL/ha。100%除梗します。発酵前に48時間コールド マセレーションを行い、アロマを抽出します。その後、25度に温度管理しながらコンクリートタンクで21日間発酵、さらにコンクリートタンクで12ヶ月熟成させます。
ワイン名の「19.10」はシルヴァンの祖父の生まれ年を示しています。 ドメーヌ ラウゲ A.O.C.南西地方 タナ70%、カベルネ フラン30% コンクリートタンクで約12ヶ月熟成 14度
補助品種として使われることが多いプティ クルビュを主体に、樽熟成で仕込む個性的なキュヴェ
’21パシュラン デュ ヴィック ビル セック ロレ¥3.630-
(辛口)トロピカルフルーツや白い花が混ざる豊かなアロマが広がります。しなやかでフレッシュ、集約のあるしっかりとしたボディがあります。シルキーでやわらかい口当たり、調和のとれた酸が感じられます。フルーティでしっかりとした骨格がありパワフルですが、バランスが取れています。
森の近くにある3haの単一畑「ロレ」は、粘土と砂利の深い土壌で、水はけがよく、ボリュームを与えます。仕立てはギヨー、栽植密度は4 ,000本/ha、平均樹齢20年以上です。収穫量は25hL/ha、100%除梗します。発酵前に低温で18時間スキンコンタクトを行い、果皮からアロマを抽出します。圧搾後、コンクリートタンクに移し、16〜18度で28日間発酵させます。途中で500Lの樽に移し、発酵を終えます。樽で8〜9ヶ月、バトナージュしながら熟成させます。 ドメーヌ
ラウゲ A.O.C.南西地方 プティ クルビュ90%、プティ マンサン10% 樽で8〜9ヶ月熟成 14度
スタンダード キュヴェよりも3ヶ月長く熟成させることで、さらに味わいに深みが増しています
’21ブランケット ド リムー キュヴェ プレスティージュ ブリュット¥2.530-
(辛口)淡い麦わら色。花やレモン、メロンの香り。生き生きとしてクリーミー、バランスの取れた舌触りと味わいを感じさせます。オーナーのミシェルの息子ニコラが、ロジェ家の伝統を引き継ぎながらも、自分らしさもある新しいワインを造ろうと手掛けたブランケット ド リムー。畑は、リムー地区の日当たりのよい丘陵にあります。海洋性気候で、石灰質粘土土壌の斜面、標高300mです。8月末〜10月半ばに収穫します。収穫量は50hL/ha。全房圧搾の後、18度に温度管理して、15日間発酵させます。試飲して、ブレンドします。酵母と糖分を添加して瓶詰めし、瓶内二次発酵させます。12ヶ月熟成させます。メゾン ロジェ(FA ̄
769)との違いは、熟成期間が12ヶ月であるということです。3ヶ月の差ですが、ワインはボトルの中でも様々な変化をするので、味わいに違いが出てきます。より複雑味があります。 ドメーヌ
ロジェ A.O.C.ラングドック ルション モーザック、シャルドネ 12度
リブルヌ ̄ モンターニュで50年以上続く醸造学校が所有。丸みがあり、目の詰まった果実味が楽しめます。
’15ガイア ド グラン バリル¥2.970-
(フルボディ)カシスを思わせる黒い果実のアロマとスパイスの要素がうまく混ざり合っています。丸みがありたっぷりとした口当たりがあります。
葡萄畑はリブルヌ ̄ モンターニュの醸造学校が所有しており、この学校で学ぶ生徒達がプロの指導を受けながら造っているワインです。
オーガニック栽培を実践しており、葡萄の平均樹齢は30年です。コンクリートタンクで12ヶ月熟成させています。A.O.C.ボルドー メルロ ユーロリーフ コンクリートタンクで12ヶ月熟成 13度
太平洋から冷たい風の吹く、渓谷の中で一番涼しい畑です
’23ソーヴィニヨン ブラン グラン レセルバ ¥1.980-
(辛口)輝きのあるグリーンかかった黄色。洋ナシ、レモン、グレープフルーツの柑橘系の果実の繊細なアロマ、この品種らしいハーブや若草の香りとミネラル、かすかにスパイシーなニュアンスも感じられます。口に含むと、フレッシュで非常にバランスがよく、しっかりとした酸とミネラルの風味が感じられます。余韻はやわらかく、素晴らしい持続性があります。
畑は太平洋から冷たい風が吹く、チョルキ渓谷の中で一番涼しい場所にあります。土壌は火山性の堆積土で、地表から1mの深さまではローム質、その下は砂利と石灰質の混ざる土壌となっています。
葡萄の実は日光に当たり過ぎないよう、葉を残しておき、フレッシュさとソーヴィニヨン ブラン特有のアロマを保つようにしています。醸造の全ての過程において、酸化を防ぐようにしています。
10〜12度に温度管理しながら、ゆっくりと発酵させ、豊かな柑橘系の果実やミネラルのアロマを引き出します。発酵後、約2ヶ月澱と共に寝かせます。 トレス
パラシオス チリD.O マイポ ヴァレー ソーヴィニヨン ブラン 13.00度
二回に分けて収穫することで、酸と果実味のバランスをとります
’21シャルドネ グラン レセルバ ¥1.870-
(辛口)輝きのある黄金色、パイナップルやマンゴーを思わせるトロピカルフルーツのアロマ。口に含むとフルーティでフレッシュ、しっかりとした酸とミネラルのノートが感じられます。冷涼な気候がもたらす、しっかりとした心地よい酸、長い余韻があります。 海洋性の冷涼な気候のため、フレッシュで豊かなアロマを持つ葡萄が出来ます。葡萄が日光に当たり過ぎないよう、葉落としは最小限にします。
収穫の数日前のみ房全体に日光を当て、葡萄が充分に熟すようにしますが、焼け過ぎてアロマの要素を失わないように気を付けます。1度目の収穫の10日後に、2度目の収穫をします。
最初に収穫する葡萄にはフレッシュな果実味と心地よい酸を、2度目の収穫にはトロピカルなアロマを持ったより熟した葡萄を求めます。このように収穫時期を分けることで、豊かな果実味と酸のバランスがとれるようにします。
発酵前にコールド マセレーションします。18度に温度管理しながら12日間ステンレスタンクで発酵させ、その後マロラクティック発酵させます。発酵後、澱と共に2ヶ月タンクで寝かせ、さらに6ヶ月瓶で熟成させます。
また、全体の15%は樽で発酵、熟成させます。樽の風味を付けるためではなく、複雑さとクリーミーなボディを与えるためです。
使うのは225Lのフレンチオークの樽です。トレス パラシオス チリD.O マイポ ヴァレー シャルドネ ステンレスタンクで澱と共に2ヶ月、全体の15%は樽で熟成 13.00度
サン ドーナチの畑で有機栽培されたシャルドネによるオーガニックワインです
’22エコシステマ シャルドネ ビオロジコ¥2.100-
(辛口)グリーンを帯びた輝きのある淡い麦わら色、フレッシュで、熟した桃や洋梨の甘くフルーティなアロマに柑橘系の要素が混ざります。口当たりは繊細、心地よい酸があり、非常に調和のとれた味わいです。
サレントの南部に位置するブリンディシのサン ドーナチの畑で有機栽培されたシャルドネによるオーガニックワインです。葡萄樹は垣根仕立て、剪定はギヨー、栽植密度は4
,500本/haです。
8月下旬に収穫します。除梗し、やわらかくプレスします。15度の低温に温度コントロールされたステンレスタンクで10日間発酵させます。ステンレスタンクで4ヶ月熟成後、ボトルで1ヶ月寝かせます。 カンティーネ
パオロレオ イタリアI.G.P. プーリア シャルドネ ICEA、ユーロリーフ ステンレスタンクで4ヶ月熟成 12.50度