食感は、まさに「野生の山葡萄」であり、個性的な味わいや香りを醸し出します。第一印象が、森の香りだったり、下草の香りだったり、土臭さだったりします。とても、個性的な品種です。

’15 満月の葡萄酒 ¥2.680−現在は扱いなしです。

満月の葡萄酒」のデビューは、2009年12月のことです。わずか4日で完売しました。全国各地から注目され、注文が殺到いたしました。まさに「幻のワイン」となりました。そして、翌年5月満月の日、全国のファンがお待ちかねの瓶内熟成された「満月の葡萄酒」が限定発売され、瞬く間に完売となりました。今や、ワインファン注目のワインとなりました。月のリズムにこだわったワイン造りも定着してまいりました。そして今回6月にリリースする2012年ヴィンティージは、猛暑で乾燥した年となり、ワインにとっては、最高のヴィンティージとなりました。
 
●葡萄の栽培・収穫
秋田県横手市大森の「保呂羽カントリーファーム」(佐々木敏明代表)は、こだわりの自然派農法栽培です。28年前の開墾当時から、除草剤、化学肥料は一切使用しない「リュット・リゾネ」農法に徹します。土壌は多くの微生物やミミズ、モグラなどを良く見かけます。葡萄畑は、虫などの生物が多く、鳥や爬虫類などが、それらを餌とするため、生態系が維持されています。葡萄栽培農家で、ここまで「自然派栽培」にこだわる農園は、秋田県では佐々木敏明さん以外見当たりません。
 
この土壌に適した葡萄品種が、山葡萄との交配品種である「国豊3号」です。「国豊3号」は、大人気の「さくらワイン」の原料として使用されています。食感は、まさに「野生の山葡萄」であり、個性的な味わいや香りを醸し出します。第一印象が、森の香りだったり、下草の香りだったり、土臭さだったりします。とても、個性的な品種です。
  2012年も、フランスのビオディナミカレンダーや日本の農業カレンダーに基づき、潮
汐力の高まる「満月」期や「新月」期の剪定、収穫にこだわりました。科学的には、解明されておりませんが、昔からの経験則により「満月」や「新月」の収穫がヨーロッパではよく行われており、「月」の不思議な引力やパワーは、作物に影響を与えているようです。ミステリアスであり不思議なことでもあります。そして「満月」は、なぜか多くの人々を惹きつける魔力をも持つようです。実際、フランスでも、DRC(ロマネ・コンティ)やルロワといった優れた醸造家が「月」の潮汐力を利用して栽培・収穫、さらには醸造にまで応用しております。
  
●収穫日
  国豊3号  収穫日 9月29日、9月30日(満月)、10月1日(望月=十六夜)の満月期
  小公子   収穫日 8月30日日(十四夜)、8月31日(満月)、9月1日(望月=十六夜)、の満月期

 このワインのアッサンブラージュは、国豊3号 90%、小公子 10%。ワインの法制上は、「国豊3号」だけでも名乗れますが、セパージュ(品種)を明記し、その比率(パーセント)も表示します。小公子を10%使用した理由は、外見上の色合いを濃くすることと、少しのコクをワインに与えるためです。しかし、10数%以上アッサンブラージュすると小公子色が強くなり、「国豊3号」の個性が薄まるため、10%が限界と判断したことによります。

ご注文、お問い合わせは*商品名をコピーして
各ページの下段ご注文メールをクリックして貼り付け、本数を入れてお送りください。

お手数おかけしますが、よろしくお願いします。mail