2022ボージョレイ.ヌーヴォ解禁

■ボジョレー・ヌーボーとは■
Beaujolais Nouveauと書きます。Beaujolaisは地名、Nouveau(ヌーヴォー)は新しいという意味。つまり、フランスのボージョレ地区の出来立ての新酒ワインのことです。読み方はボージョレでも、ボジョレーでも大丈夫です。ブドウ品種はガメイを使用します。
ボジョレー・ヌーボーの解禁日は、毎年解禁日は、11月の第3木曜日と定められているのですが、これは新酒を競って早く販売しようとする競争を避け、品質を維持するため。とは言え、9月頃収穫したワインを11月半ばには販売するわけですから、相当な急ピッチで醸造しなければ間に合わせることが出来ません。
そこで「マセラシオン・カルボニック」と呼ばれる醸造法がとられます。これは醸造タンク内を炭酸ガスで充満させることで果実に圧力をかけ、色素等を素早く抽出するもの。副産物としてボジョレー・ヌーボーのあのイチゴ・キャンディのような甘い香りが生じ、しっかりと色素を含みながらタンニン分の少ない、軽くフレッシュなワインに仕上がります。

今回、どれを扱うか、迷いましたが、下記の様に決めました。

メーヌ.ルーデュモン

「年に1回きりのものだからこそ、飲んだ人がワインを好きになるきっかけとなり得るような、ワインとしておいしいヌーヴォーを造りたい」というのが、仲田さんの変わらぬ信念です。

「ルー・デュモン」のボージョレ・ヌーヴォー、17年目のリリースです。
今年のヌーヴォーは、仲田さんがこの8月14日に、50歳の「知命」(五十にして天命を知る)を迎えるにあたり、Lou Dumont (オレンジラベル)の「2020年ヴィンテージの赤ワインのすべてのAOP」の熟成に使用した樽で熟成させる、特別記念作品です。

大学生時代にアルバイト先のフレンチレストランでワインに出会い、「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を抱いた青年は、1995年、頼るつてもなく単身渡仏。フランス語の勉強をしながら各地の醸造家の門を叩いて修行を重ね、2000年7月7日、ブルゴーニュの地にルー・デュモンを設立しました。

仲田氏のワイン造りの特徴は、日本人的、職人的と言うべき、細部まで徹底的にこだわる仕事への執念。仕込むワインのテロワールや個性を研究し尽くした上で、樽の選定眼や熟成方法を駆使してワインを磨き上げます。

「ボジョレー・ヌーヴォー ヴィエーユ・ヴィーニュ」は、畑は「Saint Verand」村近郊の古樹単一区画群より樹齢70年以上の樹から生まれる凝縮した小粒のぶどうから、あらゆる点にこだわり造られます。

「年に1度のお祝いだからこそ」-現代美術家ジェラール・ピュヴィスの特製ラベル、重厚ビン「レジェンド・アンティーク」の使用等、パッケージデザインにもこだわっています。

’22 ボージョイレイヌーヴォ.ヴィエイユヴィーニュ 4.500-
ブルゴーニュの日本人醸造家、仲田晃司氏が造るボジョレー ヌーヴォー2018年1月NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演したブルゴーニュの日本人醸造家、仲田晃司氏が造るボジョレー ヌーヴォー V.V. です!
「ガメイは、完熟が命」畑は「Saint Verand」村近郊の、樹齢約70〜95年の計10の古樹単一区画群です。そして「ガメイは、完熟させてはじめて、その真価を発揮します。そのためにはどうしてもヴィエイユ ヴィーニュでなければなりません」が仲田さんの信念です。
また「年に1度のお祝いだからこそ」−現代美術家ジェラール ピュヴィスの特製ラベル、重厚ビン「レジェンド アンティーク」の使用等、パッケージデザインにも仲田氏はこだわります。

■テクニカル情報■
★シスト表土で花崗岩質と砂質土壌。樹齢約70~95年のVV
★実質ビオロジックのリュット・レゾネ栽培
★収量約50hl/ha。手摘み収穫時、運搬前、発酵前の3回選果
★セメントタンクにて6日間のマセラシオン・カルボニック
★シャサン社製「グラン・ファン」の樽で熟成(新樽率10%)の予定
★澱引き時に粗目の珪藻土フィルターを使用
★ノンフィルターでの瓶詰め時に、最小限のSO2を添加
★ラベル背景の文字のどこかに「天・地・人」が入っています。

■仲田さんより2022年ヴィンテージレポート (2022年7月11日付)■

平年並みの冬の後、今日まで、安定して気温が上昇してきました。4月に発生しやすい霜害もほとんどなく、また、1月から5月まで乾燥した気候が続いたためカビなども発生せず、非常に健全な状態で、例年より3週間ほど早い5月上旬に開花を迎えました。6月も晴天続きで、乾燥による水不足が心配されはじめましたが、必要な時に必要な量、まさしく恵みの雨が降りました。病害もなく、雹も降らず、完璧な6月となりました。

高台区画ゆえの開花時の昼夜の温度差によって、今年もクリュール(花ぶるい)が多く発生し、大部分のぶどうがミルランダージュ(非常に凝縮した小粒のぶどう)になりました。私は2006年から公式にヌーヴォーを造りはじめたのですが、7月上旬の現時点までで言えば、今年は2015年や2019年はもちろんのこと、過去最高だった2020年ヴィンテージをも凌駕する、「神がかった年」です。

1ヶ月半後の収穫までこのまま理想的に推移すれば 私の過去17ヴィンテージの中で最高品質のワインになるのはもちろん、ボージョレ全体でも、「過去100年間で最良のヴィンテージ」を「上書き」することになると思います。開花日から計算した収穫開始予定日は8月25日頃ですが、私は10日ほど遅らせて、9月3日頃の収穫開始を予定しています。「ガメイは、完熟が命」ですので。

■仲田さんより2022年ヴィンテージレポート (2022年8月22日付)■

7月も晴天に恵まれました。ただ雨が降らなかったため水不足となり、根に近い辺りの葉っぱが黄色くなったり、ぶどうの成熟が遅くなったりといった影響が見られました。また、連日30度を超し、38度まで上昇した日もあったため、一部干からびてしまうぶどうも出ました。8月に入ってからも同様の天候でしたが、先週今週とまとまった雨が降り、水不足は解消されました。

この週末に撮影した畑の画像をお送りします。ご覧の通り、葉もぶどうも本当に健康で、素晴らしい状態です。開花日から計算した当初の収穫予定日よりも1週間ほど早い、8月17日に収穫が解禁となり、標高の低い平地では収穫がはじまっております。

私は9月3日頃の収穫を予定しておりましたが、逆にさらに遅らせて、9月8日頃を予定しております。前回のレポートでお伝えしました通り、今年は歴史的なグレードヴィンテージになりそうですので、一切妥協せず、ぶどうの「最高度」の完熟を待つことにいたしました。収獲が完了し醸造が一段落しましたら、またご報告申し上げます。

ルイ テット

樹齢100年以上の貴重なヌーヴォー!1本の樹に2房しか実を付けない、他にはない凝縮感と深み
樹齢100~110年のブドウが使用された最上級プレミアムヌーヴォー 1本のの樹に僅か2房!若木にはない凝縮感と充実感

僅か3.3haしかなく、樹齢が100年を超えているため枯れてしまうブドウ樹もあり、生産量は毎年減り続けています。古木のため1本の樹に2房しか実を付けず、生産量もごく限られてしまいますが、その凝縮感や風味は若木にはない充実感を備えています。 清澄も濾過もしていません。古樹は若い樹よりも付ける実が少なく、地層深くまで根が張っているため、他の葡萄では出せない凝縮感と味わいの深さがあります。ろ過も清澄も一切せずに、ブドウの持ち味そのままの素晴らしい味わいを堪能できます。

専門家からの評価も高い、安定した品質のルイテット社が、このヌーヴォーのためだけの特別な畑から造られる、凝縮感あふれる最上級プレミアムヌーヴォー。サントネールとは100年という意味。樹齢100~110年のブドウ樹が使用されています。

’22ボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォー キュヴェ サントネール ルイ テット ¥4.500-
ボジョレーのワインのみを専門に扱う生産者として定評のあるルイ・テット。2019年までボジョレー・ヌーヴォー唯一のコンクール、トロフェ・リヨンで3年連続金賞に輝き、昨年2020年は見事グランプリ・トロフィーを受賞した名門生産者です。

「そのボジョレー ワインの選択眼は他の追随を許さず、一目置かれている。」「ワインは、果実味を最大限に引き出すため低温で発酵。その結果ワイン自体の骨格もしっかりとしいたものになっている。」
(セレナ サトクリフ著ブルゴーニュワインより)


ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌ
ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌはクリュ・ボージョレをも凌ぐといわれるペレオン村を代表する自 然派の造り手です。現当主ブルーノ・ベレールは、減農薬農法を用いた自然派で、グラ ンクリュに匹敵する品質の高い葡萄畑を守り続けています。これまでのヌーヴォーのイメ ージを一新する力強い味わいと奥深さは、世界中で高い評価を受けています。

≪ワイン・アドヴォケート196号≫長期熟成に強いという特色を持つマドンヌのワイン。 その格別なワインは、作り手の品質へ拘りの強さとル・ペレオンの勾配の険しいブドウ畑 の卓越したテロワールを証明するものである。

’22マドンヌ ボージョレー・ヴィラージュヌーヴォー ¥3.600-
ボジョレーでもいち早く【グリーン・ハーヴェスト】を採用し、完熟濃厚のブドウを収穫する際には、房ではなく実の選別を行い、 さらには、あのロマネコンティのある本場コート・ドニュイで使用されるような豪華選別台を使用したセラーで、さらにブドウを厳選した、まさに超極上のブドウ100%でのヌーヴォー造りを開始!!。% さらに、そのブドウが栽培される畑もボジョレーで11番の特級畑になるといわれる最も有力な「ル・ペレオン」で栽培!!。中でも標高が平均400mの高い位置に畑を持ちブドウ実がじっくり成熟し、また完全に熟した実だけ目 とるのがポリシーなため、多くのボージョレの造り手も収穫が1~2週間遅くなる徹底ぶり!!。しかもそれ最高七度の選別で凝縮した完熟ブドウだけを厳選して用しているという、本当に驚愕のスペック!!。よ それを自然酵母によって、マセラシオン・カルボニックではない、ほぼ自然発酵で、平均的なボジョレーの2倍の発酵期間で醸造です!!。

ワインスペクテーター誌 ヌーヴォー史上最高得点 88 点を獲得!(2009 年ヴィンテージ:第 1 位) ワインスペクテー ター誌 2005 ・ 2009 ・ 2014 ・ 2016 年: 1 位 / 2008 ・ 2011 ・ 2018 ・ 2020 年: 2 位 / 2013 ・ 2019 年: 3 位 ワイン・アドヴォケート誌、ウォール・ストリート・ジャーナル誌でも高い評価を受けています。
□ 平均樹齢:35 年(1880 年代に植えられた樹齢 120 年以上の区画もあり) □ 平均収量:30~35hl/ha(樹齢 100 年以上の古樹は 10~20hl/ha 程の低収量) □ 栽培:リュット・レゾネ方式(減農薬農法)を採用 / 3ha 程の区画でビオディナミ農法を実施しています。
□ 醸造:10~14 日間の長期マセラシオンで香味成分をしっかりと抽出。天然酵母のみを使用し自然発酵。 ※マセラシオン・カルボニックの手法はとらず、長期熟成型のブルゴーニュワインとほぼ同様の醸造方法です。

■ 2022 年ヴィンテージ・レポート:当主ブルーノ・ベレールより
■<2022 年 6 月 29 日現地情報> 「生育シーズンが始まってから今日まで、ブドウの生育は順調に進み、 現状にとても満足しています。暑すぎず、寒すぎず、風も強すぎること はなく、理想的な環境下で開花が始まりました。適切な時期に雨に恵 まれ、現在、ブドウの樹は、良好な健康状態を維持しています。この まま素晴らしい気象条件が続けば、十分な収穫量が見込まれます。 今年は、例年より早い収穫時期を迎えることが予想されます。そうな れば、いつもより時間的に余裕をもってヌーヴォー造りに専念できる でしょう。」

●100年以上前からの生産者●

 100年以上前から生産されてきました。ブドウの平均樹齢が45年、中には120年のも。

 このボージョレーはどうしてもほしい。
 知人のフランス人員ポーターが、なんと15年かかってくどき、2009年より日本にも輸入できました。

 2010年から毎年のように、アメリカの著名なワイン雑誌「ワインスペクテイター」のボージョレー特集でNO.1にも輝いています。世界的にも注目されているボージョレーヌーボーであります。

 今年は丸河屋酒店でも9年目となります。

 伝統のプライドを守る誇り高きボージョレー、是非1本お飲みいただきたいです。

●元ジョルジュブフッフの醸造長の息子が作ります●

 輸入会社の方(フランス人)が15年かかって、ようやく日本への輸出を承諾。こういうボージョレーヌーボーもあるのですね。

 ボージョレーヌーポーらしからぬ、味の濃さが持ち味。
 フランス人のプロが通いつめただけの価値はあります。

 ほとんどのボージョレー地域のブドウ農家は生産量の90%をヌーボーとして販売します。ヌーボーだったら売りやすいし、売れちゃうんですね。

 しかし早飲みのワインゆえの悲しさがあります。それは熟成がきかないことです。

 一般的なボージョレーヌーボーはジュースのような軽快が持ち味で、本格的な赤ワインとは一線を別にしています。

 ドメーヌ・ラ・マドンヌは商業主義が嫌いで味の薄いヌーボーは造らずに、他の地域とも勝負するような本格的なボージョレーの赤ワインを造ってきました。

 ドメーヌ・ラ・マドンヌのボージョレーヌーボーがどうしても欲しいと15年通い続け、味の濃いままの状態でヌーボーとして日本に輸出するようにくどきました。

 斜度がきつい葡萄畑は日照のよい丘の上にあります。機械が持ち込めずに、手作業でやらねばなりません。

 グリーンハーベストと言って、余分な葉っぱを取ったり、摘果したりして風通しよくします。

 彼の父親はかの有名なジョルジュブフッフの醸造長をしていました。

 日照も十分で乾燥していることもあり、昼夜の寒暖の差があります。このことがワインを濃縮しているひとつの要素です。

 収穫も他の畑よりも1~2週間ずらすことも行なっています。











●世界中のワイン専門誌で絶賛の嵐●

 ドメーヌ・ド・ラ・マドンヌはクリュ・ボージョレをも凌ぐといわれるペレオン村を代表する自然派の造り手です。

 現当主ブルーノ・ベレールは、減農薬農法を用いた自然派で、グランクリュに匹敵する品質の高い葡萄畑を守り続けています。これまでのヌーヴォーのイメージを一新する力強い味わいと奥深さは、世界中で高い評価を受けています。
≪ワイン・アドヴォケート196号≫
 長期熟成に強いという特色を持つマドンヌのワイン。その格別なワインは、作り手の品質へ拘りの強さと、ル・ペレオンの勾配の険しい葡萄畑の卓越したテロワールを証明するものである。
 ワインスペクテーター誌
 ヌーヴォー史上最高得点88点を獲得!(2009ヴィンテージ第1位)
 ワインスペクテーター誌
 2005・2009・2014・2016年:第1位 / 2008年:第2位 / 2011・2013年:第3位 /2012年:第4位!
 ワイン・アドヴォケート誌
 ウォール・ストリート・ジャーナル誌でも高い評価を受けています。


今回初めてロゼをとりました。

2021年は品評会で金賞受賞しています。

今年初登場!飲む前から気分が上がる、キュートなラベル♪ パンや焼き菓子と一緒に楽しむのもOK!

ウサギでも犬でもない、パリ発の人気キャラクター♪  ◆「リサとガスパール」のヌーヴォーが初登場!!

キャップシールにはハートまで入ったキュートなデザインで、飲む前から気分が上がります(^_^)v

◆ラベルに描かれているように、パンや焼き菓子と一緒に楽しむのもOK!

とっても仲良しなリサとガスパールのように、皆さんも家族や友人、恋人など、大好きな人と一緒に、「Sante(乾杯)!!」してください♪

*ちなみにリサとガスパールの正体は…「とびきりキュートなパリの住人」だそうです♪(公式HPより)

「リサとガスパール」とは1999年にフランスで出版が開始されたフランスの絵本作品に登場するキャラクターで、パリ生まれ、パリ育ちの架空の動物です。日本では2000年から現在まで計40タイトルの絵本が発売されており、累計発行部数は200万部以上(2019年4月現在)に及びます。作者のアン・グットマンとゲオルグ・ハレンスレーベンが描き出す、やわらかな質感の絵とお茶目で元気でいたずら好きなキャラクターが人気のシリーズです。様々なフランス関連イベントのイメージキャラクターに採用されたり、特に20代から40代の女性に、大変な人気を博しているキャラクターです。


’22ボジョレー ヌーヴォー ロゼ
リサとガスパール.ヴィニュロン デ ピエール ドレ
¥3.700-
ROSEワイン 新酒 辛口 ライトボディ 産地フランス ブルゴーニュ ボージョレ 品種ガメイ100%
生産者:ヴィニュロン・デ・ピエール・ドレ ボージョレ南部の、花崗岩質・砂質・粘土石灰土壌の畑より 平均樹齢40年 直接圧搾法